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ブックマーク / cocodemi.hatenadiary.com (61)

  • のめりこませる技術 誰が物語を操るのか - ここでみてること

    のめりこませる技術 ─誰が物語を操るのか 作者: フランク・ローズ,島内哲朗出版社/メーカー: フィルムアート社発売日: 2012/12/25メディア: 単行購入: 7人 クリック: 226回この商品を含むブログ (15件) を見る 原題は「The Art of Immersion」(没入の技法)。なぜ人は映画やドラマ、小説ゲームなどのフィクションに没頭するのかを解説し、インターネットの普及によって現実に浸してきたフィクションがどうその没入を加速させているかを説明した内容でした。 さて、物語です。書では物語を様々に表現していますが、一番分かりやすいのは「物語とは感情を共有すること」としています。インターネットがない時代でも人はつながりを求めてきましたが、その根源は誰かと感情を共有することだったはずです。そして感情を共有するために物語が生み出されました。あのべ物が美味しかったとか、

    のめりこませる技術 誰が物語を操るのか - ここでみてること
    maturi
    maturi 2015/12/18
    小島監督 マリオ GTIV GoW LOST SimPeople
  • パシフィック・リム IMAX - ここでみてること

    パシフィック・リム IMAX字幕版観てきました。3回目です。字幕版より吹替え版の方が好きだし(アニメっぽい感じがいい)、もう2回も観てるからなあと思ったのですがいやー楽しかった。展開もオチも全部知ってるのになんならちょっとセリフとか覚えちゃってるのに、もうイェーガー出てきただけで血が上って カーっとなるしイェーガーがKAIJUをぼこぼこ殴るだけでガッツポーズ出るし。もうこれ映画というよりレジャーなんですよね。 まあそんなわけで3回目も思う存分楽しんだのですが、イェーガー以外ではテンドーがすごくいいキャラだなあと改めて思いました。彼はイェーガーと人間をつなぐシステム全般の責任者という役まわりなんですが、後半戦いが激化してくるとオペレーター卓の前をキャスター付きの椅子でしゃーっ、しゃーっと左右にすごく動くんですよ。それがなんかかっこよくて。椅子しゃーする人素敵。ていうかアシスタントとかいないの

    パシフィック・リム IMAX - ここでみてること
    maturi
    maturi 2014/02/27
    。彼はイェーガーと人間をつなぐシステム全般の責任者という役まわりなんですが、後半戦いが激化してくるとオペレーター卓の前をキャスター付きの椅子でしゃーっ、しゃーっと左右にすごく動くんですよ。それがなんか
  • ゼロ・グラビティ - ここでみてること

    !!! ネタバレが含まれています !!! 何から書いたら良いのか。あ、ペンがくるくる回りながらぷかぷか浮かんでましたね。酸素がなくなりつつある中で必死に辿りついた国際宇宙ステーションのエアロックで宇宙服を脱いだストーン博士(サンドラ・ブロック)が胎児のように丸くなったり映画「2001年宇宙の旅」へのオマージュが散見される映画でした。もちろん表層的な部分だけではありません。「2001年〜」が人と星の一生を同時に描くことで、人間の存在もまた宇宙の一部であること、星もまた人と同じように生と死があることを示した傑作であるように、この映画も宇宙と人とを同じスクリーンに映すことで、その価値を等価にしてみせた宇宙映画である、と思います。 宇宙には重力がありません。宇宙ではすべてのモノが頼りなくふわふわと浮かんでいて、ちょっとした作用が消滅することなくほぼ永久に保たれます。宇宙遊泳は重力から解き放たれてワ

    ゼロ・グラビティ - ここでみてること
  • エンダーのゲーム - ここでみてること

    同名のSF小説映画化作品です。 あらすじ 人類に敵対する異星人フォーミック(原作では虫を意味するバガー)を殲滅するべく、人類はその軍事力を統括する天才を求めていた。エンダーはその名のとおりこの戦争を終わらせるために生まれて来た。彼のゲームの才能を見抜いたグラッフ大佐は、エンダーをバトルスクールに勧誘する。ゲームの天才、エンダーはフォーミックとの戦闘シミュレーションに没頭し才能を開花させていくが、一方でなぜフォーミックが一度の侵略以後沈黙を守っているのか、疑問に思い始める。 これだ!と思った。宇宙空間にあるバトルスクールで、チームごとに分けて行われる無重力でのゲームのシーンは原作を読んで想像したとおりでした。ちょっとレトロなバトルスーツも良かった。無重力ならではの緩やかさとその空間を切り裂いて行くビームガン、障害物をいかに上手く使うかで有利・不利が決定する状況がダイナミックに描かれていてす

