タグ

ブックマーク / ryoasai.hatenadiary.org (7)

  • 次世代のモックフレームワークであるJMockitの基本的な使い方 - 達人プログラマーを目指して

    以前のモックフレームワークの技術的制約 今まで私が担当してきたプロジェクトにおいては、モックオブジェクトを使ったJUnitの単体試験はjMockとEasyMockのいずれかのフレームワークを利用して行ってきました。しかし、これらのフレームワークはJavaプラットフォームにおけるコード自動生成の考え方の変遷で説明したように動的プロキシーに基づいているため、以下のような制約がありました。 モック化する対象の型はインターフェースを実装しているか、継承可能なクラスであること モック化するメソッドはfinal、static、privateでないこと*1 モック化するロジックはコンストラクターの呼び出しではないこと モックオブジェクトをテスト対象クラスにDIかパラメーター経由で引き渡すことが可能であること モック化する場合はクラス全体をモック化する必要があること(getterやsetterなどは物の

    次世代のモックフレームワークであるJMockitの基本的な使い方 - 達人プログラマーを目指して
  • staticおじさん達に伝えたい、手続き指向とオブジェクト指向の再利用の考え方の違いについて - 達人プログラマーを目指して

    何が良いプログラムかという点はもちろん人やコンテキストによって異なりますが、少なくともプログラマーとしての私の信念としては、 機能拡張や変更が容易なプログラム 単体試験によって正しく動作することの検証が容易なプログラム どういった内容が記述されているか理解しやすいプログラム といったものこそ、「品質の高い」プログラムが持つべき性質として、まず真っ先に挙げるべき事項であると考えています。もちろん、前提として顧客の要件に従うということは大切なことです。しかし、一般に要件は長期にわたって変更されるものですし、使い捨てのプログラムを除けば、プログラムを長期にわたって保守するコストという点も見過ごすべきではありません。したがって、ユーザーの目には触れない上記の性質をもっと重視すべきだと思うのです。 DRYの原理 上記のような性質を満たすプログラムを作る上で大切になってくる原理として、DRYの原理とい

    staticおじさん達に伝えたい、手続き指向とオブジェクト指向の再利用の考え方の違いについて - 達人プログラマーを目指して
  • 汎用のフレームワークがあれば業務アプリ実装にオブジェクト指向は不要という考え方は適切でないと思う - 達人プログラマーを目指して

    前回のエントリいまさらですが、職業Javaプログラマーなら理解しておいてほしい「継承」の意味についてのブクマのコメントで、 すごく今さら感がw 最近の開発はフレームワーク使うことが多いようだから知らなくても作れちゃうと思ってたけど違うのかなあ。 という感想をいただきました。実際に、SI業界で多くの方々、特に、アプリケーション開発の下流工程を担当しない層の方でこのように考えている方はほんとうに多いのではないかと思います。確かに最近ではSalesforceなどの製品もありますし、CRUD処理を行うような見栄えの良い業務アプリケーションは非常に簡単に開発できるようになっているということはあります。また、Visual BasicやMS Accessなど気軽にアプリケーションを開発できるツール類は昔からありました。そして、業界構造などの理由からやむを得ない側面があるとはいえ、SIerの提供する多くの

    汎用のフレームワークがあれば業務アプリ実装にオブジェクト指向は不要という考え方は適切でないと思う - 達人プログラマーを目指して
  • Java EEや.NETはCOBOLやVB6よりも本当に生産性が高いか? - 達人プログラマーを目指して

    プログラミングと設計は来切り離せないものなのではがすごい反響だったのですが、結局この記事で私が言いたかったことは、 Java EEなどの現代的な開発環境はCOBOLなどの古い言語を使った開発とは根的に設計の手法が異なる 多くの現場では未だに古い設計手法を使っているため、オブジェクト指向などの最近の開発環境のメリットが活用できず、低い生産性にとどまっている。 ということに要約できると思います。ただし、どうして、Javaではオブジェクト指向で開発しないといけないのか、どうして昔ながらの伝統的なやり方を改め、新しい設計手法を採り入れないといけないのかと疑問を持たれた方もいらっしゃるかもしれません。ここでは、開発手法と生産性の問題について、もう少し掘り下げて検討してみたいと思います。 レガシー言語の生産性 最近のCOBOLでは、オブジェクトやスタック変数すら使えますが、ここではCOBOL85の

    Java EEや.NETはCOBOLやVB6よりも本当に生産性が高いか? - 達人プログラマーを目指して
  • 普通の業務系PGには意外と知られていないJavaとJavaScriptの相違点10選 - 達人プログラマーを目指して

    以前はJava EEの普通のWebアプリケーションで、JavaScriptはあくまでも利便性のために補助的に使うものという認識がありましたが、さすがに最近では普通の業務系のSI案件でもテーブル表示や入力補助などで高度なAjaxライブラリーの使用が当たり前のように求められるようになりつつあります。サーバーサイドのJavaScript技術といったものもありますが、そういった新しい技術を使わないまでも、ごく普通にある程度大きなJavaScriptの作成が必要になってきているということです。 もちろん、JavaJavaScriptはその名前にかかわらず、来全く別の言語です。しかし、意図的に似た構文でロジックが書ける*1ため、兄弟の言語として認識している人も意外に多いのではないかと思います。しかし、使用できるライブラリーに違いがあるという点が一見してわかる最も大きな違いですが、基的な言語の文法

    普通の業務系PGには意外と知られていないJavaとJavaScriptの相違点10選 - 達人プログラマーを目指して
  • 達人プログラマーを目指して

    日、日Javaユーザーグループ(JJUG)主催のCCC 2014 SpringというJavaの勉強会に行ってきました。会場は、ベルサール西新宿で、都営大江戸線都庁前のA5出口を出て、新宿中央公園の5分くらい歩いたところにありました。今はスマートフォンで地図を確認しながら行けるので、初めての場所でも方向音痴の私でも電車の駅さえ間違わなければ大丈夫ですね。 CCCというのはCross Community Conferenceの略で、さまざまなコミュニティーの交流の場となる会議という趣旨でしょうか?このCCCというイベントは2012から開催されているようなのですが(CCC | 日Javaユーザーグループ)、今回初めて参加させていただきました。残念ながら個人的な都合から、基調講演と午後の前半のセッションのみで後半と懇親会には参加できませんでしたが、参加したセッションについてまとめます。その他

    達人プログラマーを目指して
  • プログラミングと設計は本来切り離せないものなのでは - 達人プログラマーを目指して

    最近はアーキテクトという役割で客先に常駐し、フレームワークの選定をしたり、事前に共通部品を設計したりする役割を担う仕事を引き受けることが結構あります。そこで運よくお客様のマネージャーがオブジェクト指向開発の経験が十分にある方だと、IDEなどの開発環境やインターネット接続環境を当然のように用意してくれるので最初から仕事がスムーズにできるのですが、そうでないとMS Officeしか入っていないロースペックのノートPCを渡されて、要件定義フェーズの期間中、フレームワークの設計をお願いしますとか、私としてはちょっと首をかしげてしまうような困ったことを言われてしまう場合があります。開発フェーズが始まる半年後まではコーディングは基的に不要という考え方です。アプリケーションのアーキテクトという役割では少なくともコーディング規約を考えたり、ツールやフレームワークの選定をしたりする必要がありますし、プロジ

    プログラミングと設計は本来切り離せないものなのでは - 達人プログラマーを目指して
  • 1