昔、大分県の宇佐市・豊後高田市に住んでいたとき、近所にある各所史跡をみつけては、足を運んでいました。でもその当時は、図書館などの資料を調べて、どこにどんな史跡があるのか下調べしてから史跡を探す…など、行なっていませんでした。 そのため、長い間住んでいた地域でも、まだまだみつけていない史跡がゴロゴロとあります。大分県に用事があり、そのついでに足を運んだのが、今回ご紹介する下市磨崖仏(しもいちまがいぶつ)です。 場所:大分県宇佐市安心院町下市 座標値:33.442511,131.350398 室町時代作の阿弥陀如来坐像(右)と薬師如来立像(左) 「安心院」と書いて「あじむ」と呼ばれる町の、北端にこの磨崖仏は祀られています。不動明王坐像を中心にぜんぶで10体、岩壁に仏様が刻まれており、10体を総称して下市磨崖仏とされます。下市というのは地名からつけられたようです。 室町時代作の不動明王坐像 室町
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