新年のご挨拶を申し上げます。 ふつう、日本の正月の挨拶は「あけましておめでとうございます」とか「謹賀新年」とか、祝意を表す言葉を交えるものですが、どうも素直に新年を祝う気分になれません。 もっともこれは私一人のことではないようです。 元旦にある方からいただいた年賀状には次のようにありました。 年末の選挙を経てこの国の将来を思うと、とても「おめでとう」とは言えなくなってしまいました。ほんとうに「おめでとう」と言える日が来ることを願って。 私もまったく同感です。 他にも、例えば社会学者の上野千鶴子氏が京都新聞に寄せたコラムは次のように書き出されています。 暗い時代が始まる。脱原発派と護憲派、ジェンダー平等派にとって。教育現場にとってもだ。インフレ、借金、東アジアの緊張、貧困と格差、弱者切り捨て…亡国政権の始まりだ。 私どもも暗い時代をどう生き延びるか、いずれにせよ今年が正念場になるだろうと暗澹
軽蔑(HALTANさん) 泥沼(Apemanさん) 敵に勝ちたいだけなのか? とHALTANさんがいいたくなるのは、私にもよくわかる。大砲があれば、そりゃ戦いには勝てるでしょうけど……という話。 外形的に勝てばいいなら、それでいい。でも、議論でコテンパンに負けたって、納得できないときはできないのが人間でしょう。反論があるならいってみろ、っていわれても、私なんかもう、何もいえない。何も思いつきさえしない。それでも、やっぱりもやもやしてる。ストンと腹に落ちるものがない。 自分がいいたいことも分からないようなヤツが、駄々っ子みたいなことをいってるんじゃないよ、とApemanさんは呆れるかもしれないが。 かつて、私が容赦ない批判を浴びせた結果、消えてしまったウェブサイトやブログがいくつもある。その筆者たちは、「蒙を啓いた」私に感謝していただろうか。わかりきっている。仮にそういう気持ちがゼロではなか
そうそう、リフレ派の特徴をもう一つ指摘するのを忘れていた。 「日銀はバカだ。頭がいいのは俺たちだけだ」と思っている点だ。 マクロ経済の複雑さを無視して、日銀というわかりやすいターゲットしか叩けない時点でアレだけどね…。 マイルドなインフレなんてお花畑な発想。 他の先進国のインフレ率が日本のそれより若干高かったとしても、それは中央銀行の所為ではない。 実体経済を反映したもの。 インフレを金融引締によって抑えることはできても、人為的に作り出すのは難しいよ。 そもそも日銀だって思いっきり金融緩和はすでに行っているよ…。 どうして銀行融資が増えないのか真面目に考えたことある???
Times誌のインタビューでの発言が、批判されてるそうだ。ハンクス氏は"The Pacific"という太平洋戦争に焦点を当てたドラマを制作したばかり。Tom Hanks' WWII Comments Spark Controversy - CBS News Timesのインタビューの該当箇所:TIME And he is pleased that The Pacific has fulfilled an obligation to our World War II vets. He doesn't see the series as simply eye-opening history. He hopes it offers Americans a chance to ponder the sacrifices of our current soldiers in Iraq and Afg
たまたま本棚で目についたので久々に本書を読んでみました。本書はリーマンショック後の2009年3月にでた本なのですが、一読していまでも通用する本だと感じました。 章構成 第1章 「二段階不況」の日本 第2章 経済の現状に対する、五つの誤解を解く 第3章 漂流する若者世代 第4章 正社員の憂鬱 第5章 今こそ金融・財政政策の総動員を 第6章 雇用回復への処方箋 私がまず一番に驚いたのが第2章の部分。ここではちまたに流布する経済言説を5つ取り上げて解説しているんだけど、その5つというのが、 「金融危機(あるいは世界同時不況)による日本への影響は比較的軽微である」 「円高は日本が強い証拠」 「完全失業率はそれほど上昇していない」 「アメリカドルが基軸通貨である時代は終わった」 「利上げしないと年金生活者の生活が脅かされる」 1,4,5はあまり聞かれなくなったかな。しかし2,3はいまでもよく耳にする
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