タグ

ブックマーク / u-site.jp (16)

  • 人工物の想定外利用

    想定外使用は、設計プロセスで予測できるものかというと、多分けっこう難しいものだと思う。となると、そうした利用法を発見するためにはUX調査、つまりユーザが実際の生活のなかでその人工物を利用し始めてから行う調査が必要だろう。 黒須教授 2015年12月25日 生理用ナプキンの想定外利用 「女性用ナプキンを”愛用”する男性たち」という記事があった。実は痔疾の患者にとっては、生理用ナプキンには患部への衝撃を和らげる効果があり、そのために利用している男性がいるそうなのだ。他にも ナプキンをクッション代わりに使用する例は、激しい任務と車両での移動が多い陸上自衛隊員や、長時間運転のため座りっぱなしのタクシー、長距離トラックの運転手といった職に就く人の間でもよく知られた話だという。他にも大学のカッター(大型ボート)部やボート部の学生の間でも愛用する例は数多い。 のだそうだ。それ以外にも、の中敷きとしてそ

    人工物の想定外利用
    masakiplus
    masakiplus 2015/12/29
    想定外使用は、設計プロセスで予測できるものかというと、多分けっこう難しいものだと思う。となると、そうした利用法を発見するためにはUX調査、つまりユーザが実際の生活のなかでその人工物を利用し始めてから
  • 有名サイトのデザインをコピーすべきか

    成功しているWebサイトというのはユーザビリティに優れている場合が多い。しかし、平均的なサイトが背景の異なるサイトのデザイン要素をコピーしてしまうと、ビジネス上の損失になることもあり得る。 Should You Copy a Famous Site's Design? by Jakob Nielsen 2010年8月23日 デザインに行き詰まると、上司というのはよくこういうことを言う。「Xをコピーしようか」。ここでのXとは知名度のある成功したウェブサイトのことである。この戦略にも一理ある。つまり、Xというサイトはあれほど規模も大きいし、有名なのだから、おそらくうまくやっているに違いないというわけだ。 そのうえ、ユーザーというのは慣習に沿い、期待通りに機能する、確立したデザインを好むものである。例えば、検索ボックスを右上隅に置くと、検索のユーザビリティは向上する。これは単に、その場所で利用す

    有名サイトのデザインをコピーすべきか
    masakiplus
    masakiplus 2015/09/17
    成功しているWebサイトというのはユーザビリティに優れている場合が多い。しかし、平均的なサイトが背景の異なるサイトのデザイン要素をコピーしてしまうと、ビジネス上の損失になることもあり得る。
  • 低コントラストのテキストは解決策にならない

    低コントラストのテキストがトレンドのようだ。しかし、それは視認性が悪く、発見しにくく、アクセシビリティも劣る。代わりに、もっとユーザブルな代案を検討しよう。 Low-Contrast Text Is Not the Answer by Katie Sherwin on June 7, 2015 日語版2015年9月16日公開 低コントラストのデザインが美しいというのはWebに繰り返し立ち現れる思想だが、それは視認性や発見しやすさを奪い去るものである。低コントラストのデザインは目に負担がかかるので、歳を取って、能力が少し衰えたように我々は感じる。ミニマリズムというトレンドに魅了されたサイトは、高コントラストという従来からの自分たちの流儀を捨て去り、暗黒面(あるいはミディアムグレー面と言うべきか)に寝返ろうとしている。デザインでの評価のために読みやすさを犠牲にしようとするサイトにとって、低コ

    低コントラストのテキストは解決策にならない
    masakiplus
    masakiplus 2015/09/16
    低コントラストのテキストがトレンドのようだ。しかし、それは視認性が悪く、発見しにくく、アクセシビリティも劣る。代わりに、もっとユーザブルな代案を検討しよう。
  • 派手な体裁や奇をてらった言い回しは無視される

