タグ

ブックマーク / shunichi-arai.blogspot.com (4)

  • 今話題のブロックチェーンとは何なんだ? 部外者の技術者として考察してみる。

    一行でまとめ: 暗号通貨は面白いけど、ブロックチェーンはそれ以外には使い道がないだろうと僕は思ってるよ。暗号通貨はダメでブロックチェーンは有用という奴らは何も分かってない。 最近、IT業界を取り巻くメディア(日経BPとTechCrunch等)ではブロックチェーンなる技術が話題です。 ブロックチェーンとは、bitcoinを構成する技術であり、それ自体が金融システムを変革するものなどと言われています。しかしメディアではブロックチェーンの質について説明しない記事が目立ちます。 現状の大きな問題として、ブロックチェーンやbitcoinについて解説する記事の多くは、bitcoin関連の仕事をしている起業家や研究者などの利害関係者による記事が多いというバイアスがあります。また技術者ではないジャーナリストが書いた記事も、技術的な質に突っ込めていないものが目立ちます。 記事では、bitcoinに関し

  • 流行のIT技術を追うのをやめたらプログラマとして成長した話

    私はもともと普通のプログラマとしてキャリアをスタートしましたが、2007年くらいから脱プログラマを目指してソフトウェア起業家として経営に軸足を移してきました。 それから8年くらいが経過して思うのは、経営者として大きな成功をおさめる前に、自分のプログラマとしての実力がめきめきとアップしてしまったということです。 8年前の私は、プログラマとしては基礎力はあるものの全般的には未熟であったように思います。コードも荒削りで、とにかくかろうじて動くものを作ることに四苦八苦していました。が、いまはプログラマとしてずっと良い仕事ができています。 この8年間は、自分でコードも書いていたので、経験が増えたことによって、良いコードを書けるようになったという面も多々あるとは思います。しかし、そのあいだ技術書を読むことはすっかりやめてしまい、流行の技術などは完全無視してきました。 経営層の一員として働くので、プロジ

    masayoshinym
    masayoshinym 2015/07/06
    読みにくい本を薦めてくる勇気すごい。あとセキュリティとUIはさすがに「そのまま今でも使える」とはいかんだろ。
  • プログラミングで自分の人生を切り開く生き方

    私は多くの日の人とは違った生き方をしてきました。その視点からみて、若い人にすこし伝えられるメッセージがあるのではないかと思い、生き方について少し筆を執ることにしました。我ながら年寄り臭くて嫌になりますが。 私は2014年現在36歳の独身男性、東京生まれの東京育ち、中学校の途中で不登校になり、最終学歴は中卒、IT業界で短期間バイトや就職したのち、独立起業して今にいたります。 いまは自分が開発した製品群が年間数千万円の粗利を生み出していますので、まあ、働かなくても生きていける状況です。もちろん変化の激しいIT業界ですから、生き残るためには、もっともっと働き、もっと貯蓄を作らなければいけませんが。たくさん売上があっても手元に残るのは、ごく僅かですしね。 そんなわけで、世界を旅して踊りながら、自分の会社の製品アイデアをひたすら考えて、設計して実装して、そんな生活を送っています。 稿では、わりと

  • 真の人月商売こそが受託開発産業を救う ― 請負契約ではITプロジェクトは失敗する

    私は自分では受託開発を原則として請けないことにしていますし、受託開発という産業にはあまり興味がありません。しかし現実問題として日のソフトウェアビジネスの大半は受託開発産業です。 また自分では受託開発を請けないけれど、他人や他社にプログラミングを外注することはあります。今日は、受託開発のお話です。 受託開発産業でよく言われることに「人月商売からの脱却」などというフレーズがありますが、そうした発言はまさに愚の骨頂と思います。経済やビジネスの原理原則を知らない愚かきわまりない発言です。 受託開発というのは、プログラマーという専門職の時間を使って作業を提供して、その成果物を納品する仕事なのですから、コストは当然プログラマーの作業時間となります。 商品の値段というのは、通常はコストに利益を乗せて売られますから、プログラマーがどれだけ働いたかで算出されるのは、きわめて自然な値付け方式です。 「そうで

  • 1