放射性の物質を搭載したドローンが、首相官邸の屋上に「着弾命中」したという今回の事件、犯人の自首という形で早期に解決したのは何よりだが、いくつかの問題点が浮かび上がっているので、それを指摘したい。 まず、首相官邸という、国家の枢要部の警備の問題だ。 なぜ2週間も発見できなかった? 首相官邸にドローンが命中してから2週間もの間、発見されなかったというのは、警備当局にとって極めて間の抜けた話である。これまでも、フランスでの原発施設上空でのドローンの目撃、アメリカではホワイトハウス敷地内への不時着事件、お隣北京でも、外国人が飛ばしたドローンが、政権の中枢である中南海を撮影するというハプニングもあった。警備当局は、当然日本でも類似の事件が発生することを想定しなければならなかった。 そして、公安当局の失態も指摘したい。犯人とされる人物は、自らブログを公開し、いささか過激な反原発論を展開していたようだが
東京都内のスーパーなどで、商品につまようじを入れたり、万引きをしたりしているような動画などがインターネット上に投稿された事件で、逮捕された19歳の少年が、「有名になって発言力を増したかった」と供述していることが警視庁への取材で分かりました。 警視庁は万引きをしているように装った動画を投稿することで、注目を浴びようとしたとみて調べています。 この事件で、警視庁は、今月5日、武蔵野市のコンビニエンスストアで、ペットボトルを持って店の外へ出て行く様子が撮影されサイトに投稿された動画について、万引きをしているように装った動画を撮影する目的で店に立ち入ったとして、三鷹市の19歳の少年を建造物侵入の疑いで逮捕し、19日朝、検察庁に送りました。 これまでの調べで、少年は都内のスーパーなどで商品につまようじを入れたり、万引きをしたりしているような動画などを先月から29本、サイトに投稿していましたが、動機に
1月7日に襲撃・大量殺人事件が起きたフランスの週刊風刺マンガ紙(日本でイメージする「新聞」では必ずしもない)「週刊シャルリ(シャルリ・エブド)」の発行部数は、約3万だという。事件の夜にパリのレピュブリック(共和国)広場に集まった群衆は3万5000。この数字の不均衡と、にも関わらずのおそろいの『Je suis Charlie 私はシャルリ』という黒地に白抜きのプラカードには、なにか不気味さが漂う。 シュルリ・エブドの出発点は週刊「ハラキリ」 「真実を探究したジャーナリストが凶弾に倒れた」というが、この週刊新聞は事実を直接報道するのではなく、掲載するのはそれをネタにした辛口の風刺だ。風刺にはよりシャープな真実を見る目が必要だ、と言われれば話がズレていないかと思いつつも反論はしにくいが、しかし巷間に報道される内容から受けるこの事件のイメージが必ずしも精確とは言えないことだけは確かだ。いやもっと言
2014年10月14日12:53 カテゴリメディアを巡る事件 速報! ドロップボックスから700万ものパスワードが流出! ハッカーが犯行声明 #Dropbox 今日は速報2発目! ドロップボックスから700万人分ものパスワードが流出したそうです。ハッカーが犯行声明を出しています。 venturebeat.comが報じています(20132014年10月13日午後8時3分投稿)。ペーストビンと呼ばれる匿名の情報共有サイトに配信された事から明るみに出ました。 これがそれです。サイトより引用させて頂きます。 正確に書くなら、盗み出したアカウント数は693万7081人分。そして、13日には「焦らし分」(“teaser”)として400人分のユーザーネームとパスワードをペアで配信しています。しかも、ビットコインで寄付してくれたら、その金額分に見合った人数のパスワードを公開すると犯行予告しているそうですか
テレビドラマ「失恋ショコラティエ」などを動画サイトに無断で投稿したとして、群馬、栃木両県警は24日、著作権法違反の疑いで、静岡県三島市の無職男を逮捕した。 群馬県警によると、男は「生活費を稼ぎたかった」と供述。動画投稿サイト「FC2動画」に少なくとも約2000本の動画を投稿していたのを確認した。閲覧者が会員登録するともらえる換金可能のポイントを使って2012年11月~14年3月に1000万円以上を得ていたとみて調べている。 逮捕容疑は13年6月中旬~14年3月下旬ごろ、ドラマ「雲の階段」など計9作品を投稿して不特定多数の人が見られるようにした疑い。 男は2008年に記憶喪失と診断され、氏名、年齢は不詳。(共同) [2014年9月24日19時48分]
今月、埼玉県のJR川越駅で、白い杖をついて歩いていた盲学校の女子生徒が足を蹴られてけがをしたことについて、警察は知的障害のある40代の男性から話を聞いています。 警察は複数の目撃情報などから生徒を蹴ったとみていますが、刑事責任を問えるかどうかは分からないとしています。 9月8日の朝、埼玉県立の盲学校に通う全盲の女子生徒が登校途中、JR川越駅の改札を出て点字ブロックの上を白い杖をついて歩いていたところ、突然、足を蹴られてけがをしました。 これについて警察は、県内に住む知的障害のある40代の男性から話を聞いています。 警察は複数の目撃情報や防犯カメラの映像などから、女子生徒を蹴ったとみていますが、男性は聞き取りに対して受け答えをするのが難しいということで、警察は刑事責任を問えるかどうかはわからないとしています。
