原文(投稿日:2011/02/08)へのリンク アジャイル手法に関してよく質問されることのひとつに,"アジャイル開発の契約はどのようにすればよいのか",というものがあります。 従来のウォーターフォールモデル手法,すなわち要件を定義し,サプライヤが (自身の要求解釈とコスト見積に基づいて) 価格を提示して,両者が法的拘束力を伴う契約書にサインする,というやり方は,企業が何かを購入する場合にはとても都合のよいものです。 サインが完了すれば,次は開発期間です。開発のスコープ内に実際にあるものは何か,何が範囲外なのか,契約変更を要するものは何か,などについて全員で議論します。そうこうしているうちに開発作業が完了します。白熱した議論を繰り返した後,顧客がソフトウェアを正式に受け入れれば支払いが行われます。そして顧客は 200kg のソフトウェアを,サプライヤはお金を手にいれて,全員が – あるいはほ
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