第8回 イーサネット(その3) - イーサネットとリピータ/ブリッジ/スイッチ:詳説 TCP/IPプロトコル(2/4 ページ) リピータ(repeater) ネットワーク・ケーブル上を流れる電気信号は、伝送中にレベルが減衰したり、遅延などが発生したりするため、正常に伝送できる距離には限界がある。そのためイーサネットでは、信号が正常に伝送できる距離として、セグメントの最大長が規定されている。第6回の「2.イーサネットの規格」で説明したように、例えば10BASE5なら1セグメントは最大500mまで、10BASE2なら最大185mまでとなっている。規定されたセグメントの最大長を超えるネットワークを作りたければ、「リピータ(repeater)」という機器を使ってセグメントを連結する。リピータはOSI参照モデルでいうと、物理層のレベルでデータ(信号)の中継を行うデバイスである。リピータには、セグメン
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