ツイッターでの質問で「日本はハイパー・インフレーションになりますか?」というのがありました。 それに対して僕は「その可能性は低いでしょうね」と答えておきました。 どうしてそう考えるのか? その根拠を書きます。 第一次世界大戦が終結したとき、ドイツではワイマール憲法が制定され、共和国が誕生しました。 第一次世界大戦の「終わらせ方」はドイツの国民にとってちょっと納得の行かないものでした。 自分たちは戦争に負けてなかった! でもドイツ国内の裏切り者たちが前線で戦っているドイツ軍を「背後からのひと突き」で刺したからだ そういう釈然としない気持ちがあったのです。 戦争が終わって、ドイツに帰ってきた兵隊さんは、共和国政府の嘆願を無視し、なかなか解散しませんでした。なぜなら除隊しても失業者になるだけだから軍人として給与を貰った方がいいからです。 こうして完全武装した兵隊さんが街の中に居座るという、いわゆ
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