フリーランス・ポールダンサー 大好きな店をクビになり、とりあえずで古巣に戻ったはいいものの、やっぱり私はポールダンスをしたかった。 ポールダンスのないお店では自分の魅力を発揮しきれないと思った。 それに、毎日3回を週6も踊っていたから、体を動かさないとなんだか気持ちが悪い。 ただ座って話すだけのお店では落ち着かない体になってしまっていた。 バニーは週3程度にとどめて、ポールができるお店を探し始めた。 都内だと六本木や歌舞伎町にその手のお店は密集している。 そして六本木のお店は、当時、トップレスやプライベートダンスなどのサービスがあるところばかりだった。 そういうお店の女の子はほとんどが外国人だし、真面目にポールダンスのショーをする雰囲気ではあまりなかった。 とにかくポールがしたい、踊れるお店を探さなければ。 夜のお店の求人サイトで検索をかけたりして、出てきたお店に片っ端からアポを取り面接に