最近、ベンチャー経営者の友人や知り合いから「ベンチャーキャピタルのA社とB社の違いを教えて欲しい」「銀行系VCと独立系VC、どちらがいいのだろう」というような相談を受けることが増えてきました。 ベンチャーキャピタルは略してVCと呼ばれることも多いので、むしろその響きの方が聞き慣れている人も多いかもしれませんが、先に結論的なことを言ってしまうと、どのVCもさほど変わらないでしょう。経営者にとっては、ひとたび出資を受け入れてしまえば、そのお金を活用していかに事業を拡大していくかの方が圧倒的に重要なので、そのお金の出所うんぬんはほどんど関係なくなるでしょう。端的には、お金には色がない、ということになります。 しかし、VCとの付き合い方にはいくつか注意すべき点があります。今回から何度かに分けてそのあたりを触れてみたいと思います。初回は銀行系VCに対する間違った幻想です。 銀行系VCに対する間違った
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