数ヶ月ほど、テキストエディタを書いてたんですが、とりあえず公開しておきます。 数ヶ月といっても間が数週間とかいったレベルで空いているんで、暇な時間にちまちま遊んでいたというレベルですが。 コンセプトは、JS + HTML5 + Chrome Apps API といった構成です。もうちょっと安定したらwebstoreにでもアップロードしようかと思いますが、今のところいろいろとひどいので……。でもまぁ、いちおうファイルを開いて保存して、といった基本的な操作がようやくできるようになりました。 シンタックスハイライト可能なJS製テキストエディタは有名なものだけでも何種類かあるのですが、これは自作です。というか自作してみたかった、というやつです。エディタ部分は http://www.jmuk.org/editor/editor.html で動くようにしてあります。 まあそんなわけでまだまだですが、も
諸々の手続きはほぼ完了したので一般公開でも書くことにするけど、こんど9月初旬からアメリカに行くことにした。 サンフランシスコのちかくのいわゆるシリコンバレーに移住する。長期出張等ではなくて、パーマネントトランスファー。日本語にするとなんて言うんだろう、移籍? ビザの取得は完了していて、とはいえまだまだ、具体的な引越しの手続きが細々と残ってたりしていろいろとめんどくさい、ぐらいの段階です。こういう事務手続きって苦手なのよね……。ちなみに移住後の住所は未確定。それ以外も細かいところは未確定。 仕事の内容も、今と変わらずです。 ……書類手続き上は日本法人であるグーグル株式会社を退職して、アメリカのGoogle Inc.に入社することになるため、「グーグル株式会社を退職しました」というタイトルの釣りエントリでも書こうかと思ったけど、なんかああいうのはどうにも書けないたちなので諦めます。 そんなわけ
This entry was posted by Jun Mukai on Saturday, 27 August, 2011 PHP 5.3.7のcrypt関数には深刻な問題があった、という話の詳細については徳丸浩氏が紹介しているのでそれを読んでいただくとして、どうしてこうなったのか、ということについてPHPの作者、Rasmus Lerdorf氏がGoogle+に投稿している。これも、どうしてこうなったの部分は徳丸さんが紹介しているが、それ以外の部分に興味があったのでちょっと紹介しておこう。 こういった問題が発覚すると、テストとかQAとかしてなかったのか、という疑問がわく。で、そういう質問とかをされているわけで、返事にいわく、テストはしていたけど、今回はそのままリリースしたのだという。そんなのってあるのか? +Lorenz H.-S. We do. See http://gcov.php
This entry was posted by Jun Mukai on Tuesday, 29 March, 2011 諸事情により、実は先週は台北に出張に行っていた。 個人的には東京は安全だと思っていたし、一時的な避難をする意味はまるっきりないなと思っていたのだけど、ちょっとこの一種の「国外退避」で個人の気分が変わったので自分の感覚を書いておきたい。 東京から一時的に避難をする意味がないと思っていた理由はいくつかあるが、上に書いたように基本的には東京まで(成人の健康に)強い影響が起こることはなさそうだと思っていたというほかに、計画停電にしろ、余震にしろ、原発にしろ、そうそうたやすく終わるものでもなさそうだ、というのもある。東京から1週間だけ海外に避難する、というのは、たとえば健康被害等を懸念するならあまり意味がないといまでも思う。まあ私は独り身で気軽なものなので、そう言えるという面も
This entry was posted by Jun Mukai on Saturday, 12 February, 2011 行きがかり上、こちらもブログで紹介するのが筋かもしれないのでメモっておこう。 Yacc is Deadというタイトルの論文については先日紹介したとおりなのだけど、実はあの後、Russ CoxがYacc is Not Deadという記事を書いていた。この指摘が面白くて当を得ているので面白いと思った次第。この記事自体は会社で教えてもらって、読んだ結果を社内で軽く発表(?)したりしたのだが、そのときの記憶をたどりながら書いている。 Russ CoxはPlan9の開発に携わっていたエンジニアで、今はGoogleに在籍し、オートマトンの理論に基づいた正規表現エンジンライブラリであるre2やGo言語の開発に携わっている。今回はその彼のre2や形式言語処理の経験が生きた指摘
This entry was posted by Jun Mukai on Wednesday, 13 October, 2010 いやーFacebook、いいですよね。私も数ヶ月前から徐々に軸足をずらしつつあり、実際、最近ではtwitterより滞在時間が長いんじゃないだろうか、と思うことすらあります。最近でははてなで人気の方々が続々とFacebookを褒めたたえており、なんかマーケティングというかpaid articleなんじゃないかと勘ぐられているほどですね。実際には、お金を払ってどうこうということはないと思いますけど。 ただまあ、実際のところとしては、Facebookがそんなに凄いとかいいとかは全然思わないんですよね。Facebookが魅力的なのは、端的に言えば、どうでもいい有象無象がいないからというこれに尽きるでしょう。 そもそも、7-8年ぐらい前には、猫も杓子もブログを書いていた
仕事の関係で上海に出張、せっかくなので数日の休暇をとって観光してきました。以下その覚え書き(いや実はネットにつなぐのがいろいろ大変だったので、暇な時間でローカルに書きためていたのです)。 ネットの接続 今回、はじめて中国に行きました。確かにtwitterに繋がらない。facebookもだめ。YouTubeも無理。bloggerもだめなので、読めないサイトもある。ちなみにGoogle Readerに登録していた場合も、そのサイトのフィードを読もうとするとエラーが発生して読めなくなります。flickrやpicasawebも無理。 一方、意外と繋がるサイトもあって、たとえばmixi。あとはてなも読めました。fc2ですら禁止されているのにこの辺はオーケーとは……。中国における認知度は低いということでしょうか。あ、あとGmailが大丈夫な関係上、バズは問題なしで、わたしも滞在中、ちょっとバズ上でつぶ
すっかり遅くなったけど、この辺の話題 Lispはなんとなくすごそうというイメージがあるけど、実際にはそれほどでもない 仕事でLispを使うこと 仕事でLispを使うこと 2 「Xで使うべき」だからといって「X以外では使うべきじゃない」ってわけじゃない。けれど… で、俺にはShiroさんの文章はあまり説得力を感じない。というか、俺はShiroさんのLispへの愛を感じた。Lispで仕事をしたいと思うなら、そういう環境がないと嘆くのではなく、積極的に探すなり、作り出すなりするべきだという主張だと受け取った。そうである以上、ここで書かれたLispの強みなるものも結局はShiroさんの感じたところであり、個人的なものにならざるをえない。それはあまり他人が納得できるものではないし、納得してもしょうがないものだ。 ただ、やっぱ、俺はプログラミング言語には興味がないので、それはもう前提からして違うなと思
This entry was posted by Jun Mukai on Tuesday, 2 February, 2010 『侍戦隊シンケンジャー』はとても興味深い作品でした。それまでシンケンレッドとして活躍していたはずの殿様が、終盤になって実は志葉家とは縁もゆかりもない身代わりだということがわかり、本物の志葉家当主である姫様がやってきて一方的に全権を掌握、当の(偽)レッドも含め、主人公たちがこの事態をどう受け止めるかということが描かれました。 そもそもシンケンジャーでは、代々シンケンジャーを受け継いできた主人公たちだけがモヂカラというパワーを使いこなすことができ、敵と戦うことができるという設定でした。とくにレッドである志葉家は侍たちの棟梁であり、また志葉家の当主のみが敵の大ボスを封印することができるパワーを持つことができるとされています。そのわりに、思いこせば物語開始前からレッドだけ
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