    あるサイトでは大方まともな作りをしていながら、最重要タスクの成功率が14%という無惨な結果に終わった。その原因は? ページ内で成功の鍵を握る領域が広告枠に似ていたせいで、ユーザがそれを無視してしまったのだ。 Fancy Formatting, Fancy Words = Looks Like a Promotion = Ignored by Jakob Nielsen 2007年9月4日 典型的なユーザが抱いているおもな問いへの答えは、トップページの一番上に大きな赤い文字で書いておけば、高度なユーザビリティが保証できるというのは当だろうか? いや、それは間違いだ ―― 少なくともアメリカ合衆国国勢調査局のホームページに関しては誤りだった。このサイトでは、大きな赤い文字で表示された現在の全国人口を86%のユーザが見つけそこなったのである。 テスト対象となった http://www.cens

    派手な体裁や奇をてらった言い回しは無視される
  • ブログ的投稿ではなく、論説を書こう

    世界最高レベルの専門的知識を披露したいなら、手っ取り早く書き上げた底の浅い投稿はしないように。むしろ、有料ユーザを集められるくらい徹底した付加価値の高いコンテンツを用意することに時間をかけよう。 Write Articles, Not Blog Postings by Jakob Nielsen on July 9, 2007 最近、私は“コンサルタントのコンサルタント”として仕事をする機会があり、ある分野での世界的な第一人者に対して、今後のウェブサイト運営に関するアドバイスを行った。その専門家がとりわけ気にしていたのは、自分もそろそろブログを始めるべきかどうか、という点だった。その疑問に、私はノーと答えた。 みなさんは私自身のインターネット戦略をもうご存知なはずだから、ブログではなく、彼が定期的に公開している徹底した論説を書くほうに時間をかけることを勧めたと知っても、驚きはしないだろう。

    ブログ的投稿ではなく、論説を書こう
  • Alertbox: 映画の中のユーザビリティ -- 間違いトップ 10(2006年12月18日)

    映画の中のユーザインタフェース(UI)は、現実のそれよりもエキサイティングで、ヒーローたちは、なじみのないシステムを現実よりも遙かに簡単に使いこなしてしまう。 Usability in the Movies - Top 10 Bloopers by Jakob Nielsen on December 18, 2006 ハリウッドが表現するユーザビリティは、間違いだらけだ。ここではその中でも、最も著しいものをとりあげる。 1. ヒーローはどんな UI でもすぐに使いこなせる 企業に侵入する。外国の場合もあれば、異星である場合もある。そしてコンピュータの前に立つ。UI の操作方法を理解し、初めてみるアプリケーションを使えるようになるまで、どのくらいかかるだろうか。映画スターの場合は、1 分もかからない。 映画で最も現実離れしたコンピュータの表現は、どのインターフェイスもみた途端に使いこなせると

    Alertbox: 映画の中のユーザビリティ -- 間違いトップ 10(2006年12月18日)
  • デジタルデバイド:3つのステージ

    経済的要因による格差は、たいした問題ではないが、ユーザビリティと活用性の格差は、膨大な数の人たちをインターネットの潜在的利益から引き離している。 Digital Divide: The Three Stages by Jakob Nielsen on November 20, 2006 「デジタルデバイド」とは、特定の人たちが新しい経済環境から得られる利点が他よりも多く、有利だという状況のことだ。ほとんどの評論家は、この状況を純粋に経済的な視点でしかみない。しかし、別の 2 つの格差のほうが、将来的には大きな問題になるだろう。 第 1 ステージ:経済的要因による格差 これは、コンピュータを買うことができない人がいるという、デジタルデバイドの原因の中でも、最も単純な格差だ。政治家たちはいつもこの問題を取り上げるが、少なくとも先進国でこの格差は、時とともになくなりつつある。一方、著しく貧しい発

    デジタルデバイド:3つのステージ
  • プログレッシブディスクロージャー

    プログレッシブディスクロージャー(段階的開示)は、高度な機能や使用頻度の低い機能を2段階目の設定画面に譲り、学習容易性の向上とエラーの軽減を図るものである。 Progressive Disclosure by Jakob Nielsen on December 4, 2006 インタラクションデザイナーは次のようなジレンマを抱えている。 ユーザはパワーや機能を求める。自分のニーズをすべて満たしてくれるだけの選択肢が用意されていることを期待する。(そして、ニーズの組み合わせは人それぞれ だ。ワープロに行番号を表示する機能を欲しいと思うユーザは実際には大勢いるし、大手法律事務所のユーザのように特殊なニーズをたくさん抱えているユーザも、もちろんこれを望んでいる。) ユーザは単純さを求める。大量の機能を十分に学習して、自分のニーズにもっとも適したものをその中から選んで使えるようになるまで時間をかけ

