社内で脆弱性診断を行なっている理由や、どのように診断から修正までを行なっているか、また社内で脆弱性診断をやることでどのような変化が起きたかについて紹介します。
会社で係長的なポジションになって3年近くが経った。先日、副係長というか職長的なポジションが新たに設けられ、30歳前後のメンバーが就いた。折を見て彼らに伝える機会があるかもしれないし、3年やってみた知見を自分の中で一度整理しておきたいと思った。(大手メーカーの製造側に近い部門で働いている、という前提がある。) 自分が苦しくならないようにする 究極的には本人が自分でスタイルを確立するしかない。 「こうした方がより良い」と思って行動変容しても、それで自分が苦しくなるなら続けられない。 どうせ正解の型が一意に決まるわけではないし、仮に正解の型があっても自分を完全にはめ込むこともできない。 「自分がやれるようにやるだけ」くらいに思っている方が精神衛生に良い。それで不適格ならしょうがない。 一方で「より良い方法」に寄せる努力も必要で、その間のバランスが必要になる。 例えば自分自身は、人付き合いがすごく
GCP上では誰もが同じ権限に、そして開発者全員が一時的に権限付与できるツール「granter」について こんにちは、マネーフォワードケッサイ(以下MFK)SREチームのshinofaraです。今回は権限の仕組みを見直した話と、それを実現する為に開発したgranterというツールについてお話したいと思います。 また今回granterのcore部分をmfkessai/granter_coreとして公開しています。 granter登場以前の世界 MFKでは、2017年の創業時からGoogle Cloud Platform(以下GCP)とGoogle Workspace(当時はG Suite)を選択して利用してきました。 GCPの Cloud Identity and Access Management (IAM)では、Workspaceで作成した個人のアカウントだけでなく、Groupに対して権限
merpay Tech Talk は、エンジニアたちが集まり、技術的な知見を共有しあうことを目的とした勉強会です。今回は、「全員品質」を目指すメルペイのQAエンジニアたちが日々の取り組みについて話しました。櫻井氏は、Credit Designチームにおける技術解消のための取り組みと、それにより生まれた新しい文化・習慣について発表しました。 「メルペイスマート払い」の開発を担うCredit Design 櫻井みづき氏(以下、櫻井):メルペイでQAエンジニアをしている櫻井みづきです。今日は「より良いサービスを継続的に届けるための新しい習慣ができるまで」というテーマでお話していきたいと思います。 まず本日のアジェンダです。今日は3つのことを中心にお話しします。今日のテーマを話すのにあたって、Credit Designというチームでの取り組みについて紹介していきたいと考えています。なのでCredi
アミューズメント施設やモバイルゲームを手掛けるタイトーが、スマートフォンゲーム向けのKPI分析・可視化基盤を構築した。今回の分析基盤は、ETL/ELT(抽出、変換、ロード/抽出、ロード、変換)ツールとしてprimeNumberの「trocco」、データウェアハウス(DWH)とBI(ビジネスインテリジェンス)ツールに、それぞれ、「Google Cloud Platform」(GCP)の「BigQuery」と「データポータル」を導入した。システムの構築は、GCPの導入に実績のあるクラウドエースがサポートした。本稿では、タイトーが構築した分析基盤を通じて、データ分析基盤の導入効果を考察してみたい。 スマホゲームでは、KPI分析が売り上げに直結する 分析基盤は、2021年1月リリースのスマートフォン向けゲーム「ラクガキ キングダム」のサービス開始と同時に運用を開始した。ラクガキ キングダムは、自分
以下のイベントの投影資料です。 https://confengine.com/conferences/scrum-fest-osaka-2021/proposal/15337 お問い合わせは https://twitter.com/nihonbuson まで。 【発表資料中のURL】 P…
スマートキャンプのプロダクトマネージャーの郷田です。 皆さんは普段の業務で、以下のように感じる場面はありませんか? - 「同じチームで働くあの人と、いつもなんだか認識がずれてるかもと感じる」 - 「一通り会議はやったものの、なんだかいまいち話しきれてないようなモヤモヤがある」 - 「あの人にはもっと注力してもらいたいことがあるのに、なかなかそこまでやってもらえない」 こういった場面に遭遇したときには、リーンコーヒーを実施されることをおすすめします! この記事では、チームのMTGで活用してみていただきたい「リーンコーヒー」を紹介します。 リーンコーヒー(Lean Coffee)とは? リーンコーヒーの進め方 準備するもの その1:トピック出しと優先順位の決定(5分~15分) その2:トピックのディスカッション(10分〜45分) 初めてのリーンコーヒーでのハマりどころ 継続するかの判断をせずに
