チームでのアジャイル開発において、コードレビューは最も重要な工程の1つです。『アジャイルプラクティスガイドブック』(翔泳社)では、その目的が「ソースコードを書いた人の持ち物から、チームの共同所有物にする」ことだとされていますが、メンバーの考え方が違ったり責任の所在が曖昧になったりと、トラブルの種となることも少なくありません。今回は本書から、コードレビューで建設的なコミュニケーションを行うための心構えを紹介します。 本記事は『アジャイルプラクティスガイドブック チームで成果を出すための開発技術の実践知』(著者:常松祐一、監修:川口恭伸/松元健)の「第2章 「実装」で活用できるプラクティス」から一部を抜粋したものです。掲載にあたって編集しています。 コードレビューの目的 【プラクティス】ソースコードの共同所有 筆者はコードレビューの一番の目的を「ソースコードを書いた人の持ち物から、チームの共同
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