    プログレッシブディスクロージャー
  • 情報採餌理論: Googleのせいでサイトの滞留時間が縮まった理由

    良質な情報のありかが簡単にわかるようになると、個々のウェブサイトへの滞留時間は短くなる。これは、オンライン情報システムにおいて人々がどのように行動を最適化しているかを分析した結果わかったことの一端である。 Information Foraging: Why Google Makes People Leave Your Site Faster by Jakob Nielsen on June 30, 2003 情報採餌理論は、1993 年以降の人間-コンピュータ・インタラクション研究から登場したもっとも重要な概念である。Xerox PARC で Stuart Card と Peter Pirolli、およびその仲間の手によって開拓された情報採餌理論は、オンラインで情報を収集する人間の行動を分析するために、物を採集する野生動物とのアナロジーを用いている。 ウェブ・ユーザはジャングルの野獣のよ

    情報採餌理論: Googleのせいでサイトの滞留時間が縮まった理由
  • 紛らわしい情報アーキテクチャを正す6つの方法

    ユーザが最初のクリックで、サイト内の正しいセクションを開くことができたのは、全 56 回中 25 回、たったの 45 %だけだった。(タスク自体の成功率は、ユーザが間違えたことに途中で気付いて、正しいセクションを見つけることができた場合もあったため、これよりも高かった。) 今回は、頻繁に起きているナビゲーションの間違いを見つけることによって、ユーザテストで情報アーキテクチャの問題を見つけることができた。もし前もって情報アーキテクチャに問題があることが判っていて、それに絞り込んで調べたいならば、 カードソーティングを使うとよい。そういった場合を除いては、前提や仮説を作らずに、スタンダードなユーザテストで全てのデザイン要素をテストしたほうがよいだろう。例えば今回のユーザテストの場合、言葉遣い、視覚デザイン、フォーム、エラーメッセージ、サービスなど、情報アーキテクチャ以外の部分でも理解しにくい要

    紛らわしい情報アーキテクチャを正す6つの方法
  • 見つけてもらうためには昔ながらの言葉を使おう

    検索を行うとき、ユーザの頭に浮かぶのは、慣れ親しんだ言葉だ。もし使い古された言葉よりも、造語や新語を使っているならば、ユーザは貴方のサイトをみつけることはない。 Use Old Words When Writing for Findability by Jakob Nielsen on August 28, 2006 「ユーザの言葉を使うこと」というのが、20 年以上ユーザビリティの基ガイドラインでいわれていることだ。ウェブという環境が言語を基礎に成り立っていることによって、正しく言葉を使うことが、とても重要になっている。 それにつけ加えて、私の書いたでも説明されている通り、ウェブユーザは、ますますかつてないほど検索に頼っている。新たにウェブサイトをみつけるにも、ウェブサイトやイントラネットの中で特定のページをみつけるにも、検索がその手段として使われている。検索結果ページ(SERP)の

    見つけてもらうためには昔ながらの言葉を使おう
  • Alertbox: 参加の仕方は一様ではない:もっと大勢のユーザに書き込んでもらうには(2006年10月9日)

    多くのオンライン・システムでは、ユーザの90%は読むだけで自ら書き込むことは決してしない。9%は、ほんの少し書き込みをする。システム上にみられるアクションのほとんどは、残る1%のユーザによるものである。 Participation Inequality: Encouraging More Users to Contribute by Jakob Nielsen on October 9, 2006 ユーザが書いたコンテンツや構築したサービスで成り立っている大規模なマルチユーザ・コミュニティやオンラインのソーシャル・ネットワークには、ある共通点がみられる。ほとんどのユーザは書き込むという形での参加をしていないという実態だ。つまり、表に姿を現すことなく、読んでいるだけのユーザがほとんどなのである。 逆に、ごく限られた数のユーザによる書き込みやシステム上でのさまざまな活動が極端に多い。参加の仕方

