パラ五輪の腕無し射手スタッツマンが世界最長を射抜く パラリンピックのトップアーチェリー選手、マット・スタッツマン(1982年生まれ、アメリカ)氏は、2015年12月、最も遠く正確な射程距離(男子アーチェリー)-Furthest Accurate Distance Men’s Archeryへの挑戦を行い、見事、新たなギネス世界記録を打ち立てました。 FITA(世界アーチェリー連盟)の定める条件の下、アメリカのアーチェリー選手が米テキサス州TPC Craig Ranchにおいて283.47 m (930.04 ft) 前方の的を正確に射抜いたのでした。 生まれつき両腕の無かった「アームレス・アーチャー(腕の無い射手)」は、足と肩で弓矢を巧みに操作する方法を習得し、なんと驚いたことに、健常者の保有していた前記録を破ってしまったのです。 スタッツマン氏(2012年の米パラリンピックアーチェリーチ