    エンダーのゲーム - ここでみてること
    maturi
    maturi 2014/02/27
    ”むしろ原作はテレビシリーズ向きなんじゃないかな”がぐわーっと向きを変えるシーンは、ゲームを完全にコントロールするエンダーの力が目に見えるようですごくわくわくしましたね。しかしこんな状況、ぜったい正座
  • 「ダークナイト」 - ここでみてること

    観てきました。 数年に一度くらいの割合で、自分の中のダークサイド(笑)をがっつり刺激される作品に出会うような 気がするのですが、これはまさにそんな一。 出会うというか、きっとこういうのを無意識に欲してるんだろうなあ。 そしてそういうのは、一応欲してない事にしてあるので(やらしいな)、 こういう偶然の出会い故の衝撃に思いっきり魅了されてしまうんだと思います。 観に行ってる時点で偶然じゃないけど。 お話の方ですが、ほとんど予習をしないで観に行った割にはすんなり入れました。 ちょっと微妙だったのが、レイチェルとの過去くらいかな。 ゴードン警部補やフォックス(技術担当)もよく知らなかったけど、 彼らとのエピソードを想像するのはそんなに難しくなかったし、 今回の物語の理解にはあまり影響はありませんでした。 物語の要所に頻繁に「光」と「闇」が出て来て、 それらがいろんな隠喩を含んでいたり、明確にセリ

    「ダークナイト」 - ここでみてること
    maturi
    maturi 2013/11/11
    病院関係者を避難させる時の、その場で判断しながら指示を飛ばすシーンが最高にカッコ良かったです。 お話の裏と表(光と闇)両方に関わり、その両方を支える重要な部分を、 変に主張する事もなく、でも地味でもない
  • 「オールド・ボーイ」 - ここでみてること

    オールド・ボーイ スタンダード・エディション [DVD] 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント発売日: 2006/03/24メディア: DVD購入: 1人 クリック: 32回この商品を含むブログ (86件) を見る 小島監督の映画評に触発されて。 パク・チャヌク監督作品は前に「親切なクムジャさん」を観てました。 暴力や性の表現がけっこうきつい印象があって、ちょっと敬遠してたんですが、早く観とけば良かった。 すごく面白かったです。 ネタバレ厳禁の映画なのでストーリーにはあまり触れませんが、 復讐ものということで、その描き方がすごく良かったです。 こういうのって、復讐へ駆り立てる動機を簡単に観客に理解されてもつまらないし、 かと言って復讐者の内面でしか完結しないような抽象的なものであっても観客は理解出来ないし、 難しいと思うんですね。 それを、観客が解るようにストレートに動機を設

    「オールド・ボーイ」 - ここでみてること
    maturi
    maturi 2013/11/11
    温度の低い「笑い」|復讐へ駆り立てる動機を簡単に観客に理解されてもつまらないし、 かと言って復讐者の内面でしか完結しないような抽象的なものであっても観客は理解出来ない
  • 「秒速5センチメートル」 - ここでみてること

    秒速5センチメートル 通常版 [DVD] 出版社/メーカー: コミックス・ウェーブ・フィルム発売日: 2007/07/19メディア: DVD購入: 6人 クリック: 180回この商品を含むブログ (338件) を見る びっくりした。 見始めて5分くらいで、涙腺が刺激されてしまって、思わず泣きそうになりました。 5分という時間では、 お話は進んでないし、そんなに感情移入出来る程キャラクターに馴染むのでもないのに、 写真のような(実写的っていうのじゃなく、印象としての写真)背景 や囁くように語られる印象的な独白だけで、こんなに感動出来るんだなあ。 いやー、恋空では泣く自信がまったくないけど(笑)こういう情緒だけで 感情を高める映像ってすごいと思いました。 ストーリー構成はこの新海誠監督独特の、『二人だけの世界』に凝縮されていて、 昔から恋愛の純粋化に死を使うお話はとても多いけど、お話の世界を二

