天の川銀河(銀河系)の中心にある超大質量ブラックホール「いて座Aスター」を初めて捉えた画像。欧州南天天文台(ESO)公開(2022年5月12日公開)。(c)AFP PHOTO / European Southern Observatory 【5月13日 AFP】世界各国の天文学者が参加する国際プロジェクト「イベント・ホライズン・テレスコープ(EHT)」は12日、太陽系を含む天の川銀河(銀河系、Milky Way)の中心にある超大質量ブラックホール「いて座Aスター(Sagittarius A*)」の姿を初めて捉えた画像を公開した。 画像は80か国300人以上の研究者が5年以上かけて作成した。同プロジェクトは2019年、遠く離れた銀河にあるブラックホールの撮影に史上初めて成功していた。 いて座Aスターは太陽の400万倍もの質量を持つ。ブラックホールは光を全く発しないため、画像に写っているのはい