「結局、前科がつきました」SNSでの誹謗中傷、被害者が本気出すとどうなる? 身元すぐ判明→賠償拒否→告訴→罰金刑
ASKA容疑者の覚せい剤取締法違反容疑での逮捕を受け、同容疑者の作品の販売権等を所有するユニバーサルミュージックは19日、ASKA容疑者のソロ名義及びCHAGE and ASKAのCDや映像商品の全タイトルを出荷停止することを決定。この対応がネット上を中心に物議を醸している。 同社は、ASKA容疑者のソロ名義及びCHAGE and ASKAの作品について、「関連契約の解約または停止」、「CD・映像商品全タイトルの出荷停止(契約上、回収可能なものは回収)」、「全楽曲・映像のデジタル配信停止」との対応をとると発表している。 しかし、この判断に対して、「そこまでする必要はあるのか」と疑問を抱く声も。「曲に罪はない」「長年のファンとしては残念」という意見に加え、「『犯罪者の言論を出版するな』という風潮が強まると、都合の悪い言論は別件逮捕で規制できる世の中になる」と危惧する見方もある。 タレント・伊
パソコンを遠隔操作して殺害の予告などを書き込んだとして元会社員が起訴された事件で、先週、報道各社などに届いた自分が真犯人と主張するメールについて、捜査当局が元会社員自身が送信したという見方を強め、調べを進めていることが分かりました。 東京地方検察庁は元会社員の保釈取り消しの請求を検討するものとみられます。 パソコンの遠隔操作事件では、インターネットの掲示板などに殺害や爆破の予告を書き込んだとして、インターネット関連会社の元社員、片山祐輔被告(32)が威力業務妨害などの罪に問われ、ことし3月に保釈されています。 この事件について、先週、報道各社などに自分が真犯人だと主張する人物からメールが届き、「自分が、片山被告のパソコンをウイルスに感染させたうえで、他人のパソコンを遠隔操作したのが事件の真相だ」として詳しい経緯を記していました。 このメールについて保釈後の片山被告の行動や送信に使われた疑い
下記のメールに気付いたのは、今日の昼ころで、BBCの大井真理子記者のツイートで、そういうメールが来ているとのことで、もしやと思い迷惑メールボックスを見たところ入っていました。私や大井記者以外に23名、合計25名に送られていて、アドレスを見ると、ほとんどがマスコミ関係者です。前に真犯人から送られたメールの宛先と、ほぼ重複しているのではないかと思います。 差出人名は小保方銃蔵で、ヤフーメールのアドレスが使われていました。件名は、かなりえげつなくて、まずそうなところを(省略)としつつ紹介すると、 皇居にロケット砲を撃ち込んで(省略)を始末する地下鉄霞が関駅でサリン散布する(省略)裁判官と(省略)弁護士と(省略)検事を上九一色村製AK47で射殺する(省略)病院爆破する(省略)小学校で小女子喰う(省略)を去勢して天皇制断絶(省略)の閉経マンkにVXガス注射してポアする(省略)店に牛五十頭突っ込ます
久しぶりやのう。 まだ生きていたのか? って……。やかましいわい。とりあえず、ワシも再稼働することにした。一般投稿の場合、ペンネームはあかんらしい。で、これからは山城良雄でいかしてもらう。 さて復帰最初のネタはSTAPや。この事件、マスコミはノーベル賞級の学者さんなんぞにコメントを求めているが、あまり適切とは言えん。カンニングの技法について優等生に聞いてもしかたないし、日本人メジャーリーガーが野球賭博問題に詳しいとも思えん。ややこしい話は、ややこしい奴に聞くに限る。というわけで緊急再稼働や。 事件の発端になったネイチャーの論文。ワシは典型的な「捨て論文」やと思う。ご存じでっか?「捨て論文」という言葉を。「よく知ってます」という人には、ぜひ言いたい「あんたウソツキや!!」。なにしろ、今、ワシが作った言葉やからな。 造語した以上、定義をしておこう。「捨て論文」とは、「初めから掲載されることを想
しつこいようですが、再びSTAP細胞会見ネタです。 あの会見からワタクシは様々なことを考え、驚き、愕然とし、失望しました。 愕然としたことの一つは、あの会見のリアクションがえぐり出した日本社会の二極化であります。事実を客観的に批判できる知性のある人々と、そうではない人々です。 あの会見に関して、日本のみならず、海外にいるマトモな研究者や科学者の方、経験豊富なサイエンスライターの方は、厳しい批判を繰り返しています。科学界からの質問には答えず、証拠は出さず、謝罪ばかり繰り返しているという内容は、素人目に見てもオカシイわけですから、皆さんが厳しい批判を繰り返すのは当たり前です。しかも証拠もそろっているわけです。 研究の世界の人間にとってはSTAP事件はとっくの昔に「クロ」で確定している。実験不正はともかく論文不正が否定不能なぐらい濃厚だからだ。けれども、そういう知識のない一般の人々から見ると内
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