自民党を離党し、先の衆院選で落選した豊田真由子元衆院議員(43)=埼玉4区=が元秘書に暴言を吐いたり暴行したとされる問題で、埼玉県警は暴行などの疑いで豊田元議員を書類送検した。 書類送検容疑は5月、埼玉県朝霞市などを走行中の車内で、当時、政策秘書を務めていた50代の男性の頭を殴るなどしたとしている。 県警は7月、男性からの被害届を受理し、傷害などの疑いで捜査を始めていた。任意の事情聴取に対し、豊田元議員は被害届の内容について「頭は殴っていない」などと一部を否定していたという。 6月22日発売の週刊誌「週刊新潮」の報道によれば、豊田元議員は5月、男性が車を運転中に後部座席から「はげ」「死ねば」などと罵声を浴びせ、頭や顔を数回殴ってけがをさせた。男性はその後、県警に被害に遭った当時の音声データや診断書などを提出した。 豊田元議員は厚生労働省課長補佐などを経て平成20年12月の衆院選で埼玉4区で