ティント・ブラス監督もっと評価されてほしい。 ロメールとかの古いフランス映画好きな女性も見れると思う。エロくないわけじゃないけど、ランジェリーとかインテリアとかオシャレで。 アメリカとかのエロ動画みたいな「オーイェー!」みたいなのじゃなくて適度に淫靡で日本人好みだと思う。 夫婦で見れると思うから、これでセックスレス解消できる夫婦が増えますように!

チャン・ゴンジェ監督『ケナは韓国が嫌いで』を試写で見た。 www.youtube.com 28歳のケナ(コ・アソン)はいちおう安定した仕事も恋人もあるが、仕事には生き甲斐を感じられず、恋人もどうも自分のことを理解してくれている感じがなく、家族からは早く結婚するように言われ、息が詰まるような気分で暮らしていた。そんなケナは自分の人生を変えるべく、ニュージーランドにワーキングホリデーに行くことにする。やっと韓国を抜け出せたケナだが… 生まれ育ったところに不満があって外国に出て行くというのは、私も留学していたし、なんなら今も留学中なので気持ちじたいは非常にわかる…のだが、正直、ケナは私とあまりにも海外に行くことに対する態度が違いすぎてちょっとビックリする…というか、まったくの異文化を見ているみたいな感じがした。たぶんこれは韓国だからというわけではなく、外国に行く時どういう心性で行くか、みたいな文
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今の映画業界には中規模映画が欠けているとジュード・ロウ、「大きな穴が開いている」 ©THE RIVER マーベル映画や『ファンタスティック・ビースト』『シャーロック・ホームズ』シリーズ、ついには『スター・ウォーズ』と、ハリウッドの有名フランチャイズに次々と参戦する男、ジュード・ロウ。現在も大作映画に限らず小規模作品などにも積極的に出演しているが、その背景には、まだキャリアの浅かった時期、中規模の映画で演技のスキルを培ってきた歴史がある。 最新作「スター・ウォーズ:スケルトン・クルー」のプロモーションで、米AP Newsの取材に応じたロウは、「僕がこの業界に入った頃、(中規模映画が)作られていたことは幸運でした」と振り返っている。「アンソニー(・ミンゲラ)のような人たちと作った映画は、今から思えば、それが許されていたことが素晴らしいことだから」と。 2008年にこの世を去ったアンソニー・ミン
これはなかなかおもしろい。人によってはこれも「男性を言い訳に使って自分の欲望に逃げてる」って批判するかもしれないけど、とりあえずここまで認められてるだけでも立派だと思う。 まぁ男性は勝手にいろんな欲望を持っていることにされるのやめてほしいけど、まずは女性もすこしずつ自分の欲望認識してほしいところ。
難民映画祭のオンライン上映にて観賞。原題Rosemary's Way、2020年オーストラリア、ロス・ホーリン監督作品。 オーストラリアのパラマタ警察の多文化連絡調整官であるローズマリーを追ったこのドキュメンタリーを見ると、同じように人を救っている人はたくさんいても同じことをしている人は一人としていないのだと思わされる。「警察との仕事で気付いた問題を自分の時間を使って解決」している彼女の活動からは、難民や移民の支援についての数ある映画の中でもそう取り上げられてこなかった(ように私には思われる)部分を知ることができる。 ローズマリーは故郷のケニアで「夜中に寝室に侵入されてもばれれば自分が責められるので黙っている」ような境遇にあったが、1999年、39歳の時に部族の衝突で家々が燃やされ人々が殺されたことに「怒りがおさまらず」国に戻らないと決めたのだと言う。移住後の自身の体験から移民や難民の女性
グレン・パウエル演じるゲイリーが登場する大学の講義にて後ろの席の男子学生の「あいつの車、シビックだぜ」からの、White & NerdyのMVでのアルかと思うような姿勢で運転して帰る姿からの、猫達との夕食にかぶるナレーションの「特技を活かして…」で射撃の練習をしている辺りから何だかおかしなことになってきて、リンクレイターの映画独特の空気が劇場内に満ちて麻痺させられるように設定に慣れていく。殺し屋の男に惚れる女も受け入れられるようになる。同じ書き手による記事を元にした『バーニー みんなが愛した殺人者』(2011)の焼き直し版とも言える。 ゲイリーのおとり捜査によって逮捕された人々のマグショットが必ず、更にはそのうちの幾人かが裁かれるシーンが挿入されるのが奇妙に心に残る。自分のことを憎んでいるだろう、もう相手のことは忘れたいなんて気持ちは微塵もないようで、最後まで責任持って見届ける人間なんであ
「お前らなんていつ難民に認定されるか分からないんだから、金を貯めとけよ」(=「自助」しろよ)。こう焚き付けて人を使い捨てする奴の「助け合ってたら死ぬぞ」とのアドバイスに、「半島」仲間の一人が「この二人(カン・ドンウォン演じるジョンソクとキム・ドゥユン演じるその義兄チョルミン)は家族だから心配だ」と口にする。一瞬分からなかったけれど、その意味するところは、助け合いとは家族に類するものを持つ特権階級の内で行われるものであり、あぶれた者は割を食うということなのである。 この歪んだ、と言うのは適切じゃないか、文明化を目指すなら見直さねばならない類の助け合いの肥大したものが631部隊である。自死しようとしているソ大尉(ク・ギョファン)と傷を負ったキム兵士は生き延びるために所属しているアウトサイダーだと言える。キム兵士が大尉を慕っているのは、外に出て活動しない彼を自分と同類と信じているからだろうか。初