    Alertbox: 参加の仕方は一様ではない:もっと大勢のユーザに書き込んでもらうには(2006年10月9日)
  • 情報汚染

    文章が長すぎたり、必要以上に細部にこだわりすぎたりすると、有益な情報が取り出しにくくなる。口数が多い人のメッセージは、他人の耳を素通りしがちだ。 Information Pollution by Jakob Nielsen on August 11, 2003 口数が少ないほうが、よりよくコミュニケートできることが多い。私たちの生活の中には余計な細かい情報が氾濫していて、その中に有益な情報が埋もれてしまっている。以下は、最近の旅行中に経験した事例である。 Kennedy 空港近くの Sheraton ホテルのロビーには、モニターの上に電子サインがかかっている。このサインは20文字(訳注:英文で)×2行でできていて、以下の4つのメッセージが入れ替わり表示されるようになっている。 お客様への情報提供 ならびに便宜をはかるため この下の モニターには JFK 空港の 旅客機 すべてのフライト・ス

    情報汚染
    masakiplus
    masakiplus 2006/10/04
    よけいな文字は不足という話
  • Alertbox: Webに関連する統計データの可視化:対数グラフと垂れ下がるテール(2006年8月14日)

    ウェブサイトへのアクセスログを線形グラフにするだけでは、データの大切な部分を見落とすことになりかねない。ときには、一歩進んだグラフ化にもやってみる価値があるものだ。 Data Visualization of Web Stats: Logarithmic Charts and the Drooping Tail by Jakob Nielsen on August 14, 2006 ユーザビリティ・セミナーの中で両軸に対数をとったグラフを見せると、聴衆の目は決まって曇る。何よりも、シンプルな形でデータがグラフ化されていることを、人々は好むのだ。セミナーの後で記入してもらっているアンケートから、聴衆のそんな気持ちがはっきりと伝わってきたので、統計にまつわる話は、これまでに随分と縮小してきた。 それでも、言わずにはいられない。ユーザビリティ・ガイドラインを支えるデータの肝心なところを、私は示さ

    Alertbox: Webに関連する統計データの可視化:対数グラフと垂れ下がるテール(2006年8月14日)
  • WYSIWYGよ、さようなら

    Macintoshスタイルのインタラクションデザインは限界に達した。Results-Oriented UI(結果志向のユーザインタフェース)と呼ばれる新たなパラダイムが、ユーザに大きな力を与える日がやってくるのかもしれない。 R.I.P. WYSIWYG by Jakob Nielsen on October 10, 2005 これまでの25年間、あるスタイルのユーザ・インターフェイスが幅を利かせてきた。Macintoshスタイルのグラフィカル・ユーザ・インターフェイス(GUI)である。しかし、今、それは限界に到達し、あるスタイルに取って代わられようとしている。GUIの土台にある貴重なインタラクション原理が、部分的とは言え、覆されようとしているのだ。 MacスタイルのGUIは、それ以前のインタラクション・パラダイムと比べると非常に使いやすいものだった。コマンドやパラメーターを直接入力するの

    WYSIWYGよ、さようなら
  • ユーザビリティコラム:Jakob Nielsen博士のAlertbox

    UXデザインAIツールはまだ実用段階ではない: 最新状況 9月4日 読了までに約9分 我々の調査と評価によると、UXデザインのワークフローを実質的に向上させる、デザインに特化したAIツールは今のところほとんどない。 このコラムについてUIデザイン・ユーザビリティ・UXデザインについて、その道の第一人者・ヤコブ・ニールセン博士(略歴)ら米Nielsen Norman Groupのメンバーが実例を交えて洞察するコラム『Alertbox』。その日語訳を許可を得て公開しています。

    ユーザビリティコラム:Jakob Nielsen博士のAlertbox
  • 1