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ブックマーク / www.afpbb.com (37)

  • 天の川銀河のブラックホール、初撮影に成功

    天の川銀河(銀河系)の中心にある超大質量ブラックホール「いて座Aスター」を初めて捉えた画像。欧州南天天文台(ESO)公開(2022年5月12日公開)。(c)AFP PHOTO / European Southern Observatory 【5月13日 AFP】世界各国の天文学者が参加する国際プロジェクト「イベント・ホライズン・テレスコープ(EHT)」は12日、太陽系を含む天の川銀河(銀河系、Milky Way)の中心にある超大質量ブラックホール「いて座Aスター(Sagittarius A*)」の姿を初めて捉えた画像を公開した。 画像は80か国300人以上の研究者が5年以上かけて作成した。同プロジェクトは2019年、遠く離れた銀河にあるブラックホールの撮影に史上初めて成功していた。 いて座Aスターは太陽の400万倍もの質量を持つ。ブラックホールは光を全く発しないため、画像に写っているのはい

    天の川銀河のブラックホール、初撮影に成功
  • 吉祥寺の雑貨店、障害者と社会の接点に コロナ禍でクラウドファンディング

    雑貨店「マジェルカ」を営む藤光浩さん。東京都吉祥寺で(2021年10月7日撮影)。(c)Philip FONG / AFP 【10月10日 AFPBB News】日全国の障害者施設で作られた雑貨を扱う専門店「マジェルカ(Majerca)」(東京都武蔵野市)が、10日から来月10日までの1か月間、クラウドファンディングで資金を募る。創業11年目を迎える同店だが、新型コロナウイルスの流行のため客足が遠のき、営業を続けるため、今回初めて協力を呼び掛ける。 マジェルカの藤光浩(Mitsuhiro Fujimoto)代表(51)は「コロナ禍で売り上げが激減し、赤字に陥っている」と明かした。支援活動を担う福祉ショップとは違い、行政からの補助はない。「この場所を続けてほしいと思ってくれる方がいれば、ぜひ協力してほしい」と語る。 マジェルカはこれまでに200か所以上の障害者施設と取引し、現在1500

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  • 熱帯の玄関口「フアランポーン駅」、消えゆく発着音 タイ

    タイの首都バンコクのフアランポーン駅(2021年6月22日撮影)。(c)Lillian SUWANRUMPHA / AFP 【9月20日 AFP】タイの首都バンコクで100年近く玄関口として親しまれてきたフアランポーン(Hua Lamphong)駅。イタリアネート様式の柱とステンドグラスが特徴的なこの駅から、絶え間なく鳴り響いていた列車の発着音が間もなく消えようとしている。 フアランポーン駅のサービスの大部分は年内に、バンコクの北に位置するバンスー(Bang Sue)の新駅に移される。新駅には、隣国ラオス経由で中国とつながる高速鉄道も乗り入れる計画だ。最近では新型コロナウイルスワクチンの接種会場としても使われた。 新型コロナウイルスの流行で、チャイナタウンに近いフアランポーン駅の廃止は1年延期されたが、移転はほぼ完了している。 新型コロナによる移動規制や外国人観光客の減少により、観光に依存

    熱帯の玄関口「フアランポーン駅」、消えゆく発着音 タイ
  • 東京五輪、開催可否は医療専門家が決めるべき IOC委員

    お台場海浜公園に設置された五輪シンボルの巨大モニュメント(2021年2月6日撮影)。(c)CHARLY TRIBALLEAU / AFP 【4月24日 AFP】国際オリンピック委員会(IOC)のヘイリー・ウィッケンハイザー(Hayley Wickenheiser)委員(カナダ)は、東京五輪の開催可否を決めるのは、選手でもIOCでもなく、医療専門家であるべきだと主張した。 【関連記事】4都府県に緊急事態宣言 五輪開幕まで3か月 6回の五輪出場歴があり、アイスホッケーで金メダルを4回獲得、2000年のシドニー大会にはソフトボール選手として出場したウィッケンハイザー氏は、CBSスポーツ(CBS Sports)に対し、今年7~8月に予定されている東京五輪を開催するかどうかは、安全性と公衆衛生に基づいて決定すべきだという考えを示した。 同氏は、CBCのウェブサイトへの投稿で、この決定は、大企業などで

