Amazon Web Services(AWS)は、米ラスベガスで年次イベント「AWS re:Invent 2019」を開催中です。 開催3日目に行われたキーノートスピーチには、同社CEO Andy Jassy氏が登場。 x86プロセッサのサーバと比較して、40%も価格性能比が高いとのこと。 チップデザイン会社の買収がターニングポイントだったとAndy Jassy CEO Jassy CEOは、2015年にAWSがイスラエルのチップデザイン会社であるAnnapurna Labsを買収したことが、同社にとってターニングポイントだったと振り返ります。 同社がAnnapurna Labsを買収した当初の目的は、Amazon EC2におけるサーバの仮想化機能をより高性能化するためにハードウェアへのオフロード用ASICを自社で開発するためだと説明されていました。 このASICは「Nitro Syst
[速報]AWS、独自の機械学習用プロセッサ「AWS Inferentia」発表。高速な推論処理に特化。AWS re:Invent 2018 Amazon Web Servicesはラスベガスで年次イベント「AWS re:Invent 2018」を開催しています。 イベント3日目のアンディ・ジャシーCEOによる基調講演において、AWSが独自に開発した機械学習用プロセッサ「AWS Inferentia」が発表されました。 機械学習の処理には、大量のデータを用いて機械に学習を行わせてモデルを作る処理と、学習済みのモデルを用いて推論する処理があります。「AWS Inferentia」は推論を高速かつ効率よく実行することに特化したプロセッサです。 TensorFlow、MXNET、PyTorch、Caffe2、ONNXなど主要な機械学習フレームワークに対応。ユーザーはより低コストで推論処理を行えるよ
Amazon EC2の最新基盤として「VMware Cloud on AWS」や「EC2ベアメタル」の実現にもつながったAWSの「Nitro System」とは? Amazon Web Services(AWS)は、2017年11月に開催されたイベント「AWS re:Invent 2017」で、同社クラウド独自の基盤技術である「Nitro System」(ナイトロシステムと発音するようです)の存在を明かしました。 Nitro Systemは仮想マシンを提供するAmazon EC2を実現するためのサブシステムです。もともとAmazon EC2を実現するためにホストサーバで稼働していたソフトウェアを、AWSが独自に開発したハードウェアにオフロードしたもの。 Amazon EC2はAWSの中核的なサービスですから、Nitro SystemはAWSにおける最新の基盤技術と言っていいでしょう。 そし
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く