概要 リモートコード実行の脆弱性 (CVE-2016-10074) に対応するために SwiftMailer 5.4.5 がリリースされました。脆弱性の条件に該当するプロジェクトはバージョンアップやアプリケーションの修正が求められます。 該当するプロジェクト sendmail もしくは sendmail と互換性があり、-X オプションが利用可能であるプログラムを使う (postfix は -X を無効にしている) From、Sender、ReturnPath フィールドの値にユーザーからの入力を使う lsmith さんのツイートによれば、Symfony の場合、transport で smtp の代わりに mail を使っているプロジェクトが該当します。 検証コード 脆弱性を説明するドキュメントに記載されているコードは次のようなものです。 // sender フィールドをもつ問い合わせフ