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  • 東京五輪、ワクチン未接種選手には「非常に厳しい」と仏

    エマニュエル・マクロン仏大統領(右)と話す同国オリンピック委員会のドゥニ・マセグリア会長(左、2018年9月9日撮影、資料写真)。(c)FRANCK FIFE / AFP 【1月26日 AFP】仏オリンピック委員会のドゥニ・マセグリア(Denis Masseglia)会長は25日、新型コロナウイルスのワクチン接種を受けていない選手らは東京五輪で「非常に厳しい」状況に置かれるとの考えを示した。 国際オリンピック委員会(IOC)は27日に開く理事会で、選手に対するワクチン接種について協議する予定。 マセグリア氏はビデオ会議を通じて開いた記者会見で、ワクチン未接種で東京五輪に出場する選手には「2週間の隔離」が課され、「朝晩、検査を受けなければならない」と警鐘を鳴らした。ただ、こうした措置はやむを得ないものであり、「五輪の開催がかかっている」とも指摘。「日が世界各国から選手や要人を受け入れるため

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  • アレシボ天文台が崩壊 プエルトリコの巨大望遠鏡

    米領プエルトリコで、崩壊したアレシボ天文台の巨大望遠鏡(2020年12月1日撮影)。(c)Ricardo ARDUENGO / AFP 【12月2日 AFP】米領プエルトリコにあるアレシボ天文台(Arecibo Observatory)の巨大電波望遠鏡が1日、崩壊し、900トン余りの受信機が約140メートル下のパラボラアンテナに落下して粉砕した。同天文台は、映画「007」シリーズの撮影でも使われていた。 同天文台では今年、パラボラアンテナの上につり上げられていたプラットホームを支えていたケーブルのうちの2が断線。エンジニアからは老朽化を警告する声が上がり、全米科学財団(NSF)は先月、望遠鏡の解体を発表したばかりだった。 現場の写真には、空中にちりが舞い上がる様子が写されている。NSFの広報担当ロブ・マーゲッタ(Rob Margetta)氏はAFPに対し、プラットホームが落下したことを認

    アレシボ天文台が崩壊 プエルトリコの巨大望遠鏡
  • キューバ産ラムと葉巻は「独裁政権の資金源」 購入控えてと米当局

    キューバ・ハバナで葉巻たばこを吸う女性(2020年2月24日撮影、資料写真)。(c)Adalberto ROQUE / AFP 【7月29日 AFP】キューバを象徴する二つの製品、ラム酒と葉巻たばこを購入・消費することは同国の独裁政権を財政的に支援することにつながる──。米当局はそのように主張し、両製品を購入しないよう警告している。 米国のマイケル・コザック(Michael Kozak)国務次官補代行(西半球担当)は27日、ツイッター(Twitter)に「キューバの経済は私有財産の収奪と国民の抑圧に依存している。政権が製造したラム酒や葉巻は、人的コストに見合わないぜいたく品だ」と投稿。 英語スペイン語で投稿されたツイートには、火の付いた葉巻の画像と一緒に「値段に見合う価値なのか?」という文言も添えられている。 また、翌28日のツイートでコザック氏はグラスに入ったラム酒の画像と共に「責任を

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  • 【今日の1枚】マスク着用、そこじゃない…

    英ロンドンの繁華街オックスフォードストリートを、股間にマスクを着けて歩く男性。英国では、新型コロナウイルス感染拡大の防止策として、商店やスーパーでのマスク着用が義務付けられた(2020年7月24日撮影)。(c)Tolga AKMEN / AFP

