僕は登る前にはなるべくストレッチをするようにしている。 怪我予防とか足上げをし易くするためというのもあるのだけれど、もうそれがルーティン化してしまいやらないと気持ち悪いからやっている。 しかしふと気づいたのだが、毎日ストレッチをしているのにも関わらずここ数年ほとんど自分の関節の可動域は以下の写真くらいから変わっていない。 でもそれも当然と言えば当然で、僕は自分の間接の可動域を広げようと思ってストレッチしているというよりは、固まった身体をいつもの状態まで戻すという程度にしかやっていないからだ。 僕らが毎日ただ通勤で歩いたところで競歩の達人にはならないし、3食ご飯を漫然と食べてもグルメにはならないし、毎日パソコンのキーボードをひたすら叩いたところで驚異的なタイピングスピードは得られないのと同じ話である。 そこでふと思ったのが、これはクライミングでも僕自身を含めて同じ事が起きている人がたくさんい