トレックのロードバイク「エモンダ」シリーズのリムブレーキモデル完成車の価格が改定。これまでの定価から20%減と大幅に価格が引き下げられた。 トレック「Émonda ALR 5」は税抜14万3000円に ©TREK エモンダは同ブランドのなかでオールラウンダーとして位置づけられ、人気を博している。カーボンモデルの「エモンダSL」シリーズは、上位モデル譲りの軽さと総合力の高さが特徴。元からコストパフォーマンスに優れたモデルだったが、今回定価が引き下げられたことで更にリーズナブルとなった。 R7000系シマノ105で組まれた「エモンダSL5」は22万3000円(税抜)から、17万8400円(税抜)に、R8000系シマノ アルテグラで組まれた「エモンダSL6」は33万円(税抜)から26万4000円(税抜)に改定されている。 カーボンモデルのバランスの良さを受け継いだアルミフレームモデル。「エモンダ
サイクリストへのおすすめ図書を紹介する不定期連載、『Cyclist』編集部の後藤恭子がオススメする1冊は、名作アニメ『AKIRA』(アキラ)等の作者でおなじみの漫画家、大友克洋氏と「バーチャファイター2」のキャラクターデザイン等で知られる同じく漫画家でイラストレーターの寺田克也氏による画集+エッセイ集『ビバ・イルチクリッシモ』(マガジンハウス刊)です。 約7年間に渡って書き溜めた自転車コラムと、ジロ・デ・イタリアを追いかけて描き下ろした観戦画集とを合わせた2冊組で、2大巨匠の画力がほとばしる、私にとって「家宝」ともいうべき一冊です。 想像を超える大友氏のイマジネーション 遡ること8年ほど前、いまはもう閉業してしまったとある自転車カフェで、この本を見つけた。大友氏がサイクリストであることはすでに有名だったのかもしれないが、当時まだ自転車を始めたばかりだった私は、敬愛する大友克洋氏がこのような
オーストラリア初の世界トップチーム、グリーンエッジの結成から5年の軌跡に密着したサイクルロードレースのノンフィクション映画『栄光のマイヨジョーヌ』が、4月29日よりデジタル先行配信される。今年2月に2館のみで国内公開された後、好評を受けて最大38スクリーンに拡大公開となった最中で、新型コロナウイルスの感染拡大により劇場での上映が中止され、異例の先行配信を決断した。有料オンデマンド形式で、1回あたりのレンタル価格は1000円(税抜)。 デジタル先行配信が実施されるのは、Amazonプライム・ビデオ、クランクイン!ビデオ、ビデオマーケット、DMM.com、GYAO!ストア、U-NEXT、VIDEX、ひかりTV、RakutenTV、TSUTAYA TV、Google Play、YouTube、iTunesの、13プラットフォーム。順次開始となるため、開始日は各プラットフォームで異なる。 『栄光の
今回のお題 Q:25Cタイヤが主流になり、さらにワイド化した28Cタイヤなどが出てきた理由について教えてください。ディスクブレーキ化と関係ありますか? A:いやーもう完全に25Cになりましたね。それどころか28Cや32Cという声も聞こえてきてる。僕が自転車を始めた頃は21Cで走ってたもんです。乗鞍はずっと21Cのチューブラーで出てました。20Cも使ってたな。先輩に「上りなら9気圧くらい入れろ」とか言われて。さすがに軽かったけど、タイルの継ぎ目でもハンドルとられて怖かったなぁ。 さて、どんどん太くなるロードタイヤの質問ですね。タイヤのワイド化はホイールのワイドリム化と切っても切り離せないテーマなんですが、話がゴチャゴチャするので、今回は無茶を承知であえてタイヤ幅に絞って話をします。 まずお伝えしておきたいのが、自分はこの業界にどっぷり入りこんで表から裏までなにもかも知り尽くしている、というタ
今年こそ「ツール・ド・おきなわ」に行ってみたい! けれども、飛行機輪行には不安もつきまとう。愛車がぞんざいに扱われたりしないか、という不安だ。「どこで自転車を預ける?」「輪行袋は?」などと、初めての人にはわからないことだらけで、心理的障壁は高そうだ。しかし、ポイントを押さえれば問題はないし、不安も少なくなるはず。ここでは筆者が体験した全日本空輸(ANA)便でのケースをリポートしたい。併せて大会公式スポンサーのANAならではのスペシャルなサービスも紹介する。ANAならば、安心・ラクラクに沖縄へ行けるはずだ。 飛行機輪行はポイントを押さえれば問題なし 羽田から那覇までANA便を使った今回の旅。ANA便を使っての飛行機輪行は人生で3度目だ。振り返ると、飛行機輪行のイメージは大きく変わった。人生初の飛行機輪行は大事な愛車が壊されはしまいか、という思いから、ガッチリとした造りの輪行ケース「シーコン
ロードバイク歴4年のローディです。最近ロードバイクにマンネリ化して前ほどの情熱がなくなっています。昨年までは仕事が終われば峠を走り、週末はロングライドやイベント、レースなど乗り込んでいたのですが、最近はなんとなく乗る気になれません。 かといって自転車に興味が無い訳ではなく、毎月自転車雑誌を購入し、毎日ネットで自転車関係のブログを見て、あのフレームであのパーツで…といった風に頭の中は自転車で一杯です。 もう一度気合を入れようと先日栗村さんも来られた「維新山口クリテリウム」を観戦しましたが、いまいち「乗りたい!!」と思えず…。近々毎年出ているヒルクライムレースがあるので乗らなければならないもですが、気持ちが入りません…。 ロードバイクが嫌いになった訳ではないのに、乗る気になれない…そんな時はどうすれば良いのでしょうか? (20代男性) とてもいい質問ですね。ネガティブなことはなかなか言いづらい