    「秒速5センチメートル」 - ここでみてること
    maturi
    maturi 2013/11/11
    若い恋愛のお話という側面では、その拙さや瑞々しさはとても懐かしい共感(実際そういう経験なくても)があって良かったのですが、 一方ではなんていうか、すごく孤独だなという感じもしました。 スピードに乗ってる
  • 「トランスフォーマー」 - ここでみてること

    トランスフォーマー スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD] 出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン発売日: 2007/12/19メディア: DVD購入: 9人 クリック: 63回この商品を含むブログ (180件) を見る 久しぶりに車を借りて近所をドライブしていたら、急に車の天井がスライドし始めた。 しかもハンドルが手前に飛び出して来て、エアバックみたいなクッションが運転席を取り囲んで行く。 うわー!ちょっとなにこれ!前見えないー! よく見ると膝が当たる部分に、変なボタンがあってそれを知らないうちに押していたらしい。 やめてー!運転中に変形するのやめてー!ぎゃーぎゃーぎゃー! という、夢をみたので(笑) 夢はさておき、いやー面白かったです! 子どもの頃にあまりプラモとかロボとかで遊んだ覚えがないけど、男の子はこういうのを想像しながら 遊んでたに違

    「トランスフォーマー」 - ここでみてること
    maturi
    maturi 2013/11/11
    個人的にトランスフォーマーと言えば、アニメ作品のビーストウォーズが思い出されます。 オプティマスじゃなくてコンボイだったんだよなあ。 そして、メガトロンの声優さんは千葉繁さんでした。すごく好きだったな、
  • 「Little miss sunshine」 - ここでみてること

    Little Miss Sunshine アーティスト: DeVotchKa,Mychael Danna出版社/メーカー: Lakeshore Records発売日: 2006/07/11メディア: CD クリック: 1回この商品を含むブログ (24件) を見る 去年の空中キャンプさんとこの投票第一位だったので。 面白かったです。 家族って難しくて、すごく近い所で暮らしてるとお互いにだんだん思いやったり 出来にくくなる、というかそれぞれ違う生き方を貫こうとする為にガリガリぶつかってしまう。 それでも、夕には顔を合わせたりしなきゃいけなくて、そういうイガイガした嫌な緊張感への 持って行き方がすごく上手かったです。 あーいうの、当に苦手なんだよなあ。 いま自分が家族と離れて暮らしてるのも、そういうムードになるのをどっかで回避してるからかもしれません。 そんなイガイガした雰囲気の中にありなが

    「Little miss sunshine」 - ここでみてること
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    maturi 2013/11/11
    イガイガした嫌な緊張感への 持って行き方がすごく上手かった|すごくマイペースに自分の生き方を貫くオリーブが とても救いになってて、良かったです。
  • ■ - ここでみてること

    ミュンヘン スペシャル・エディション [DVD] 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント発売日: 2006/08/18メディア: DVD購入: 2人 クリック: 48回この商品を含むブログ (237件) を見る 映画を観てこんな風に客観的になる映画も珍しいかもしれません。 特にこの事件に興味があった訳でもなかったのですが、なんとなく気になって観てみました。 前半の事件の首謀者達を暗殺していくシーンの、殺意のなさにちょっと驚きが。 暗殺というか殺人を犯しているというより、少年時代の悪事の延長のようなノリに近いのかなあ。 何故かやたら料理してたり(しかも美味しそうだ)、緊迫感がきれいにそぎ落とされている印象がありました。 後半は一転して、追う立場から追われる立場への転換のような構成になってて、皮肉な展開が続いて行きます。 感情面では何も共感できないけれど、構造の逆転とか、太刀打ちできない大

    ■ - ここでみてること
    maturi
    maturi 2013/11/10
     ダニエルさん出てたのか>ミュンヘン
  • 「アイアンマン」 - ここでみてること