wsa.connpass.com オンライン開催に参加してきました。 予稿 github.com 発表資料 システムの変化に追従可能でかつ理解し易いドキュメントシステム 発表内容はドキュメントシステム(ドキュメンテーションツール)についてです。 私は、システムを理解するためにかかる時間(いわゆる「オンボーディングまでのコスト」。私は「開発開始までのオーバーヘッド」と呼んでいます)をいかに継続的に削減できるかに興味をもっています。 それはなぜかというと「私がシステムの理解のセンスがないからそれをなんとか技術で解決したい」という個人的欲求に他ならないのですが、「まあオンボーディングのコストが小さくなればそれはエンジニア全員にも良いことだろうな」と勝手に思い込んでいろいろ作ったりしています。 実は今回の発表にいたるまでには過程があって、July Tech Festa 2021 winter では
こんにちは、Androidチームの田熊(fgfgtkm)と外山(sumio)です。SWETのAndroidチームでは、Androidのプロダクトに対して自動テストのサポートをしています。 この度株式会社Mobility Technologiesが提供するタクシーアプリ「GO」のAndroid版に対する、おおよそ2年間に渡る取り組みが終了しました。 本記事では、この取り組みで行ってきた次の2点を紹介したいと思います。 「GO」のAndorid版に対してどのような自動テストを導入したか 開発チームに自動テストを定着させるまでにやったこと タクシーアプリ「GO」に対しての自動テスト導入 SWETのAndroidチームは「社内のAndroidエンジニアが自動テストを書くことを習慣化している」ことをゴールの1つとして、自動テストを普及させるための取り組みをしています。 その中でAndroidのテスト
はじめに 本稿は、ソフトウェア開発を進める際に直面する様々な技術的な意思決定やライブラリ・フレームワーク・XaaS等を選択し正しく活用していくのかについての考え方をサポートすることを目的としています。「すべてにおいてこのようなワークフローを通じて検討すべきである」という主張ではありません。読者の抱える問題領域に応じて、必要な箇所を取捨選択するための1種の考え方を提供するものです。 そもそもアーキテクチャ・技術選定に時間をかけるべきか まず第一に伝えておきたいことは、技術選定やアーキテクチャ設計に常に慎重であるべきではないということです。ソフトウェアの規模やライフサイクルに応じて、そもそも時間をさく必要がないということも多くあります。書き捨てのシェルスクリプトにも読みやすいコードを求めて書くことは非常に重要ですが、だからといって組織だって議論・検討するようなものでもないのです。一方で、5年も
Merpay Advent Calendar 2020 の 9 日目は、バックエンドエンジニアの @sou がお送りします。 今日は少し泥臭く、この一年チームを成長させながら運用と戦ってきた話を書こうと思います。 私の所属するチームは加盟店情報の管理を担っており、その性格から運用に伴う作業が数多く発生します。 どんなプロダクトにも運用はあると思いますが、このチームが直面した運用の負荷はそのボリュームと複雑さから、私のキャリアの中でも最大と言えるものでした。 その運用に私たちがどのように立ち向かい改善を行ってきたか、みなさまの参考になれば嬉しく思います。 なぜそんなしんどい運用を頑張っているのか、メルペイでのやりがいや楽しさ、頑張った結果の美味しい牛カツと日本酒のお店に出会えた話も添えさせていただければと思います。 ここで言う運用とは、事業を進めていく上でさまざまな場面で発生する、自チーム以
弥生 Advent Calendar 2020 8日目の記事です。 開発本部の id:mizukmb です。普段はMisocaのインフラの面倒を見たりしています。 Misocaの開発チームでは毎週SLOの状況を共有する時間をとっています。SLOを設定した話は別記事で紹介しています。 tech.misoca.jp 先日、開発チームに共有したところ普段よりもレスポンスタイムが悪化してることがわかりました。これ以上の悪化はサービスに大きな悪影響を及ぼしてしまう事も懸念されました。 そこで、年末年始をトラブルなく過ごせるように開発チームでボトルネックを見つける会を開き、原因の特定から実際に改善し効果が表われたことを確認できました。 問題発見 Misocaには時期によってアクセス数の波があります。月末・月初はアクセス数が普段と比べて多くなり、レスポンスタイムもそれに伴って増加しやすい傾向にあります。
