LUTを正しく理解しているだろうか?多くの人と話して、LUTの意味が間違って理解されていることが結構多いように思う。 LUT、即ち“Look Up Table”は、RGB入力を別のRGB出力に変換する、簡単な仕掛けだ。 LUTはしばしばあるカラースペースから別のカラースペースへの変換に用いられている。LUTはまた、カラーグレーディングにおいて“ルック(Look)”という言葉で表現されているカラースペースの調整にも用いられる。また、カスタムLUTは好みのルックでプレビューしたり、現場でのカメラモニター用に直接グレーディングするのに用いられる。 LUTには1次元LUTと3次元LUTがある。1次元LUTは単一チャンネルに対応するのに対し、3次元LUTは3つのカラーチャンネルが組み合わされた立方体のようなマトリックスだ。 通常我々が言っているLUTは、この3次元LUTである。 次に、カラースペース
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