    最近ヒーローものが続いてて、それに影響されてるのか無性に観たくて行ってきました。 ヒーローには2通りあって、自己否定するヒーロー(「I'm not a hero」)と自己主張するヒーロー(「I'm a hero!」)があるような気がするんですが、これは後者。 ちなみに前者はこの前観た「Dark Knight」かな。 日人の奥ゆかしさ(笑)を想定すると、前者のヒーローが後者よりも受け入れられそうな気もするんですが、 逆にこのくらい「オレオレ!」って主張する恥じらいのなさがある意味羨ましいなあ、と観てて思いました。 ブルース・ウェインがいろいろと悩んでいる間に、トニー・スタークは研究室にこもって黙々とスーツの開発に勤しむし、バットマンが混沌と正義の狭間でそれでも己の真実を見つめながら真摯に戦う一方で、アイアンマンは「ひゃっほー!」とか叫びながら空を飛び、大層な理由もなくちょっと思い入れのある

    「アイアンマン」 - ここでみてること
    maturi
    maturi 2013/11/10
    最強って訳じゃなく、いい感じにダウングレードされてて、 悪い奴とのパワーバランスが上手く取れているのも良かったです。 無敵のパワーで豪快にばっさばっさ敵を倒すヒーローもいいけど、ボロボロになりながらも果
  • 「トロピック・サンダー/史上最低の作戦」 - ここでみてること

    ジャック・ブラックさんと、ロバート・ダウニーJRさんという 今私の中で最も旬な役者さんが二人も出演とあって、さっそく観てきました。 久しぶりに、映画を観ながらゴチャゴチャ考えませんでした。 いっつも、当てはめごっこ(登場人物を他のものに当てはめて別の読み解きする事)とか、 ストーリー構造の読みとか、背景の作り込みとか観ようとしてしまうんですが、 今回はそーゆーのしようと思いませんでしたねえ。 というか、そういう風に観てはいけない映画です。きっと。 ただただ、くっだらないギャグとか、下ネタでずーっと笑ってました。 もう、私はジャック・ブラックさんが「ケツがー!」って言ってのたうち回ってる姿だけで かなりやられましたねえ。 彼は顔の動きがすごく面白いんだよなあ。 ロバート・ダウニーJRさんの入り込み過ぎな演技もすごくて語尾を「ハッ!」って言うだけで、 なんだかめちゃめちゃ面白かったです。 彼は

    「トロピック・サンダー/史上最低の作戦」 - ここでみてること
    maturi
    maturi 2013/11/10
    ロバート・ダウニーJRさんの入り込み過ぎな演技もすごくて語尾を「ハッ!」って言うだけで、 なんだかめちゃめちゃ面白かったです。 彼は前半ずーっとあの「演技」なんで、もうそういうキャラだと思い込んじゃってて
  • 「僕らのミライへ逆回転」 - ここでみてること

    先日に続いて、ジャック・ブラックさん出演の映画です。 これ、ずーっと観たかったんだよね。 北海道での公開が関東圏より遅くて、他の人の映画評チェックしながらうずうずしてました。 で、映画の方ですが、今年観た中では1、2を争うくらい良かったです。 こういう、観終わった後ほっこりする感じ、最近なかったなあ。 昔の映画、80年代のものとか、すごく一体感があるというか、 みんなでわあーって盛り上がれる映画が多いと思うのですが、 これは、それを現在に持って来たかのような印象がありました。 実際、劇場では吹き出して笑ってる人もいたし、もちろん自分もかなり笑い声上げてたし、 なんだか「みんなで観てる」って感じがしたんですね。 まぁ映画館もシネコンじゃない、座席数の少ない映画館だったっていうのもあるんですが。 で、お話の方は、あまり深読みしないで素直に理解出来るストーリー展開だったので、 リラックスして楽し

    「僕らのミライへ逆回転」 - ここでみてること
    maturi
    maturi 2013/11/10
    もう、とにかくジェリー(ジャック・ブラック)のウザさが最高に楽しいです! もともと、彼の達者な顔芸に加え、ちょこちょこ余計な事をするわ、一言多いわ、妙なプライド高いわ、 どーでもいいところに執着するわ、
  • 「WALL・E /ウォーリー」 - ここでみてること