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  • ニコチンの感染抑制効果、仏で検証へ 新型コロナ

    都内の喫煙スペースを利用する人々(2020年4月17日撮影)。(c)Philip FONG / AFP 【4月24日 AFP】(写真追加)ニコチンで新型コロナウイルスへの感染を抑制できる可能性があるとするフランスの最新の研究結果が発表された。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の予防や治療にニコチンが利用できるかどうかを調べる臨床試験が同国で開始される予定だという。 今回の研究結果は、仏パリにあるピティエ・サルペトリエール(Pitie-Salpetriere)病院の研究チームが、新型コロナウイルス患者343人とより軽症の感染者139人を対象に実施した調査に基づくものだ。 調査の結果、調査対象者における喫煙者の割合が、フランスの一般人口の喫煙率約35%に比べて低いことが分かった。研究チームのザイル・アムラ(Zahir Amoura)教授(内科学)によると、「これらの患者のうち、喫煙者

    ニコチンの感染抑制効果、仏で検証へ 新型コロナ
  • 1億年前のヤベイノサウルス標本、中国・遼寧省で発見 胃に内容物も

    【11月21日 Xinhua News】中国内外の科学者は19日、北京で、胃に内容物が保存された状態の約1億年前のヤベイノサウルス(矢部竜)の標を遼寧省(Liaoning)建昌県(Jianchang)で発見したと発表した。白亜紀の中・小型爬虫類の捕習慣を研究する上で重要な意義を持つという。 【関連記事】1億年前の毛の生えたカタツムリ化石を発見 中国国内外の研究者 この研究は中国地質大学(北京)の邢立達(Xing Dakai)副教授が主導し、英良世界石材自然歴史博物館の鈕科程(Niu Kecheng)執行館長、英ユニバーシティー・カレッジ・ロンドンのスーザン・E・エバンス教授らが共同で完成させた。研究論文は、国際的な学術誌出版大手エルゼビア社の「Cretaceous Research」(白亜紀研究)に掲載された。 トカゲ類のヤベイノサウルスの化石は、遼寧省西部に分布する熱河生物群と呼ばれ

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  • 現生人類、ボツワナで20万年前に誕生 DNA分析で特定

    現生人類誕生の地として特定されたマカディカディ・オカバンゴ地域を示した図。矢印は、人類が13万~10万年前に北東と南西の両方向に移動した経路。(c)VALENTINA BRESCHI, GILLIAN HANDYSIDE / AFP 【10月29日 AFP】現生人類は20万年前、ボツワナ北部で誕生したとする論文が28日、国際研究チームにより科学誌ネイチャー(Nature)に発表された。人類誕生の地を特定した研究結果としては、これまでで最も詳細な位置を示したものとみられる。 【あわせて読みたい】オカバンゴ湿地帯を含むボツワナの絶景5か所(2016年) 解剖学的現生人類のホモ・サピエンス・サピエンスがアフリカで誕生したことは以前から知られていたが、その正確な場所は特定されていなかった。 研究チームは、「L0」系統のDNAを高い割合で保持することが知られている民族グループ「コイサン」に属する20

    現生人類、ボツワナで20万年前に誕生 DNA分析で特定
  • 「終末」待ち9年地下生活か オランダで親子7人発見

    オランダ北部ドレンテ州ライナーボルトで、親子7人が何年にもわたり地下生活を送っていた農家を捉えた空撮写真(2019年10月15日撮影)。(c)Wilbert Bijzitter / ANP / AFP 【10月16日 AFP】オランダ北部で、人里離れた農家の地下室に隠れて暮らしていた男性とその成人の子ども6人が、警察により発見された。当局が15日、明らかにした。メディア報道によると、親子は9年間にわたって地下で「終末」を待ち続けていたという。 【こちらの記事も読まれています】オランダで弁護士射殺、白昼の凶行に「麻薬国家」化の懸念 警察は北部ドレンテ(Drenthe)州の村ライナーボルト(Ruinerwold)近郊で、父親とみられる男性とその18~25歳の子ども6人を発見した。 地元メディアの報道によると、一家発見のきっかけは、息子のうちの1人が混乱した状態で近所のパブを訪れ、ビールを5杯飲

