音声変換による“声の装い”は、社会的課題の解決に向けた意義とニーズがある--ディー・エヌ・エー(DeNA)が5月に一般公開した、AIの活用による音声変換サービスのプロトタイプ 「VOICE AVATAR 七声ニーナ」の狙いとして語られた。 七声ニーナは、DeNAが取り組んでいるAIを活用した「音声変換AI」のトライアルとしてリリース。PCやスマートフォンのブラウザ上で、自分の声で話しかけて音声を入力すると、その音声が七声ニーナ(CV:高田憂希)の声に変換されるというもの。最大10秒間の音声に対応している。入力されたユーザーの音声から、話者に依存しない音の情報を抽出し、それをもとにキャラクターの音声を生成。これにより、事前にユーザーの音声を収録をしたり、文字起こしをしたりすることなく、誰の声であっても自然なキャラクターの声に変換することができるとうたっている。 音声変換に関する取り組みや七声