    観てきました。すごく良かったです。 ロボット、好きなんです。 全編を通して、2つのロボットのシーンではほとんど会話がなく、動きだけで展開して行くのですが、これはすごいなあ。 古いアニメーションで、こういう手法*1を用いてるものを観た事がありますが、 それに近い感じがしました。ストーリーの補完を観客側に任せてるんですね。 一方、キャラクターの動きそのものはセルアニメーションとは違い、リアルな感じが出ていて、そういう古さと新しさの組み合わせが新鮮でした。 ウォーリーの、昔のオモチャっぽい動きとかすごくリアルなんですよね。 繊細な表情の作り方とか、パーツをいかに動かすかっていう工夫がすごく楽しかったです。 車の正面って人の顔に見えるよね、っていう空気を広げた感じ。 さて、このウォーリーですが、ロボットというより古い電化製品に感じる愛着をぎゅぎゅっと閉じ込めたような、そんな愛しさを感じました。 さ

    「WALL・E /ウォーリー」 - ここでみてること
    maturi
    maturi 2013/11/10
    イヴの方はヒューマン・インターフェースが高度に簡素すぎてどうして良いか分かんないマック製品みたいなのに対し(笑)、 テレビを叩いて直してたような雰囲気のウォーリーの方が、遥かに人に優しいインターフェー
  • 「007 / 慰めの報酬 」 - ここでみてること

    最近まめに映画を観に行くようになって、予告編ですっかり魅了されたので観てきました。 前作はDVDで観てたんですが、かなり内容を忘れてしまってて、好きだった女性が亡くなった、ということだけ思い出して観たのでストーリーの方はほとんど分かりませんでした。いや、正直に言うとストーリーはどうでも良かったのです。だって、ボンドを演じるダニエル・クレイグさんがちょうカッコよかったから!いやー、ほとんどボンドだけを観てて、字幕はあまり見ませんでした。だって、いちいち読んでたらステキな仕草とかクールな表情を見逃しちゃうんだもの。という訳で、この映画のもっと素敵な部分を見逃してるような気もしますが、たまにはこういう見方もいいかな、と思います。いいよね。 まず冒頭のカーアクションシーンですが、いきなり度肝を抜かれました。すごい!「ボーン」シリーズでも激しいカーアクションがあって、こんなの観た事ないって思ったんで

    「007 / 慰めの報酬 」 - ここでみてること
    maturi
    maturi 2013/11/10
    、ボンドが走ってる時、背景の人ごみはぶれてるのに、ボンドだけちゃんとピント合ってるカット。カメラマン、すごいよ!よく撮ったね、コレ!ほんの一瞬だったけど、ボンドが全力で敵を追いかけてるっていうのをビシ
  • 「スラムドッグ$ミリオネア」 - ここでみてること

    知識が物事を何かに役立てるために覚えておくことだとしたら、知恵は生きるために必要なことを知ることだ。例えば、知識は読み方が難しい漢字の読み方を知ってること、 物質が何で構成されているかを知っていること。知識は生きて行くというよりも、もうちょっと文化的な生活を送るためのものだ。でも、もしお金の数え方を知らなかったら、文字が読めなかったら。日の識字率はほとんど100%に近いというし、一応義務教育では数字の数え方から教えてくれるから、ちょっと想像しにくいけど、かなり大変だと思う。みんないい人で誰も騙す人がいないなら心配ないけど、お金の数え方を知らないがためにずっと低い賃金で働かされていたら。文字が読めないために不利な契約を強いられるんだとしたら。読み書きそろばんとは上手く言ったもので、生きて行くために必要なのはこれだけ。こういう知恵は社会で生きることに直結する「知」だ。この物語は、生き抜くため

    「スラムドッグ$ミリオネア」 - ここでみてること
  • 「スター・トレック」 - ここでみてること

    大きいものが動く時、なぜかそれに心を奪われてしまう。大きな船舶や飛行機、SFならロボット、そして宇宙船。人の手で作り上げた構造物が動くとき、「当然動くだろう」という理屈と「動いてる!」という感覚が同時に存在している。そこにある感動は、自然が大きなものを動かす時のエネルギー、たとえば火山が爆発して風景を一変させることとは、少し違う。人間は自分自身以上の大きな機構の挙動を目撃するとそこに何かを想像してしまうんじゃないかと思う。自然に対しては、そこに制御出来ない諦めと畏れを感じているのだろう。でも、自分自身で作り上げた構造物は一応制御可能だ。それでも、やっぱり条件反射で感じてしまうのかもしれない。何か、すごいことになっているぞ、と。自分自身が作ったということも忘れて。人間が面白いなと思うのはそこにある。自分自身を超えるほど、大きなものを作り出してしまう能力。そしてそれを使ってみようと思う強い好奇

