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菊地成孔に関するmasakiishitaniのブックマーク (4)

  • 2005-07-05

    (右:参考画像 デューク・エリントン『極東組曲』ジャケット) I 先ほど、「他者」としての「場所」であるエキゾティシズム、「他者」としての「肉体」であるエロティシズム、「自意識」にたいする「他者」としての「無意識」という話をしましたけれど、エキゾティシズムにはもうひとつの要素があると思います。それは「他者」としての「時間」という要素ですね。『南米のエリザベス・テイラー』を聴かせて頂いてわたしは、「時間」を「時間」が内包するような意識、というものを感じたのですけど、菊地さんは音楽における「時間」の問題をどう捉えていらっしゃいますか。 K それはぼくにとっては完全に音楽の構造分析をめぐる問題になってしまいますね。きょうはこんな場所に来ていて、(藝大の)学生さんも多いと思うので、話してしまいますけど、エキゾチックにも二種類あると思うのですね。まずこれを聴いてください。 〔デューク・エリントン『極

    2005-07-05
    masakiishitani
    masakiishitani 2005/07/07
    21世紀のエキゾティシズム/エロティシズム~ レポート:第4回
  • 2005-07-04

    (右:参考画像 タンゴ用シューの一例) I 20世紀に入りまして、閉塞的なアートを賦活させるために、エキゾチシズムを用いるということが西欧では流行しますが、代表的なものとしては、1931年のパリで開催された国際植民地博があります。同様の催しはロンドン、アムステルダムなどでもありました。このパリでの植民地博については、パトリシア・モルトンの著作(『パリ植民地博覧会―オリエンタリズムの欲望と表象』)でもつぶさに述べられていますけれど、バーセルヌの森に突然、アンコールワットやイスラムのモスクが現れて、原住民を呼んでしまって、彼らにそこで生活させてしまう。生活そのものを持ち込むということで、動物、原住民、西洋人というヒエラルキーを具現化して、西洋文明の絶対的優位を示そうとしましたが、それが裏目に出てしまいます。 K モダニズムですね。「文明」と「未開」の二項対立という。 I はい。20世紀の二つの

    2005-07-04
    masakiishitani
    masakiishitani 2005/07/07
    21世紀のエキゾティシズム/エロティシズム~ レポート:第3回
  • 2005-07-03

    (右:参考画像 現在のアマゾナス劇場) 伊藤俊治(以下I) このジャングルの奥にオペラハウスを作る、という壮大な夢に挑んだフィツカラルドという男の物語ですが、今日は映像を用意してますので、今(スクリーンに)かかっているのはビデオの映像ですけれども、DVDをかけてもらえるかな。えーとこの映像を観ながら、少し話をしたいんですけど、ここ、川を下るシーンでですね、原住民の太鼓、これは威嚇の太鼓ですね。この原住民の太鼓に、蓄音機で音楽をかけて対抗しようとする(笑)。 K この蓄音機のあさがおの部分が、これは、大砲というか、鉄砲というか、銃器のかたちをしていますものね。これはまさに音楽による戦争というか。 I そうですね。この『フィツカラルド』の舞台は今から、100年ほど前、1900年前後の話なんですけれども、ブラジルのマナウスというところで。菊地さんの先ほどのお話にもありましたけど、ここで起きたゴム

    2005-07-03
    masakiishitani
    masakiishitani 2005/07/07
    21世紀のエキゾティシズム/エロティシズム~ レポート:第2回
  • 2005-07-02

    上野は東京芸大美術学部中央棟第一講義室で、伊藤俊治教授と菊地成孔の対談を聴いてきました。運良く着席でき、メモを採ることが出来たので、文章としてまとめたいと思います。上手くまとめられるか、わからないけれども...。ちなみにこの対談は東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻の特別講義として開催されました。イベント名は正式には『対談 菊地成孔×伊藤俊治「21世紀のエキゾティシズム/エロティシズム」〜決して行かないこと/決して触れないこと。〜』ですが、上記のように約して記します。 300人近くと思われる大勢の客が、講義室の階段にまで腰を下ろし、室内の温度湿度はすでに共に上昇気味。 菊地成孔(以下K) ぼくはまあ、この、ハイアートっていうんですか、この大学で取り扱っているようなアートについては完全の門外漢で、このキャンパスの向こう(註:音楽学部のことか)に入ろうとして挫折したような人間ですから、

    2005-07-02
    masakiishitani
    masakiishitani 2005/07/07
    21世紀のエキゾティシズム/エロティシズム~ レポート:第1回
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