本連載はオープンソースライセンスの1つであるGPLの元に公開されている「The Eng Team Handbook」(エンジニアチーム・ハンドブック)を翻訳したものです。開発チームが効率的に仕事するために必要な「効果的な1on1の実施方法」「開発メンバーから開発マネージャーにポジションが変わるときの注意点」「パフォーマンス評価のテンプレート集」「360度評価のテンプレート」などが含まれます。 著者はStripeのエンジニアであるrayleneさんです。これがStripeのやり方と明示されているわけではありませんが、急成長するシリコンバレーのスタートアップにおけるエンジニアチームの取りまとめ方という意味で、日本のスタートアップでも参考にしていただけるのではないかと思います。オリジナルの英文の文書では、まだ未着手の項目もありますが、すでに書き終わってるものについて翻訳し、連載の形で5回に分けて
JX通信社シニアエンジニアの@shinyorkeです. 最近はチームの朝会でよく着ているTシャツにツッコミを受けてます.*1 JX通信社では, いい感じにデータを整備・運用しているデータ基盤を駆使して, BI(Business Intelligence)文脈でのデータ分析・可視化. ダッシュボード作ったり. 機械学習的なアプローチを使ったR&Dと機能開発(分類タスクなど) といった業務・タスクを社員・インターン問わず行っています. データ分析でSQLを書いたり, 「新しいアルゴリズム試すやで!」的なノリでPythonのコードをゴリゴリ書く・動かして結果を見て振り返ってまた臨む...って楽しいですよね. チームの皆さんも, もちろん私もモチベーション高くやってるわけですが!? あれ, notebookどこ行ったんや...🤔 よくありますよねー(震え) 自分もチームメイトも, 前のめりになっ
新型コロナウイルス感染症対策として、4月7日に緊急事態宣言が発令されて以降、多くの企業では在宅勤務が推奨された。これにより、プロダクト開発の現場も在宅勤務に切り替わり、大きな影響を受けた。オフィスに集まって開発していた時と、何がどう変わり、どんな課題が浮き彫りになったのか。それをどうアップデートしたのか。9月4日に開催された「プロダクト作りのトランスフォーメーション」では、そんなプロダクト開発のアップデートを遂行した2社、はてな サービス・システム開発本部 Mackerelチーム ディレクターの粕谷大輔氏とプレイド ソフトウェアエンジニア/Head of Engineeringの門脇恒平氏が登壇。不確実な状況でも変わらず成長し続けるための「変化への適応」のヒントを、実践を踏まえて解説した。 本ウェビナーは「Developers Summit 2020 Summer(デブサミ夏)」のセッショ
ServiceDev所属、サーバサイドエンジニアの栗田です。 現在私は、ServiceDevのチームに所属し、ネットショップ作成サービス「BASE」及びショッピングアプリ「BASE」の機能開発を担当しています。 BASEでは主にQ毎にプロジェクトチームを編成し、チームで主体となって機能開発を行っていきます。 チームメンバー構成はプロジェクトの特性や規模により様々ですが、多くの場合、同じグループから1〜2名がプロジェクトにアサインされます。 今回はとある長期間プロジェクトで感じた事や・実際にこのように進めたよというところをサーバサイドエンジニアの視点から紹介したいと思います。 どんなプロジェクトだったか 今回紹介するプロジェクトは「BASE」の拡張機能である「BASE Apps」の1つである「商品オプション App」を開発するプロジェクトでした。 「商品オプション App」は商品にギフトラッ
ソフトウェアテストシンポジウム 2020 新潟 JaSST'20 Niigata 基調講演 2020年9月28日(月) http://www.jasst.jp/symposium/jasst20niigata.html
こんにちは!セーフィー株式会社のサービス開発部 モバイルチームの北本です。 主にSafie ViewerのiOSアプリの開発を担当しています。 今回は、リーダブルコードを読んで、プルリクレビュー改善に活用する話をしたいと思います。 なぜリーダブルコードを読むのか リーダブルコードとは? リーダブルコードに書かれていたこと 理解しやすいコードとは? 表面上の改善(第Ⅰ部) 命名規則について コメントについて ループとロジックの単純化(第Ⅱ部) 関数から早く返す、ネストを浅くする 変数を用いて分割する 変数のスコープと変更 コードの再編成(第Ⅲ部) 無関係な下位問題を抽出する 一度にひとつのことを ロジックを明確に説明できるか? 短いコードを書く さいごに なぜリーダブルコードを読むのか セーフィーモバイルチームは現在、チームビルディングを積極的に進めています。 ある日のミーティング時に、コー
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