    「スター・トレック」 - ここでみてること
    maturi
    maturi 2013/11/10
    大きいものが動く時、なぜかそれに心を奪われてしまう。大きな船舶や飛行機、SFならロボット、そして宇宙船。人の手で作り上げた構造物が動くとき、「当然動くだろう」という理屈と「動いてる!」という感覚が同時に
  • 「サマーウォーズ」 - ここでみてること

    『アルゴリズムって、あのスーツ着たお笑いの二人が「一歩進んで前ならえ〜♪」ってやつでしょ』というくらいの認識で見て大丈夫な映画でした。「数学オリンピックの日本代表落ちの主人公が〜」という事前の情報と、冒頭でアルゴリズムの(遺伝的アルゴリズムかな?よく見えなかった)を電車でニコニコしながら読んでる描写から、ちょっと期待したんですけどもねえ。SFというよりはドラマが楽しい映画でした。 ネットワークの基は「つながる」です。ノードとノード、人と人がつながる。デジタルを基盤とするインターネットも同じく、単につながっているだけ。そこにデジタル特有の緻密さや距離感はあるし、それが昔ながらの人と人の間に存在する人脈というネットワークとは違う文化を生み出しているけれど、ネットワークは「何か」と「何か」の間にしか存在しないもの。そしてこの物語は、そういう異なるネットワークを一望しながら、その根源を指し示し

    「サマーウォーズ」 - ここでみてること
    maturi
    maturi 2013/11/10
    。ただこの物語の少し弱い所は、この悪というものをしっかりと描けていないところ。「つながり」という部分を強調するために削ったのかもしれないけど、やっぱりちょっと物足りないなと感じました。少年と少女という
  • 「G.I.ジョー」 - ここでみてること

    最近、めっきり見なくなりましたね。マッド・サイエンティスト。「科学の発展には犠牲は付きものだ!」と己の欲望を清々しく転嫁する白衣の悪魔。誰もが驚くような発明をする頭脳を持ちながら、、何故そっちに使ってしまうんだ!というヘボさを持つ奇跡の人。久しぶりに直球のマッド・サイエンティストをがっつり観れたというだけでこの映画は価値があるのです。私にとって。 SFつーか軍事ガジェット盛りだくさんで、それを魅せることに全力を注いでいて、非常に楽しめました。物語がタイムライン程度の意味しか持たないので、あんまり字幕を追う必要もなく、「パワードスーツかっけえ!」とか「光学迷彩きた!」とか(心の中で)叫びながら観ました。まあ、なんとなく両陣営の形式が冷戦構造2.0なのかも、とちょっと思いましたけれども。とにかく大量のガジェットが惜しみなく画面に投入されるめくるめく快楽。出力オーバー気味のパワードスーツで展開さ

    「G.I.ジョー」 - ここでみてること
    maturi
    maturi 2013/11/10
    白いスーツは変態
  • 「グッド・バッド・ウィアード」 - ここでみてること

    久しぶりの韓国映画。笑いどころの多い映画で、家で観てたら確実に手ぇ叩いて笑ってましたね。それほど韓流ファンというわけでもないのですが、かなり楽しめました。 画で物語を展開させるという基的な部分にとても忠実な映画でした。冒頭の列車強盗のシークエンスなんか、ほとんど台詞がないにも関わらず、丁寧に画を見せることできちんと説明しているんですよね。コメディってその場その場の瞬発的な笑いが重要だと思うけど、こういうベースの部分がしっかりと描けているからこそ、思いっきり笑いに持って行けるのかなあと思います。 それと暴力表現への姿勢もいいんですよね。向こうで暴力表現がどのくらい許容されているのか知らないけど、この映画では見せるべき所と見せない所の切り分けがはっきりしている。ソフトな表現に逃げるのでもなく、まったく除外するのでもなく丁寧に一つ一つの表現に対して考慮していると思いました。他の映画でも胸が張り

    「グッド・バッド・ウィアード」 - ここでみてること
    maturi
    maturi 2013/11/10
     ソンガンホさいこう