東日本大震災の津波で流された写真や位牌(いはい)など「思い出の品」を持ち主に返す陸前高田市の活動が、予算不足を理由に22日で終了する。市から事業を委託されている一般社団法人「三陸アーカイブ減災センター」の秋山真理代表は「寄付を募るなどして活動を続けたい」と話す。 活動は2011年8月から厚生労働省の「震災等緊急雇用対応事業」を利用してスタートした。震災後に回収された持ち主が分からない写真などを、市内のプレハブ施設に保管・電子データ化。県内各地で返却会を開き、持ち主が分かる度に渡してきた。今夏は、東京と仙…
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