ここ数日の世界的な株安は米経済見通しの急激な変化よりも、借り入れを駆使して高いリターンを狙う「キャリートレード」の巻き戻しの影響が大きいとアナリストは見ている。写真はニューヨーク証券取引所で6月撮影(2024年 ロイター/Brendan McDermid) [ロンドン 5日 ロイター] - ここ数日の世界的な株安は米経済見通しの急激な変化よりも、借り入れを駆使して高いリターンを狙う「キャリートレード」の巻き戻しの影響が大きいとアナリストは見ている。 世界同時株安の引き金となったのは2日発表の7月米国雇用統計が予想を下回ったことだが、日経平均株価(.N225), opens new tabが5日に1987年の「ブラックマンデー」翌日を超える大幅な下げに見舞われたことは雇用統計だけで説明できないという。