13日午後8時45分頃、広島市中区の広島県立総合体育館グリーンアリーナで、プロレスリング・ノアの試合中、社長でプロレスラーの三沢光晴さん(46)が相手選手にバックドロップをかけられ、頭部を強打した。 三沢さんは救急車で市内の病院に運ばれたが、間もなく死亡した。 三沢さんは2代目タイガーマスクとして人気を集め、全日本プロレスやプロレスリング・ノアで中心選手として活躍してきた。
空からオタマジャクシや小魚が降ってくる珍現象が石川県内で相次いでいる。「鳥が吐き出した」「突風が巻き上げた」など諸説あるが、謎のまま。県民は「次は何が……」と梅雨空を見上げている。 七尾市中島市民センター駐車場で4日夕、男性が「ボタッボタッ」という音に振り返ると、車の上や地面にオタマジャクシが散らばっていた。駆けつけたセンター職員舟倉究さん(36)によると、約200平方メートルの範囲に体長2〜3センチのオタマジャクシが約100匹。雨模様だったが、「まさかオタマジャクシが降ってくるとは」と首をかしげる。 七尾市内では8日朝、約4キロ離れた市議垣内武司さん(62)方でも、オタマジャクシ6匹が車や周辺の地面に落ちているのが見つかった。 七尾市から南西に約70キロ離れた白山市徳丸町の駐車場でも、6日朝、車のフロントガラスなどに20〜30匹のオタマジャクシの死骸があった。原形をとどめていないものもあ
インターネットのショッピングサイト「楽天市場」を運営する楽天(東京都品川区)が、東証1部の上新電機(大阪市)を含む複数の出店企業に商品購入者などのクレジットカード番号とメールアドレスを1件10円で提供していたことが5日、わかった。 楽天は「個人データ提供は規約で説明しており問題ない」としているが、同社は2005年に顧客情報が大量に流出した事件を受け、カード番号とメールアドレスを企業に提供しない方針を発表しており、利用者から「約束違反」「情報流出が不安」などの声が出ている。 楽天では05年7月、楽天市場への出店企業の元社員がクレジットカード番号など約3万6000件の個人情報を盗み出す事件が発覚。このため、それまで企業側に提供していたカード番号とメールアドレスの提供をやめ、商品発送に必要な「住所」「氏名」「電話番号」に限定する方針を打ち出した。 ところが、この方針表明後も、一部の企業には例外と
横浜M2―1川崎(J1=2日)──3月に1試合も勝てず、波に乗れずにいた横浜Mが、今季初の連勝。 ベテランと若手がかみ合ってきた。 まず、プロ10年目の山瀬功。21分、味方クリアボールでスルスルと相手DF裏に抜けると、胸トラップから右足で先制点。前半終了間際には山瀬の好パスから、9年目の坂田が力強いドリブルで2点目を奪った。 ベテランFW陣が前で活躍する一方、中盤で試合を作ったのは20代前半の若手たちだ。川崎の司令塔・中村と対峙(たいじ)したボランチは、23歳の狩野と兵藤。この日が誕生日の狩野は、不慣れな役回りでも「どこでも同じようにやらなければ」と献身的にプレー。若手リーダーの兵藤も「サイドの選手とマークを受け渡す形がはまった」と振り返った。 32歳のDF松田が33分に腰を痛めて退いても、やはり23歳の小椋がスムーズに代役をこなした。今季5得点の新人・渡辺は日本代表の寺田をスピードで圧倒
障害者団体向けの料金割引制度が悪用された郵便法違反事件で、大阪地検特捜部は、郵便事業会社(日本郵便)社員が故意に不正を見逃していた疑いを強め、家電量販大手「ベスト電器」(福岡市)などのダイレクトメール(DM)を大量に受け付けた支店担当者数人について、5月中にも同法違反容疑で立件する方針を固めた。 担当者らは特捜部の任意聴取に、「制度の要件を満たさないかもしれないと思った」と供述しているという。事件は、制度を管轄する日本郵便側が刑事責任を問われる異例の事態に進展する見通しとなった。 制度の適用を受けるには、定期刊行物の発行部数のうち有償購読者が8割以上とする要件がある。ところが、DMの大半は広告主のベスト電器や印刷・通販会社「ウイルコ」(石川県白山市)の顧客に無償で送られており、要件を満たしていなかった。 特捜部の調べによると、ベスト電器のDMは、自称障害者団体が発行する定期刊行物を同封した
