ケミ・堂珍、歌劇デビュー…辻仁成氏18年ぶり演出「醒めながら見る夢」 デビュー10周年を迎えた人気デュオ・CHEMISTRYの堂珍嘉邦(32)が9~10月、舞台に初挑戦することが4日、分かった。芥川賞作家でミュージシャンの辻仁成氏(51)が18年ぶりに演出を手掛ける「醒めながら見る夢」に主演し、辻氏が書き下ろした歌も披露する。2009年の映画出演以来、2度目の俳優挑戦となる堂珍は「気負うことなく楽しみながら、新たな自分を表現したい」と話している。 堂珍と川畑要(32)の実力派デュオ・CHEMISTRYは01年、シングルとアルバムのオリコン1位、NHK紅白歌合戦の初出場など華々しくデビュー。音楽界の第一線で活躍してきた堂珍が「歌声を伝える力と表現力」を買われ、俳優デビューしたのが09年の映画「真夏のオリオン」(篠原哲雄監督)。第2次世界大戦で米駆逐艦と攻防する日本潜水艦の艦長役を好演した。