自転車専門店「サイクルベースあさひ」を展開するあさひが、創業70周年を記念して、「GIANT」(ジャイアント)のオールラウンドロードバイク「TCR ADVANCED PRO 1」(TCRアドバンスド プロ1)をベースに、あさひのコーポレートカラーを取り入れた特別モデルを数量限定の特別価格で発売する。 今回発表された「TCRアドバンスド プロ1 あさひ70周年特別モデル」は、あさひの創業70周年に合わせて、記念アイテムや人気サイクルブランドとコラボした製品を展開する「あさひ70th anniversary プロジェクト」の一環として発売される。 同モデルは「TCRアドバンスド プロ1」のスペックはそのままに、あさひのコーポレートカラーであるブルーとレッドのグラデーションカラーを、フォークとチェーンステーに落とし込んだ。トップチューブにはクリアで「Asahi 70th Anniversary」
スペシャライズドが4月11日、フルモデルチェンジした新型の「Roubaix」(ルーベ)を発表した。2018年までに「パリ〜ルーベ」を6度優勝した“石畳最速バイク”。新型ではフロントコラムに内蔵したサスペンション「Future Shock」(フューチャーショック)が油圧ダンパー搭載に進化。先代より軽量化しつつエアロ化も進め、Tarmac(ターマック)をしのぐエアロ性能となっている。 “全てを兼ね備えた”第6世代 第6世代となったルーベは、2017年モデルで登場した先代のコンセプトを受け継ぎながら、さらに各部を進化・熟成させた。「Smoother is Faster」のコンセプトに基づき、より軽く、より速く、よりエアロに進化を遂げた。 全ての面において進化した新型「ルーベ」 © SPECIALIZED フューチャーショックは2.0となり、20mmのストロークで路面振動を積極的に吸収する。新型で
神奈川県横須賀市は、ヴェルニー公園と三笠公園にサイクルスタンドを設置した。「開国と近代化の歴史」をテーマに一級建築士の馬場俊一さんがデザイン。ユニークな形状のスタンドとなっている。 デザインを手掛けた馬場俊一さんは、2012年に開催された「自転車のまち・今治を彩る“サイクルスタンド デザインコンテスト”」で最優秀賞を受賞した「6人のシクロ・ツーリスト」を手掛けた人物。横須賀市に設置されたサイクルスタンドは同氏にデザインを依頼したもの。日本各地の銅像などを手掛ける竹中銅器が製作した。 東郷平八郎をイメージしたサイクルスタンド。三笠公園内に設置されている 画像提供:横須賀市観光課 ヴェルニー公園には、日本の開国のきっかけになったマシュー・ペリーの来航をモチーフにした黒船の操舵輪を設置。前輪を置くと操舵輪に収まるようになっている。三笠公園には戦艦三笠で指揮を執った東郷平八郎をイメージしたモニュメ
株式会社イルカの小林正樹さん(43) 株式会社イルカは、新しい折りたたみ自転車「iruka」を開発している会社だ。同社の創業者である小林正樹さん(43)は、インターネットの広告代理店出身。それまでの仕事上、自転車との接点は無いに等しかった。そんな小林さんを折りたたみ自転車の開発、そして独立へと駆り立てたきっかけは、2004年に始めた自転車通勤だ。 折りたたみ自転車ならオフィスに置ける 「自転車が欲しいと思い、都内の大手スポーツサイクルショップ“ワイズロード”に行ったのが2004年のこと。そこで心惹かれたのが、折りたたみ自転車でした。当時は江戸川橋に住んでいて、職場は赤坂見附。自転車で通えば30分くらいといったところでした。当時のオフィスには駐輪場が無かったのですが、折りたたみ自転車ならオフィスに持ち込める、これなら自転車通勤できると思ったのです」 そう話すのは、株式会社イルカの代表取締役・
高速で快適に走行できるスポーツ用自転車「ロードバイク」の市場拡大を受けて、大阪市の中心街、梅田と難波を代表する大型商業施設にサイクリング関連店舗が続々オープンしている。全国各地でサイクリングイベントが増え、自転車通勤も広まり、ロードバイク愛好者の裾野は拡大している。経済の活況が続く大阪での出店ラッシュは、サイクリング文化のメジャー化を象徴している。 世界最大の自転車パーツメーカー、シマノが開設した展示・交流スペース「シマノスクエア」 =大阪市北区のグランフロント大阪内「ナレッジキャピタル」 Photo: Junichiro MAEKAWA 自転車系を「狙って誘致」 キタの繁華街、梅田の新しいシンボルとなった「グランフロント大阪」。この大型複合施設内にある産官学交流拠点「ナレッジキャピタル」に今年2月、世界最大の自転車部品メーカー、シマノが新しい展示・交流スペース「シマノスクエア」をオープン
東京オリンピック・自転車競技ロードレースが2020年7月に開催される。男子は7月25日(土)午前11時スタートの約234km、女子は7月26日(日)午後1時スタートの約137kmで争われる(男女ともパレード区間10kmを除いた数値)。距離もさることながら、男子の獲得標高は約4865m、女子は2692mと、超ド級の難易度コースとして呼び声が高いが、実際はどうなのか。Cyclist編集部では9月下旬に女子のコースを実走、10月中旬に男子コースを車で回った。ここでは一般サイクリスト目線から所感を述べるとともに、詳細コースについても紹介する。 男子コースを一日でこなすのは不可能 出だしから恐縮だが、男子コースを「車で回った? だと…」などと思ってほしくはない。男子コースの取材を開始したのは、10月11日の朝5時50分。フルコースを回り、終了したのが日の入り直前の午後4時50分。撮影を含むものの、ほ
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