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ブックマーク / building-up.com (9)

  • 撤退守備を破壊する定跡みたいなもの【横浜F・マリノス対川崎フロンターレ】

    開幕戦からスタートダッシュに成功したものの、気がつけば上位から離れた位置にいる横浜F・マリノス。スタートダッシュの試合を何試合か見た記憶がある。そのときの記憶を探ってみると、ちょっと結果がですぎのよな気がするなとは感じていた。完全な後出しジャンケン。中村俊輔がいなくなり、新外国人も来て、ここから世代交代も含めてチームを作り直すのだという目標のチームは、最終的にどの順位に落ち着くべきなのかは、よくわからない。話題になっていたバブンスキーがいないけれど、もうひとりの話題になっていたウーゴがスタメンへ定着。また、天野と喜田の下部組織セットから、セントラルハーフが扇原と中町のコンビになっている。 引き分け祭りをアジア・チャンピオンズリーグで開催した川崎フロンターレ。でも、気がつけば、ファイナルラウンドでは余裕で突破している。メディアによれば、川崎フロンターレらしさを取り戻したらしい。前監督の志に従

    撤退守備を破壊する定跡みたいなもの【横浜F・マリノス対川崎フロンターレ】
  • 【齋藤学周りで起きていること】横浜F・マリノス対コンサドーレ札幌【クロス爆撃】

    開幕戦で浦和レッズに勝利した横浜F・マリノス。オフのごたごたを払拭するためには、結果を出すしかない。そこで結果が出たことで、色々なことが好転していきそうな予感だ。また、新外国人もカイケの悲劇のようにはならなそうな予感がひしひしと。さりげなく、若返り&ユース出身者が増えてきているのもいい。優勝するか!と言われればぐぬぬとなるが、台風の目くらいにはなりそうである。 開幕戦でベガルタ仙台に敗戦したコンサドーレ札幌。5年ぶりのJ1昇格らしい。J1しか見られない生活だったので、まるで情報がない。横浜F・マリノスで活躍していた兵藤がコンサドーレ札幌にいる。中村俊輔の空けたスペースを埋めるマンとして、中町とジュビロ磐田に移籍するかとおもったが、兵藤は北海道へ、中町は残留と。また、懐かしの河合はベンチにいる。チャンピオンシップのゴールは忘れられない。 コンサドーレ札幌のプレッシング 相手がボールを保持して

    【齋藤学周りで起きていること】横浜F・マリノス対コンサドーレ札幌【クロス爆撃】
  • 【質的優位】横浜F・マリノス対浦和レッズ【誰がどこに戻る?】

    2017年のJリーグの開幕戦は、横浜F・マリノスと浦和レッズ。12:30キック・オフという珍しい時間で行われた。ゼロックススーパーカップやアジア・チャンピオンズリーグですでに公式戦を行っている浦和レッズに対して、準備万端で臨む横浜F・マリノスという立ち位置の試合となった。中村俊輔の離脱などによって、オフの主役になった横浜F・マリノス。結果を出すことで、自分たちの行動の正しさを証明したい。昨年は年間勝点順位で頂点だったけれど、チャンピオンシップで負けた浦和レッズは、その雪辱をはかるシーズンとなるだろう。ただし、アジア・チャンピオンズリーグを強く意識していることもあって、ターンオーバーの香りがする浦和レッズのメンバーとなっている。 相手がボールを保持しているときのシャドウのポジショニング 相手がボールを保持しているときの、浦和レッズのシャドウ(興梠と柏木)のポジショニングは、非常に悩ましい。基

    【質的優位】横浜F・マリノス対浦和レッズ【誰がどこに戻る?】
  • 【ミラーのようでミラーでない】マンチェスター・シティ対チェルシー【ボールを保持できなくても】

    3位(マンチェスター・シティ)と1位(チェルシーの)の上位対決。グアルディオラ対コンテという組み合わせも含めて、注目が集まっている。3バックにしてから絶好調のチェルシー。内容が悪くても勝ちきってしまう運もついてきている。マンチェスター・シティはスターリングが怪我。禁断のヤヤ・トゥーレ復活に手を出したグアルディオラの命運やいかに。チェルシーはマティッチが怪我。その代役がセスク・ファブレガス。移籍の噂もある選手だが、腐るにはまだまだ早い。でも、チャンピオンズ・リーグも出られる選手を冬に補強したいチームにとっては、セスク・ファブレガスはいい補強となるだろう。 ミラーゲームの特徴 マンチェスター・シティの3バックシステムの特徴は、ウイングバックの人選だ。サネとヘスス・ナバス。ウイングで起用されてもおかしくない選手を平気でウイングバックで起用する。チェルシーのウイングバックにモーゼスが起用されて話題

    【ミラーのようでミラーでない】マンチェスター・シティ対チェルシー【ボールを保持できなくても】
  • 【モンバエルツのミシャ式対策】サンフレッチェ広島対横浜F・マリノス【サンフレッチェの正しすぎる反抗】

