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ブックマーク / xtech.nikkei.com (29)

  • 「iPhone 4」を分解!

    2010年6月24日、米Appleの「iPhone 4」が発売された。新しいデバイスが登場すると、その中身をのぞかずにはいられない日経エレクトロニクス分解班は、当然のごとくiPhone 4にもその触手を伸ばした。 iPhone 3GやiPadなどを分解してきた経験を持つ同誌の分解班。Apple製品の中身は熟知しているはずだった。ところが、今回は少し様相が違う。分解を進める技術者がおもわず、「iPhoneらしくない」「これまでのAppleと全く違う」とつぶやくほどの違いがあったのだ。 技術者はいったい何に驚いたのか。そして、持ち方によって受信状態が不安定になるという例のiPhone 4の問題は検証できたのか。分解シリーズのiPhone 4編、とくとご覧あれ。 iPhone 4分解 [その1]まずはiPhone4を入手 [その2]内部はやっぱり黒かった [その3]ネジだらけの設計に驚き [その

    「iPhone 4」を分解!
  • 第5回 基幹系システムの再構築に活用

    アジャイル開発は基幹系システムの再構築でも力を発揮する」。情報システムのコンサルティングを手がける情報システム総研の繁野高仁社長はこう主張する。同社はビジネス変革のスピードに追随できる基幹系システムの開発を実現するため、二段階から成るアジャイル開発手法を整備しているところだ。 情報システム総研は現在、基幹系システムをアジャイル開発で再構築するプロジェクトに着手している。「社名や業種は明かせないが、一つは数百億円規模、もう一つは100億円規模」と繁野社長は話す(写真)。 この金額はいずれも再構築プロジェクトに対して、それまで基幹系システムを保守してきたIT企業が提示した見積額である。見積額を提示された両社のCIO(最高情報責任者)はともに高すぎるとして、繁野社長に相談を持ちかけた。これがきっかけでアジャイル開発の採用に至ったという。 繁野社長は、日NCRを経てKDDIでCIOを務めた経験

    第5回 基幹系システムの再構築に活用
  • 第4回 SOAはアジャイルと相性が良い

    山形県 総務部 総合政策室 情報企画課の秋場淳一郎 電子県庁推進主幹(中央)と長谷部研 主事(左)。トライポッドワークス 事業統括部事業企画部の齊藤隆夫氏(右)は山形県の情報政策をITマネージャーとして技術的に支援する 「SOAの良さはアジャイル開発でさらに引き出せる」。山形県 総務部総合政策室情報企画課の秋場淳一郎 電子県庁推進主幹はこう言い切る(写真)。SOAは業務の視点から機能をコンポーネント(部品)化し、それらを組み合わせることで、要件の変化に柔軟に対応しようという考え方。一方のアジャイル開発は短期間の繰り返しで開発することで、仕様変更に柔軟に対応する開発手法。どちらも変更に強い点で一致し、相乗効果が引き出せるというのだ。 秋場主幹の所属する情報企画課は大きく二つの役割がある。県庁のIT戦略やITガバナンスを立案・実行するCIO(最高情報責任者)オフィスと、各課が進める開発案件に

    第4回 SOAはアジャイルと相性が良い
  • 第3回 成長できるチームの作り方

    講師にはスクラムの開発経験が長いエマーソン・ミルズOdd-e Japan代表を招き、初対面の5人がチームを組んで三つのロールプレイ形式のワークショップ(参加型講習会)を実施した 2009年11月25日夜7時、金融情報サービス会社QUICKの会議室で、「チームとは何だ」と題してすくすくスクラムの第7回勉強会が始まった(写真1)。約40人の参加者はほとんどが技術者で、システムの受注者側と発注者側が半々程度だという。また毎回約半数が初参加である。 スクラムとはアジャイル開発手法の一つで、プロジェクトでの採用が増えている。理由はシンプルであること。「30日ごとの繰り返し開発」「毎朝15分のミーティング」「繰り返し開発が終わったら必ず3時間の振り返りを実施する」といった、繰り返し開発と振り返りの二つの枠組みのみを決める。技術的な技法にまでは踏み込まない。 今回、勉強会はなぜチームをテーマにしたのか。

    第3回 成長できるチームの作り方
  • 第2回 ハードルを下げる改善続く

    アジャイル開発の質をつかんだ各社は、大規模への適用を模索し、ハードルを引き下げる改善を続ける。アジャイル開発での品質基準の調整と、契約の結び方も見えてきた。 まず大規模プロジェクトへの適用だ。基的な二つのコンセプトは固まりつつある。一つは小規模チームをいくつも並行して走らせるということ。 例えば米IBMは今年1月に出荷した開発ツール「Rational Team Concert」を3年をかけてスクラムで開発する際に、全体を管理するチームと個別機能を開発する20チームに分けて取り組んだ(図1)。全体管理は10人が担当し、関係性がある機能同士にずれが生じないように「バディ」と呼ぶ役割を設けて調整役となった。 個別機能は国をまたがり4~10人が1チームに所属し、全チームが同じ繰り返しの期間で開発を進めた。毎日のミ ーティングは時間を合わせてテレビ会議などで実施したという。「繰り返しと振り返りは

