ITサービス業界の団体TechServe Allianceは米国時間2011年1月14日、米国のIT関連雇用状況に関する調査結果を発表した。それによると、2010年12月におけるIT関連職の新規雇用は3500人で、13カ月連続で前月を上回った。 12月のIT雇用者数は391万1900人だった。前月比で0.09%増、前年同月比で2.61%(約10万人)増加し、非農業部門全体の伸び率(前月比0.08%増、前年同月比0.87%増)を上回った。 TechServe Alliance最高経営責任者(CEO)のMark Roberts氏は、「政府による調査データと合わせて考えると、2011年のIT雇用は見通しが明るい」との展望を示した。 また米メディアの報道(InfoWorld)によると、人材会社の米Yoh Servicesが調査した技術関連職の時給は、12月に前月比4.31%上昇し、31.55ドルと
Heads on: Apple’s Vision Pro delivers a glimpse of the future
Hewlett-Packard(HP)は米国時間11月18日、2008会計年度第4四半期(8-10月期)の暫定決算を発表した。それによると、売上高は前年同期比19%増の336億ドル(為替の影響を除くと16%増)になる見込みだという。 希薄化後の1株当たり利益(EPS)は、GAAPベースで84セント、非GAAPベースで1.03ドルだった。非GAAPベースのEPSには、購入した無形資産の償却、リストラ、進行中の研究開発、その他の買収関連費用(1株当たり約19セント)に関連する税調整が含まれていない。 HPは、11月24日に同四半期の決算を正式に発表する予定だ。 同社は、今後の業績見通しについて、為替相場の変動が引き続き大きく影響し、2009会計年度第1四半期は売上高が約5%増、2009会計年度通期通期は6〜7%増にとどまると予想した。 HPの予測によると、2009年第1四半期の売上高は320億
ヤフーは3月26日、インターネット関連の新技術や、ネットと社会の関係などについて研究する「Yahoo!JAPAN研究所」を、4月1日付けで社内に新設する。最高技術顧問に村井純・慶応義塾大学教授を迎え、産学官で連携して研究を進める方針だ。 同社の井上雅博社長が所長に就任。研究員5人と、企画スタッフなど計約10人ほどでスタートし、30~40人規模に拡大していく。 今後10年を見据えた長期的な視野での研究と、2年程度のスパンで取り組む基礎研究、商用化を前提にした1~2年程度の応用研究をそれぞれ行う。米Yahoo!の研究所「Yahoo! Research」と連携するほか、国内の大学・企業の研究所、官公庁との連携も行っていく。 研究内容は、構文解析や形態素解析などの自然言語処理、検索クエリーログを使った情報検索技術、ネットユーザーの行動分析、有害情報のフィルタリング技術、ネットによる生活の変化につい
福川 勲 氏 クレディ スイス ファースト ボストン証券 株式調査部アナリスト アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア),大和総研を経て現職。現在,情報サービスセクターの株式調査を担当。 上場ITサービス各社の2006年度上期決算が出そろった。当社が継続して業績動向をウォッチしている主要73社ベースでは前年同期比7.3%の増収,26.0%の経常増益となった。前上期が0.5%の減収,4.2%の経常増益であったのと比較すると,情報化投資の活発化がITサービスセクターの各社の業績に,素直に反映される結果となったと言えよう。 この好調な中間決算を好感し,当社が算出している「クレディ・スイス情報サービス株価指数」は,今年6月半ばから10月末にかけて約17%上昇。同期間のTOPIXの上昇率7%を大きく上回る結果となった。 2006年度上期の最大の特徴として挙げられるのは,業績のけん引役が下請け
オープンソース分野の活発な動きとセキュリティ問題の深刻化、チップ戦争の加熱――2006年は変化とサプライズに満ちた1年だった。 今年は変化とサプライズに満ちた1年だった。そして来年も、この傾向はさらに強まりそうだ。米国eWEEK編集部では、今年の動きで特に興味深いものをピックアップした。 ITビジネスでは現状維持はほとんどあり得ず、2006年にはそれが端的に示された格好になった。 数十年間にわたって自社の舵取りをしてきたビル・ゲイツ氏やスコット・マクニーリー氏といった大物経営者が第一線を退いた。業績不振で苦しむOEM各社をしり目に、この数年間とどまるところを知らない勢いに見えたDellも困難に直面し、3年間にわたって維持してきたPC市場でのトップシェアの座をHewlett-Packardに明け渡した。そしてMicrosoftは、かつての宿敵だったLinuxベンダーのNovellと提携した。
社会生態学者、ピーター・ドラッカー氏が2005年11月11日に亡くなってから早くも1年が経った。この1年の社会の動きは目まぐるしかったが、変化が激しい時こそ、本質をつくドラッカー氏の言葉に耳を傾けるべきではないだろうか。こう考え、ドラッカー氏とのロングインタビューの記録をひもといてみた。 幸いにも、私はこれまで3度、ドラッカー氏にロングインタビューする機会に恵まれた。最初のインタビューは1997年のことだったが、当時のメモを見直してみると、現在に通じる示唆的な発言が満載されていた。1999年の2度目、2003年の3度目のインタビュー内容もまったく古びていなかった。 ドラッカー氏の魅力はたくさんあるが、何と言っても、物事をとらえるスケールにはインタビューのたびに圧倒された。現在起きている事象を読み解く際に、こちらが予想もしていなかった歴史上の逸話を持ち出し、それらを対比して、目からうろこ
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