    サンフレッチェ広島のスタメンは、林、宮原、千葉、塩谷、森崎、丸谷、清水、柏、柴崎、浅野、ウタカ。コンテ式を導入したと聞いていたが、ミシャ式に戻ったらしい。怪我人が多く、オリンピックへの派遣もあいまって、セカンド・ステージはやばそうなサンフレッチェ広島。ただし、ようやく固定されてきたスタメンに変化が出てくるかもしれないというのは、朗報だろう。コンテ式の導入も含めて、新しい風は絶対に必要な季節になってきていると思う。なお、浅野が海外に移籍することが決まったので、お別れマッチとなっている。 横浜F・マリノスのスタメンは、榎、金井、ファビオ、中澤、小林、中町、喜田、齋藤学、マルティノス、中村、カイケ。セカンド・ステージに限って言えば、好調を維持している。中村俊輔が久々にスタメンに復活。マルティノス、カイケもスタメンに定着してきたようで、反撃が始まったといえるだろうか。年間順位のほうが注目されてい

    【モンバエルツのミシャ式対策】サンフレッチェ広島対横浜F・マリノス【サンフレッチェの正しすぎる反抗】
  • 【サンフレッチェ広島が証明したこと】サンフレッチェ広島対リーベル・プレート

    サンフレッチェ広島は、怪我人が多発。チャンピオンシップから続く連戦で、疲労も限界。日程に文句を言いたい気持ちはわかる。でも、開催国枠からの出場なので仕方ない。もちろん、チャンピオンシップなんていらんかったんや!という指摘もよくわかる。でも、決まったことは仕方ない。疲労困憊で挑むリーベル・プレート。しかし、世界の強豪を相手にすれば、自然と身体も動きそうな予感。しかし、その後の反動は凄まじいものがありそうだけど。 トヨタカップ的な感覚でいうと、リーベル・プレートは久々の来日。といっても、今夏にスルガ銀行杯でガンバ大阪をやっつけたばかりであった。トヨタカップを思い出すと、フランチェスコリがいたころの記憶はある。そのあとはボカ、ボカ、ボカとボカ祭りが続いていたような。有名どころでいえば、サビオラとルチョ・ゴンサレス。ポンシオもサラゴサで見た記憶がある。監督はあのガジャルド。そして、アイマールも観戦

    【サンフレッチェ広島が証明したこと】サンフレッチェ広島対リーベル・プレート
  • 【書評】通訳日記【ザッケローニから学ぶ】

    2014年の11月に出たワールドカップのあとには、暴露といったら言い過ぎなのだけど、ワールドカップの裏側を書いたが出版されることがある。2002年だったら、6月の勝利の歌を忘れない(DVDやないか)。2006年だったら、敗因と(ほとんど記憶に残ってないけど)。2010年は残念ながら、吾輩の記憶にはない。しいて言うなら、岡ちゃんのサッカーをイタリア人が分析したよかな。 そして、2014年といえば、この通訳日記である。の内容を平たくいうと、ザッケローニの通訳であった矢野さんの日記だ。ザッケローニの隣を歩き続けて、感じたことを書きまくったである。そして、中身はここまで公開していいのだろうか?ということまで載っている。つまり、2014年の日本代表、すでにその結末は知っている状況で読むのは、なかなか切ないものであるが、その成功を願って歩き続けた4年間の物語の詳細となっている。 ■ザッケロ

    【書評】通訳日記【ザッケローニから学ぶ】
  • ~再現性と柔軟性の狭間で~横浜F・マリノス対柏レイソル

    ファースト・ステージでもそこそこの成績を残したものの、評価が高いのか低いのかよくわからない横浜F・マリノス。恐らく結果が安定しないからだろう。みんなが待っていた中村俊輔がとうとう復活。ただし、ボランチ。モンバエルツ監督のなかで、誰をどこに配置するのかの最適解が見つかるまでは結果も安定しないのかもしれない。センターフォワードの不在問題は続いている。 まさかの残留争いに片足つっこむ状況になっている柏レイソル。ACLは勝ち残っているのに、J2に降格してはまるでわけのわからない状況となる。しかも、レアンドロが神戸に移籍。エデルソンをすぐに獲得するがあくまで未知数。工藤をようやく中央で起用できるのはいろいろな意味で朗報かも知れないが、どっちに転ぶかはまったく想像できない。ある意味のギャンブルでセカンド・ステージを迎えることとなった。 ■前進する⇔前進させない お互いが冷静にボールを繋ぐ中で、それにど

    ~再現性と柔軟性の狭間で~横浜F・マリノス対柏レイソル
  • ~多彩な守備の幅を見せるベガルタ仙台~横浜F・マリノス対ベガルタ仙台

    横浜F・マリノスのスタメンは、前節と同じ。柏レイソルに逆転勝利したことで、チームの雰囲気も良いだろう。新外国人監督による先入観のない起用により、喜田がトップ下で出場機会を得ている。 ベガルタ仙台は初観戦。スタメンは、蜂須賀→多々良の変更。スタメンが固定されていて結果も出ていることから、こちらもチームの雰囲気が良いだろう。ベガルタ仙台ユース出身の茂木が出場機会を得ている。ちなみに、柏レイソルU15出身。 ■ハードワークとハードワークと 試合が始まった直後は、試合の様相はなかなか姿を表さない。例えば、安全にプレーするために、ロングボールを相手の陣地に蹴っ飛ばす回数が、開始直後は多いかもしれない。また、普段は自陣に撤退するチームでも、開始何分かは相手を驚かせるために、攻撃的な守備を見せるかもしれない。それらの試合と同じように、この試合も来の形が観えるまでには時間がかかった。 時間がかかった理由

    ~多彩な守備の幅を見せるベガルタ仙台~横浜F・マリノス対ベガルタ仙台
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