ハッシング+リンクトリスト 「第3回:ソースでわかる!ハッシング」でハッシングとリンクトリストを組み合わせたものを紹介しました。今回はそのプログラムを紹介しますが、実はその本体はこれまでに紹介したものばかりです。1本のリンクトリストを扱うプログラムは第1回に紹介しました。これをハッシュ値が同じもの同士をひとつのリストにするようにして、複数のリストを作って管理するのがこの方法です。 第3回の最後にハッシングとリンクトリストを使ったプログラムのinsert()関数を紹介しましたが、ハッシング機能のモジュールの全体を図1-1に示します。ハッシュ関数h()のほかに、このハッシュテーブル+リンクトリストの構造を使った登録insert()、検索search()および削除delete()の機能を加えています。 テストプログラムを含めたプログラム全体はこちら(http://www.thinkit.co.j