地ビールを製造販売する横浜ビール(横浜市中区住吉町6)は3月14日から、綱島の桃農園「池谷(いけのや)家」(港北区)で収穫された「日月桃(じつげつとう)」と「白鳳(はくほう)」を使った季節限定フルーツビール「綱島桃エール2016春バージョン」を販売している。 綱島は、明治の中期頃から桃の生産高で岡山と並ぶ2大生産地で、綱島桃「日月桃」ブランドは全国に名を馳せていたが、今では池谷家のみが出荷している。「幻の桃」とも呼ばれている「日月桃」は、小ぶりで香りがよく、甘酸っぱいのが特徴。桃の栽培時には、横浜ビールのメンバーも袋掛けを手伝ったとのこと。 「綱島桃エール」は、淡黄色で、アルコール度数は5.5%。ビールのラベルには、同農園の桃の箱のラベルを使用している。価格は1瓶540円(横浜ビール醸造所直売価格)。横浜ビールの直営レストラン「驛(うまや)の食卓」1階の工場直売では1日40本限定(1人3本