男性は、読売新聞の取材に対し、「午前3時前ごろ、寝ようと思っていたら公園の方から『バカー、こらー』と、すごく大きな通る声が聞こえてきた」と振り返った。少ししても騒ぎがおさまらなかったため窓から公園の方をのぞくと、「上半身裸の男性がベンチに座ったまま、『こらー』と大声を張り上げ続けていたので通報した」という。 警察官が駆けつけた後も、大声をあげ続け、警察官と押し問答になった後、「痛い。痛い」と声をあげながら連れて行かれたといい、「まさか騒いでいた男性が草なぎさんとは」と驚いていた。(なぎは弓ヘンに「剪」)
5月の全日本選抜優勝大会まで参加して活動を終えることが、チーム関係者に伝えられた。NECの日本人選手は正社員で、希望者は会社に残留できる。女子チームは存続する。 NECは日本で最初に結成されたチームの一つとされ、1938年に関東実業団連盟が結成された際には、その事務局が同社三田工場内に設けられるなど、日本バレー界の中心的存在だった。北京五輪にも松本慶彦選手(現・堺)を送り出し、2009年度の全日本登録メンバーにも5人が選出されている。男子バレー部は旧日本リーグ時代から合わせ計4度のリーグ優勝を果たしている名門だが、06年度シーズンから3季連続で7位と低迷している。 最近同社は、世界同時不況のあおりで業績が落ち込み、1月には2万人超の人員削減方針などを打ち出していた。
廃棄された冷蔵庫の樹脂を断熱材に使い、製造工程での二酸化炭素(CO2)排出量を48%削減したなどとうたいながら、実際にはリサイクル材をごくわずかしか使っていなかったとして、公正取引委員会は20日、日立製作所の子会社「日立アプライアンス」(東京都港区)に対し、景品表示法違反(優良誤認)で排除命令を出した。 問題の冷蔵庫は昨年度、経済産業省の「省エネ大賞」を受賞したが、同社は命令を受けて大賞を返上、同省もこの日、受賞を取り消した。 公取委によると、同社は昨年9月以降に発売した冷蔵庫9機種について、ポスターや新聞広告で「使用済み冷蔵庫の樹脂を極細繊維化し、真空断熱材の芯材として活用」などと表示。しかし、このうち6機種ではリサイクル材は使っておらず、残る3機種も、わずかな量しか使っていなかった。また、9機種の中の1機種では、カタログや自社サイトで「真空断熱材製造工程でのCO2排出量 約48%削減」
政府は24日午前、総合海洋政策本部(本部長・麻生首相)を国会内で開き、海底資源の分布調査や技術開発を2018年度までに終えて本格採取に着手する方針を盛り込んだ「海洋エネルギー・鉱物資源開発計画」を決定した。 日本が海底資源の詳細な開発計画を策定するのは初めてだ。麻生首相はあいさつで、「日本人の英知と技術力を結集して海洋資源の実用化を進めたい」と述べた。 計画は「陸地でのエネルギー、鉱物資源に乏しい日本は、安定的な資源供給源を持つための取り組みを進める必要がある」と明記した。 開発対象としては、〈1〉メタンガスが低温高圧下で水に溶けた「メタンハイドレート」〈2〉石油・天然ガス〈3〉海底から噴き出した熱水に含まれる金属が沈殿してできた「海底熱水鉱床」〈4〉コバルトや希少金属を豊富に含む「コバルトリッチクラスト」――などを挙げた。4月から順次、調査を実施し、商業化につなげるための技術開発などを1
