10月4日、岸田文雄内閣が発足した。国会議員とカルト集団との関係を収録した本紙「カルト国会議員データベース」で照合したところ、岸田首相含め21人の閣僚の1人あたりの平均ポイントは6.5。菅義偉内閣の11.0から大幅に減少した。統一教会と関わりを持つ閣僚も8人から5人へと減ったが、専門家は「安倍内閣と菅内閣がひどすぎただけのこと。反社会的な集団である統一教会に関わりを持つ閣僚が5人もいるのは、依然として異常な状態だ」と指摘する。(政治部:藤倉善郎、鈴木エイト、若田部修) 「カルト国会議員データベース」は、カルト的な集団のイベントへの出席や祝電・祝花、会費支払い、政治献金や顧問報酬等の受け取り、SNSでの支持の表明等や宣伝を行なった国会議員の情報のうち2010年以降のものを収録。これまで国政選挙のたびに「カルト候補」報道に活用してきた。 データベースでは、カルト的な団体ごとにポイントを設定。た