    第2回 ハードルを下げる改善続く
  • 第1回 30年前の改善魂を取り戻せ

    アジャイル開発が広まる機運が高まっている。アジャイル開発を経験したマネジャたちが「繰り返し開発と振り返りが質」と気づいたからだ。「30年前の現場にあった改善の喜びを取り戻せる」と指摘するマネジャもいる。システムを開発する立場からアジャイル開発を取り巻く変化を追った。 短期間の「繰り返し開発」と開発した結果の「振り返り」。たった二つを実践するだけで、技術者も利用者も幸せになれる。2009年、登場から10年がたったアジャイルの価値がこの二つに集約されてきた(図1)。 「アジャイル開発はプログラマ寄りの技術で、ウォータフォール開発の対立軸と捉えていた。しかし実際にやってみるとその根は繰り返し開発と振り返りであり、それは自分たちが30年前に開発現場で実践していたことと変わらないことがわかった」。富士通 文教ソリューション事業部 文教第二ソリューション部の中尾保弘部長と、日立製作所 アプリケー

    第1回 30年前の改善魂を取り戻せ
    masutaka26
    masutaka26 2010/05/16
    読みやすい
  • 「Linuxの振興を支援する」---自民党政調会長 衆議院議員 与謝野馨氏

    自由民主党政務調査会長で「e-Japan重点計画特命委員会」の委員長を務める衆議院議員 与謝野馨氏に,政府・自治体におけるオープンソース活用について話を聞いた。 同氏は自らパソコンを組み立て,Linuxも使用するなどITに詳しく,インタビューでは専門用語やLinuxディストリビューションの正確な名称が次々と飛び出す。「Windowsが唯一のOSであるよりも,Linuxがあるほうが,互いに競って改良が進み,ユーザーにとってより良いものができてくる」と,健全な競争への期待を示した。(聞き手はIT Pro編集 高橋信頼) ——2004年末,「e-Japan重点計画特命委員会」で,OSS推進フォーラムが「政府システム調達におけるOSS利用の促進について」と題する提言を行いました。「OSS(オープンソース・ソフトウエア)はわが国のIT産業の競争力向上につながる」としてOSSのメリットを生かせる政府調

    「Linuxの振興を支援する」---自民党政調会長 衆議院議員 与謝野馨氏
  • 心から薦められる商品・サービスしか開発しない

    店などで働くアルバイトの勤怠管理サービス「CiFTR(シフター)」をSaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)型で提供するワイアード。主に小規模店舗向けにサービスを展開してきた。約1年がたった今、大手企業による大規模導入も決定したという。「初心を忘れず、心から薦められるサービスを開発したい」と語る石原明彦社長に、事業への取り組み姿勢など聞いた。(聞き手は島田 昇=日経コンピュータ) CiFTR(シフター)はどのようなサービスか。 店舗の運営者が、アルバイトやパートタイマーの勤務時間を管理するためのSaaS型サービスだ。アルバイトなどがまず、勤務時間をPCや携帯電話から申請する。店舗運営者は、そのデータを元にPC上でシフト表を作成する。店舗運営者は、入力ミスが軽減され作業時間が短縮できる。アルバイトの人たちは、勤務時間の申請用紙を提出するために店舗に出向く必要がなくなる。 シフト表の作

    心から薦められる商品・サービスしか開発しない
  • グーグルは“異形”のメーカー。ここが違う10個のポイント

    グーグルは世界有数のハードウエアメーカーであり、ソフトウエアメーカーである。1990年代末に他に先駆けて「情報爆発」に直面し、いち早くそれに対応したグーグルのコンピュータは、従来のコンピューティングと比較すると常識外れにすら見える進化を遂げた。グーグルコンピューティングの特異さを10個紹介しよう。 (1)自前主義 グーグルは売上高を見ると「広告会社」だが、その実態は7000人を超えるエンジニアを抱える世界有数のメーカーである。しかもそのコンピューティングのあり方は、従来型のそれと大きく異なる(図1)。グーグルが“異形”のメーカーなのは、同社がハードもソフトも自前主義を貫いているからだ。 使用するサーバーはすべて自社開発だ。一部報道では、グーグルは台数ベースで米デルや米ヒューレット・パッカード(HP)に次ぐ「世界第3位」のサーバーメーカーだという。 サーバーだけではない。2007年、大手ネッ

    グーグルは“異形”のメーカー。ここが違う10個のポイント
    masutaka26
    masutaka26 2009/10/19
    すげえ。なんでこんな短期間に。。。