「アンネ・フランクの家」で特別展示中の「アンネの日記」を見るための大行列の誰一人として脇でテント生活をしている人のことを気にもかけないという、1分で言いたいことが伝わってくるオープニング。まずは1930年代にユダヤ系ドイツ人の多くがオランダへ移住したのは難民を広く受け入れていた態度を信頼してのことだったと思い出したい。それなのに、そして今、という話である。受け継がなきゃならないのは本や名前じゃないだろう、というので日記から「キティー」(声・ルビー・ストークス)が出現する。勿論この映画を見たりその感想を書いたりする者もその向かうところだ。 「アンネ・フランクはどこ?」というタイトルのこの映画における「アンネの日記はどこ?」という皮肉は、いつの時代にも存在する、お話の流通・消費に伴う危険性を表している。「アンネの日記」がアメリカで映画化されたことでベストセラーとなったように、映画にはよくも悪く
1940年代、第2次世界大戦下の激動の時代を舞台にしたスパイの暗躍を、トニー・レオン、ワン・イーボーという中華圏の新旧スターの共演で描く『無名』(公開中)。物語が繰り広げられる上海といえば、歴史的背景から多様な文化が入り乱れる“魔都”と呼ばれる都市。当時の上海でも様々な勢力がしのぎを削っており、背景を知らないと飲み込みづらい部分も多いので、ここで簡単に説明していきたい。 裏切り者は誰…?陰謀が絡み合うスパイ合戦を描く『無名』【写真を見る】数々のスパイ映画の舞台となった魅惑の“魔都”上海(『無名』)Copyright2023[c] Bona Film Group Company Limited All Rights Reserved 上海を舞台に約8年間にわたるスパイたちの活動が、過去と現在を行き来するトリッキーな時系列で描かれる本作。中華民国・汪兆銘政権の政治保衛部に勤めるフー(トニー・レ
映画雑誌、キネマ旬報が発表する毎年のベスト・テンは、2023年度で第97回。日本の映画界では日本アカデミー賞などと並んで、重要な映画賞という位置づけだ。米アカデミー賞も今年で第96回なので、それよりも長い歴史を誇っているというのがスゴい。2023年度のキネマ旬報日本映画ベスト・テン第1位、つまり最優秀作品に輝いたのは、阪本順治監督の『せかいのおきく』で、これは同じく映画賞の毎日映画コンクールでの日本映画大賞とも重なっている。ただ、日本アカデミー賞で『せかいのおきく』は優秀作品賞の5本には入っていない(他のどの部門でもスルーされている)。 キネマ旬報ベスト・テンは、映画評論家、ジャーナリストらの投票によって決まる。2023年度、日本映画の部門に投票したのは、59人。そこに編集部の1票が加わるので、計60となっている。外国映画、文化映画のベスト・テンもあるが、もうひとつ、読者選出ベスト・テンと
10月7日にパレスチナ・ガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスがイスラエルへの攻撃を開始し、現在もイスラエル人とパレスチナ人の虐殺が行われていることを受け、「ガザ空爆の即時中止、人道回廊の設置、すべての国際機関が要求する物資の提供、人質の解放を訴える」と要求。 また、1967年の第3次中東戦争後にイスラエルのHaaretz紙に掲載され、同国出身の映画作家アヴィ・モグラビが今月フランス・パリで読み上げた「占領は外国による支配をもたらす。外国による支配は抵抗を生む。抵抗は弾圧をもたらす。抑圧はテロリズムと対抗テロリズムにつながる」といった言葉を引用し、「私たちは今日、この言葉のもとに結集する」とつづっている。
オキサイド・パン監督『フラッシュオーバー 炎の消防隊』を試写で見た。 www.youtube.com 灌城(中国の架空の都市)の工業団地で地震による爆発事故が発生する。被害が甚大であるため、近隣の消防隊が全員出動する。消防士たちは余震や有害物質の漏出と必死に戦うが… 火事の描写は大変迫力があるのだが、人間ドラマはあまりたいしたことない…というか無いに等しい。消防士たちのキャラクターはあまり掘り下げられておらず、署長の婚約問題とか、若い通信員である韓凱(杜江飾)と専門家の葉歆(佟麗婭)のかかわりとかは要らないのでは…と思うような蛇足な感じである。とくに専門家の葉はひとりだけとってつけたように出てくる女性で(緊急対応中で多忙なはずの火災の研究者にしてはパリっとしすぎていてあまりリアリティは無い)、この女性を韓が騎士道精神と憧れで助けようとする…みたいな昔ながらの美姫救出的展開で、たぶん無いほう
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