日大アメリカンフットボール部の悪質タックル問題が起きた5月の定期戦から約3カ月、日大アメフト部の公式戦復帰を認めないことを決めた関東学生連盟の記者会見には、10台超のテレビカメラが並び、約100人の報道陣が集まった。柿沢優二理事長は目を真っ赤にして「日大がシーズンを迎えられないことは重たい事実だと思う。日大はこの判断を重く受け止めて、早急に再建策を実行して頂きたい」と語った。 【写真】記者会見の冒頭、あいさつする関東学生アメフト連盟の柿沢優二理事長=2018年7月31日午後8時2分、東京都港区、長島一浩撮影 会見には日大のチーム改革状況を調べ、「十分な改善がなされたとは認められない」とした検証委の委員2人も出席。寺田昌弘弁護士は「(再発防止策の実効性には)日大アメフト部のみならず、大学本部などが問題点を共有することが不可欠であるが、それが十分にできていない。内田氏や一部の大学関係者の影響力