オープンソースの大学教科書出版社、米Flat World Knowledgeは8月20日(米国時間)、2009年秋の新学期に350大学の約3万8000人の学生にサービスを提供すると発表した。生徒数は2009年春から38倍に急増、今後取り扱う学科も増やすという。 Flat WorldはDRMフリーでデジタル教科書を提供するベンチャー企業。オンラインでは完全に無料で教科書を利用できる。特徴は、「Amazon Kindle」のような専用端末ではなくWebブラウザを利用することで縛りをなくした点、章単位で利用できる点。有料版のオフラインでは、PDFダウンロードは19.95ドル、印刷物は白黒が29.95ドル、カラーが59.95ドル。1学級あたり1学生のコストは18ドルまで抑えられ、通常の教科書と比較して82%のコスト減を実現するという。 同社によると、2009年春は30大学1000人だったのが、秋の
オンライン百科事典「Wikipedia」などを運営する非営利団体Wikimedia Foundationは8月20日(米国時間)、米Hewlett-Packard(HP)の共同設立者の1人が運営する基金The William and Flora Hewlett Foundationより50万ドルの寄贈を受けることを発表した。 The William and Flora Hewlett Foundationは、HPを共同で設立したWilliam Hewlett氏夫妻が開始した基金。約63億ドル規模の資産を持つという。 今回のWikimedia Foundationへの寄贈は、同基金が力を入れている教育分野の一部に位置づけられる。同基金は教育リソースの無償化を目標とするイニシアティブ「Open Educational Resources」を推進しており、2001年よりこの分野に合計1億ドル以上
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く