森永乳業は2018年5月9日、同社の通販サイト会員の情報が漏洩した可能性があると公表した。だが、被害人数が報道によって2万3000人だったり、12万人だったりと大きく異なる。また、漏洩した可能性のある情報はセキュリティコードを含むカード情報としているが、会員のメールアドレスやパスワード、住所、電話番号などが含まれているかどうかを明らかにしていない。 同社は、クレジットカード会社から不正利用の被害が発生していると4月24日に指摘を受けて事態を把握していた。そこから既に2週間が経過しているのに、どうしてもっと正確な情報が出てこないのか。 被害人数の2万3000人は森永乳業による推測 森永乳業は、クレジットカード会社から指摘を受けた4月24日にセキュリティ会社に調査を依頼。最終結果は5月末日までに報告されることになっているが、「公表した5月9日時点では、被害の範囲や漏洩経路に関する中間報告を受け
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