上記のスマートフォンの例のように、同じ一つのデバイスでも、その特徴が状況によって異なることが容易に想像できます。例えば、カーナビは運転中は画面の操作はできませんし、運転者は手と目は運転で利用しているために、口と耳を使って声や音声でのやり取りのみが可能です。しかし、停車中や駐車中については、その限りではありません。カーナビの画面を使って、運転者に様々な情報を伝えることができます。 デバイスの特徴に応じて音声と視覚的な表示を最適に選択する (Google I/O 2018より) 昨年はVUIの登場によって、声のみで何か依頼をして、そして音声で結果を得る、という新しい分野を多くの人々が知ることになりました。しかし、今年から増えるであろう様々なデバイスの形態を通じてユーザがAIアシスタントを使うようになればなるほど、音声のみでは使いづらい状況が増えます。 今年は、AIアシスタントが動作するデバイス