史上最年少の13歳7か月で気象予報士試験に合格し、合格証明書を手にする山崎君(6日午後3時53分、横浜市港南区日野で)=狩野洋平撮影 今年1月の気象予報士試験の合格者が6日発表され、横浜市港南区日野に住む私立栄光学園中学1年、山崎一哉君(13)が合格した。 13歳7か月での合格は、1994年に始まり、31回を数える同試験で史上最年少記録となった。 山崎君は、幼い頃から気象に興味を持ち、小学5年生の時に初めて受験し、4回目の挑戦で念願を果たした。ふだんから気象予報士試験の参考書によく目を通しているといい、今回は、試験の約1か月前から毎日1時間程度勉強したという。山崎君は「受かる自信はなかったので驚いている。実感がわかないけど、とてもうれしい」と語った。 試験を実施した気象業務支援センターによると、累計の合格者は7311人。合格率は平均6%で、これまでの最年少記録は兵庫県西宮市の中学2年の男子
17年目のシーズンを前に、J1の18クラブの監督が、抱負を語った。 ◆質高いサッカーに◆ 鹿島・オリヴェイラ監督「昨年の連覇を経て、今年はもっと質の高いサッカーが出来上がるはず。それをシーズンの中で発揮して、3連覇など、すべてのタイトルで期待される結果を出せるようにしたい」 ◆ACLも優勝狙う◆ 川崎・関塚監督「選手には、攻撃、守備に、よりハードワークを要求してきた。リーグ戦のタイトルを狙うとともに、ACLの優勝も目指したい。そのチャンスを得たのだから、みんなでやり遂げたい」 ◆目標もちろん優勝◆ 名古屋・ストイコビッチ監督「選手は私が考えているモダンな攻撃サッカーを再現してくれるはず。いいゲームをしていい結果を出す。目標はもちろん優勝だ。それ以前に、いつも上位で戦うことが必要」 ◆攻撃の精度上げる◆ 大分・シャムスカ監督「米国で公式戦を戦い、例年よりも早い準備ができた。選手と話し合い、ナ
景気悪化の波がスポーツ界を揺るがし続けている。Jリーグも例外ではなく、オフにはベテランを中心に200人を超す大量の選手が契約を打ち切られて波紋を広げた。ファン離れにつながりかねない事態の背景を探った。 Jリーグ選手協会によると、昨シーズン末にJクラブと契約を満了した日本人選手は225人。大半が戦力外とされた選手だという。27日現在、他のJクラブへ移籍した59人を含む計124人が移籍先を確保できたものの、79人は引退。残り22人は、今も現役続行を目指し就職活動中だ。 選手協会が統計を取ったのは今年度が初めて。あまりの多さに危機感を抱いたことがきっかけという。高野純一事務局長は、「例年の契約満了者は150人程度。J2が3チーム増えたことを考慮しても異常」と、一気に5割増という状況に驚きを隠さない。 元日本代表の解雇、移籍も目立った。2度のW杯出場の実績を持つMF福西崇史(32)(東京V)は引退
今月6日、秋田市の県動物管理センターで、県内で保護された犬18匹と猫18匹の殺処分の現場に立ち会った。 中には、やつれた体で6匹の子犬に授乳していた母犬もいた。前日まで職員が譲渡先を探したが、見つからなかった。 午前10時過ぎ、操作室で職員がボタンを押すと犬舎の壁が少しずつ動き出した。さっきまで吠え続けていた犬たちは一斉に鳴きやみ、小さなハコの中に追い込まれていく。 「耐えられる?」と加沢敏明所長が心配して声をかけてくれた。「ペットとして飼われていたこの子たちの最期を看取(みと)る責任が人間にはある」。加沢さんの言葉を支えにした。 炭酸ガスが送り込まれ、約20秒で犬たちは意識を失い始め、約50秒後、最後の秋田犬が天を仰ぐように首を持ち上げて、倒れ込んだ。 別室では、あの母犬と子犬たちが麻酔注射による処置を受けていた。成犬は通常、ガスで処分されるが、最期は母子でとの職員の精いっぱいのやさし
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