金融市場でイスラエルが注目されている。新型コロナウイルスのワクチン接種で先行する同国が感染収束に成功すると、主要国の大規模緩和の正常化が意識され、「“コロナバブル”とも言われる世界的な株高が大幅に修正されるリスクがある」(大手邦銀)ためだ。バブル崩壊の引き金となる可能性をはらむだけにイスラエル情勢からは目を離せない状況が続きそうだ。 世界最速でワクチン接種のイスラエル、高い有効性が事実なら… イスラエルは現在、世界最速のペースで米ファイザー社の開発したワクチンを接種している(詳しくは、こちらとこちらを参照)。人口当たりの接種割合は57%超と大きく先行する。最速の接種が可能になったのは、国民の健康情報を管理する保健維持機構(HMO)に蓄積される接種者の健康状況などのデータをファイザーに提供。その見返りで優先供給を受けたからだ。 イスラエルのネタニヤフ首相、集団免疫で世界の実験室になる、とも発
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