オープンソースのプラグイン型データ・ローダー Embulk のメンテナをここ何年かやっている @dmikurube です。 Embulk はオープンソースですが、本体 (core) のメンテナンスは Treasure Data でおこなっている、いわゆる「企業発オープンソース」でした。ライセンスは Apache-2.0 で、その意味でちゃんと「オープンソース」ですが、メンテナンス体制や意思決定は実質的に Treasure Data で握っていました。 [1] この Embulk のメンテナンス体制を、このたび、よりオープンにしていくことになりました。まだ準備を進めている段階ですが、本記事は、その概要のご紹介です。 オープンって、具体的には? 大きくは次の 2 点です。 特にプラグイン互換性に影響があるような大きな変更の意思決定プロセスを整備する Treasure Data の外からも Em