シーメンスヘルスケアは、コンパクトながら高度なアプリケーションとイメージング性能を備え、多様な検査に柔軟に対応する汎用超音波画像診断装置「ACUSON Juniper(アキュソン ジュニパー)」の販売を開始したと発表した。 同製品は、直観的な操作性と複数の診療科に対応する適応性、診断に有用な優れた画質とアプリケーションを兼ね備え、これまで同クラスの装置では難しかった検査シチュエーションや検査ニーズに柔軟に対応できる汎用超音波画像診断装置。世界中の365人のユーザーからのフィードバックと170回に及ぶワークショップの結果をもとに開発された、同社の大規模な超音波共創プロジェクトによる製品となっている。 同製品は、コンパクトかつ軽量に設計され、同クラスの超音波画像診断装置と比較して設置面積を36%削減している。検査室だけでなくスペースが限られている外来やベッドサイドまで、1台で幅広い検査環境に対
注射や採血で静脈に穿刺する際に用いられる静脈可視装置 テルモ株式会社は4月2日、静脈可視装置「ベインビュア」(一般的名称:可搬型手術用顕微鏡)を全国の医療機関に向けて販売開始したと発表した。 画像はリリースより 静脈可視装置は、注射や採血で静脈に穿刺する際に用いられ、血管が細い患者や小児の穿刺前の血管確認や、穿刺後に薬剤が血管に流れている様子の目視に使用する。同装置は、近赤外線を用いて静脈の太さや血管走行を可視化する装置。近赤外線には血液に吸収される性質があるため、皮膚の表面に照射すると、血液に吸収されなかった近赤外線が装置に向けて反射される。静脈可視装置はこの反射されたデータを解析し、皮膚に画像として投影する。 5種類の投影モードを標準搭載、状況に応じた見やすさ目指す ベインビュアは、深さ10mmまでの静脈を皮膚に投影する。ユニバーサルモード(標準モード)、ファインディティールモード(高
石川県南加賀地域で初の四年制大学となる公立小松大が三日、小松市で開学した。県こまつ芸術劇場うららで開学式と入学宣誓式があり、二百五十人の一期生が新たなスタートを切った。(竹内なぎ) 小松大は小松短大とこまつ看護学校を統合、再編して設立された。生産システム科学部、保健医療学部看護学科、同臨床工学科、国際文化交流学部の三学部四学科で構成する総合大学。
セブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズ(東京・港)が手掛ける、睡眠中の気道を確保することでいびきや無呼吸を防ぐ鼻腔(びくう)挿入デバイス「ナステント クラシック」。そのドイツにおける展開に関して、同社の完全子会社であるフランスのSeven Dreamers EuropがNeuwirth Medicareと独占販売契約を締結したと、2018年4月5日に発表した。 この締結により、ドイツではNeuwirth Medicareを通じて、2018年3月からナステント クラシックの販売をスタートした。2017年6月から販売開始したフランスとオランダに続き、3カ国目の海外展開となる。 ナステント クラシックは、緊急救命時の気道確保の手法を応用し、新たな発想で開発した一般医療機器。柔らかいシリコン状のチューブを鼻に挿入することで気道を確保し、睡眠時の呼吸をサポートする。 Neuwirth Medicare
Photo by Kecko 医療データがサイバー犯罪者に盗まれ、それをもとに恐喝されるおそれがある――マカフィーの研究者が、こんな調査結果を発表している。 医療産業を狙うサイバー犯罪について研究しているクリスティアーン・ビーク氏は、家族のエコー検査中、医療機器の画面に「データを画像に保存中」というメッセージが表示されたことをきっかけに、医療用画像の撮影における潜在的なセキュリティリスクの調査を開始したという。 多くの病院や医療研究施設などは、画像のアーカイブや通信システムに「PACS」を利用している。Picture Archiving and Communication Systemsの略で、医療用画像管理システムのこと。CR、CT、MRIといった画像撮影装置で撮影した画像データをネットワークを通じて受信し、保管・管理するシステムだ。 しかし、クリスティアーン・ビーク氏の調査によれば、そ
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