『壊れかけのRADIO』は徳永英明さんの楽曲で、忌野清志郎さんは『トランジスタ・ラジオ』を歌っていた。もしも、タイトルや歌詞で“ラジオ”の部分が“テレビ”に置換えられていたら、楽曲のイメージがガラッと変わってしまうことであろう。 物想いに耽るには音楽が最適である。こころが枯れてぱちぱちショートしているようなときにもうってつけ。それも、ラジオから自然に流れてくる音楽がいい。 日本初のラジオ放送は、1925年(大正14年)だというから、今から90年前になる。 テレビの日本初放送が1953年(昭和28年)なので、ラジオがテレビより28年ほど(放送メディアの)先輩になる。同じ放送でも、ラジオとテレビでは性質のちがいが大きい。 <人生とは時代を目撃すること>と言ったのは秋元康さんであるが、メディアとTPOの境界を抜きにしても、目撃ならぬ(ラジオからの)聴撃は多い。それもリアルタイムで。 “深夜放送ブ
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