アマゾン ウェブ サービス ジャパンは、2024年6月、国内最大の年次イベントである「AWS Summit Japan」をハイブリッドで開催。150を超えるセッションが展開された。 本記事では、戸田建設によるセッション「プログラムを書けないゼネコン社員が、3年でどこまでやれるのか ~戸田建設の技術的自立と現場力の向上~」をレポートする。登壇したのは、コーポレート本部 ICT 統轄部 DX推進室 室長の佐藤康樹氏だ。 戸田建設が注力するのが内製化の推進による、現場力の強化だ。IT未経験の同社社員が、AWSの支援サービスや“三種の神器“と呼ぶサーバーレスの基本サービスを活用して、自らシステム開発ができるようになった背景が語られた。 最前線の社員が開発した、現場の課題を解決するプラットフォーム 戸田建設が、DX推進課を新設して、内製化に注力し始めて約3年。その成果のひとつとして生まれたのが、業務