(セ・リーグ、DeNA2ー1阪神、18回戦、阪神11勝7敗、18日、横浜)阪神で1994年に新人王に輝き、米大リーグのアスレチックス、ジャイアンツ、楽天と渡り歩き、日米通算91勝をマークしたサンケイスポーツ専属評論家の藪恵壹氏(54)は九回、熊谷敬宥内野手(27)の〝二塁憤死〟のジャッジについて疑問を呈した。 審判の判定に後からいろいろ言うのはダメなのかもしれないが、九回の盗塁死に関しては、明らかにおかしいと思う。二塁ベースに入って捕球、タッチした京田の足は、滑り込んだ熊谷の走路を完全に塞いでいた。あれではスライディングも止まってしまう。走者はベースタッチできない。もし「一連の動きだからOK」と判断されたとしたら、それもおかしな話。一連の動きだから走路を防いでいいのなら、これから先、みんなが、あのプレーを真似てしまう。「京田のプレーはOKだったんだから」となる。もし、そうなったら、これから