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  • プーチン氏の追放目指したシャーマン、精神科病棟に収容される ロシア

    儀式を行うロシア・トゥワ共和国のシャーマンたち(2010年8月20日撮影、資料写真)。(c)VALERY TITIEVSKY / AFP 【9月22日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領をその職から追い払うため、首都モスクワへ向かって歩いて旅していたところを拘束されたシベリア(Siberia)出身のシャーマン(霊媒師)が、精神科病棟に収容されたことが分かった。当局が20日に明らかにした。 【関連記事】ロシア当局、「悪魔」プーチン氏の退治目指したシャーマン拘束 自称シャーマンのアレクサンドル・ガビシェフ(Alexander Gabyshev)氏は、同国東部に位置する地元サハ共和国からモスクワまでの行程の約3分の1を踏破したものの、19日夜にバイカル湖(Lake Baikal)近くで拘束された。 サハ共和国保健省は、「ガビシェフ氏はきょう、共和国内の精

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  • 「脳波タイピング競争」で新記録、スマホの手入力を上回る

    【9月5日 CNS】8月24日に行われた「2019世界ロボット大会(World Robot Conference)」の「脳波タイピング競争」で、天津大学(Tianjin University)の大学院生、魏斯文(Wei Siwen)さんが1分あたり691.55バイトの情報伝達速度で新記録を達成、チャンピオンとなった。普通の人がスマートフォン画面で指で文字入力する速度は1分あたり600バイトで、これを上回った。 参加者は頭にセンサーを満載した「特殊設備」をかぶり、全身を集中させコンピューター画面の前に座った。体を全く動かすことなく、心の中で文字を念ずるだけで、画面上に文字を映し出す――これがうわさの「念力タイピング」だ。 魏さんは現在、天津大学精密機器学部神経工学リハビリテーション実験室で勉強中の大学院生だ。マカオ大学(University of Macau)と香港大学(University

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  • アウシュビッツ生き延びたエバ・コールさん死去、85歳 「死の天使」の人体実験も

    ポーランド南部オシフィエンチムで、第2次世界大戦中の自身と双子の姉妹のミリアムさんの写真を指すエバ・モーゼス・コールさん(2010年1月27日撮影)。(c)Janek SKARZYNSKI / AFP 【7月6日 AFP】ナチス・ドイツ(Nazi)のアウシュビッツ・ビルケナウ(Auschwitz-Birkenau)強制収容所で、「死の天使」の異名で恐れられた医師、ヨーゼフ・メンゲレ(Josef Mengele)の人体実験を生き延びたエバ・モーゼス・コール(Eva Mozes Kor)さんが4日、ポーランドを訪問中に死去した。85歳だった。関係筋が明らかにした。 コールさんは、米インディアナ州テレホート(Terre Haute)にキャンドルズ・ホロコースト博物館・教育センター(CANDLES Holocaust Museum and Education Center)を設立するなど、ホロコー

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  • 困窮家庭の子どもを洗脳し里親に売る、町長や福祉関係者ら18人逮捕 イタリア

    イタリアの警察車両(2005年2月24日撮影、資料写真)。(c)ALBERTO PIZZOLI / AFP 【6月30日 AFP】イタリア北部レッジョエミリア(Reggio Emilia)の警察は、困窮家庭の子どもたちを洗脳して両親に虐待されていると思い込ませて里親に売っていたとして、町長や医師、ソーシャルワーカーを含む18人を逮捕した。 同警察が2018年から行っていた捜査「天使と悪魔」(コードネーム)で、この犯罪ネットワークの存在が明らかになった。容疑者らは子どもたちに電気ショックなどを用い、実の親から性的虐待を受けていると信じ込ませていた。 この事件は、イタリアメディアによって報じられた。AFPは27日、レッジョエミリア近くのビッビアーノ(Bibbiano)の警察に取材し、事実であることを確認した。 ジュセッペ・コンテ(Giuseppe Conte)首相は、20か国・地域(G20)首

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  • 【記者コラム】この「結末」を誰が予想した……崩壊した国シリア

    イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の最後の拠点、シリア東部バグズを離れ、クルド人主体の民兵組織「シリア民主軍(SDF)」による尋問を待つIS戦闘員とみられる男たち(2019年2月22日撮影)。(c)AFP / Bulent Kilic 【5月9日 AFP】こんな結末が訪れると、誰が予想しただろう。拘束され、砂漠に並んで座らされているイスラム過激派の戦闘員とされる数百人を見ながら、私は思った。すべては8年前、シリア政権に対する単なる抗議デモから始まった。当時は誰もイスラム過激派について話題にすることなどなかった。 そして今、ある一つの国が崩壊した。 死者37万人以上。家を追われた人は、人口の半数以上に当たる1300万人近くに上る。平和的な民衆蜂起をのみ込んだ暴力の渦から生まれたイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」は、台頭し、そして衰退した。 彼らはシリアからイラクを広範囲にわたって

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  • 「なぜ自分は生き残ったのか」 高校銃乱射事件の生存者が自殺 米フロリダ州

    米フロリダ州のマージョリー・ストーンマン・ダグラス高校前に置かれた追悼の花束やキャンドル(2018年3月14日撮影)。(c)RHONA WISE / AFP 【3月23日 AFP】米南部フロリダ州パークランド(Parkland)の高校で昨年2月に起こった銃乱射事件で、生存者の19歳の女性が罪悪感から自殺していたことがわかった。地元メディアが22日に報じた。 シドニー・アイエロ(Sydney Aiello)さん(19)は、昨年2月14日に事件があったマージョリー・ストーンマン・ダグラス高校(Marjory Stoneman Douglas High School)の生徒だった。事件では、元生徒の容疑者が半自動小銃を乱射し、生徒14人と職員3人が死亡した。 死亡した14人の中には、シドニーさんの親友だったメドー・ポラック(Meadow Pollack)さんとホアキン・オリバー(Joaquin

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  • 環境の変化を黒魔術のせいに、多発する現代の魔女狩り パプアニューギニア

    パプアニューギニアの山岳地帯の村で、魔女狩りで受けた傷を見せるレイチェルさん(2018年11月20日撮影)。(c)PETER PARKS / AFP 【2月2日 AFP】パプアニューギニアの山岳地方で魔女狩りが多発しており、周辺一帯を恐怖に陥れている。魔女狩りをする部族らは、自分たちの世界が急速に変化しつつあることに恐怖を抱いており、これを黒魔術のせいにしているのだという。 例えばある魔女狩りでは、高齢の女性が小屋の床で身をよじって、半狂乱で懇願するも、殴打され、レイプされ、拷問され、裸にされ、血まみれになった瀕死の状態で小屋の外に引きずり出された。そこに、村人らがさらに暴行を加え、火あぶりにし、最後に女性は息絶えた。 村のほぼ全員がこの魔女狩りに加わった。誰も顔を隠そうとも、止めようともしなかった。 群衆は、自分たちは正しいことをしているのだと信じている――それが、一族の男性を殺し、その

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  • 「最もわいせつ」な絵画、ついにモデル判明 クールベ作「世界の起源」 写真5枚 国際ニュース:AFPBB News

    仏画家ギュスターブ・クールベの作品「世界の起源」を基にしたドローイング(2013年2月7日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / PATRICK KOVARIK 【9月26日 AFP】美術史上、最大級の謎がついに解き明かされたようだ。フランスの写実主義の画家ギュスターブ・クールベ(Gustave Courbet)が1866年に制作した「世界の起源(The Origin of the World)」。女性の下腹部を描いたこの作品は19世紀で最もわいせつな絵画ともいわれるが、このほど専門家によってモデルの身元がほぼ確実に特定された。 研究者たちは長年にわたり、モデルはクールベの愛人だったアイルランド人モデル、ジョアンナ・ヒファーナン(Joanna Hiffernan)だと考えてきた。ヒファーナンはクールベの友人の米国人画家ジェームズ・ホイッスラー(James Whistler)とも恋愛

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