小説や雑誌、マンガなどを携帯端末向けに配信する電子書籍事業に、NTTドコモが大日本印刷と提携して年内に本格参入することが3日分かった。ドコモの参入で、電子書籍市場では携帯通信大手3社がそれぞれ陣営を築いて競うことになる。 4日に正式発表する。ドコモはこれまでも携帯電話の「iモード」を通じて小説やマンガを配信してきた。今回は出版業界とのつながりがある大日本印刷の協力を得ることで、雑誌など、より幅広いコンテンツを調達。スマートフォンやiPadのようなタブレット型端末に、スムーズに配信できる仕組み作りを目指す。共同で新会社を設立することも視野に入れる。ドコモブランドのタブレット型端末も発売する。 電子書籍市場の開拓にあたって、通信会社は配信に不可欠な通信網の提供だけでなく、確立した課金システムを持つのが強みだ。ドコモは年末には、他の通信会社に先駆けて高速大容量のデータ通信を可能にする次世代通
ACCESSは、iPad/iPhone/iPod touch向け雑誌閲覧用アプリ「NetFront Magazine Viewer」を開発し、国内外出版社を対象として雑誌コンテンツを電子化するサービスを開始する。また、NetFront Magazine Viewerを用いたサンプルアプリ「東京カレンダー」をApp Storeを通じ無償配布している。 NetFront Magazine Viewerサンプルアプリ「東京カレンダー」 ACCESSは、出版プラットフォーム事業として、2008年より国内出版社および東京都書店商業組合と協力し、出版物の電子化を推進。携帯電話向け電子書籍/コミック販売サイト「Booker’s」を、エヌ・ティ・ティ・ドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル向けサービスとして提供しきた。今回さらにACCESSがiPhone/iPad向けに「NetFront Magazine
ウェイズジャパンは8月7日、同社が運営するデジタル雑誌の配信/販売サイト「雑誌オンライン.COM」を、iPhone/iPod touch上で利用可能にする「雑誌オンラインアプリ」の提供を開始した。利用は無料。 雑誌オンラインアプリは、400誌を超える雑誌の見どころ検索と立ち読みサービスを提供するiPhone向けアプリ。雑誌の最新号だけでなく、バックナンバーすべて立ち読みでき、アプリ内からの雑誌購入にも対応する。 近日中に、ユーザーが雑誌オンライン.COMで購入した電子雑誌を、そのまま同アプリ内でも読むことができる「ReadingRoom」機能を搭載した次期バージョンを提供する予定。次期バージョンでは、購入した雑誌のオンライン閲覧に加え、複数の電子雑誌の保存にも対応する。 関連記事 iPhoneに雑誌を有料配信 電通などスタート、年内に30社50誌 講談社や小学館など大手出版社が参加する電子
講談社は7月22日、月間漫画誌「モーニング・ツー」最新号のiPhone版配信を始めた。来年4月発売号まで毎月配信していく。iPhone向けに漫画誌をほぼ丸ごと配信するのは初という。 ボイジャーが運営する「理想書店」で、1冊315円で販売。特典として、60日間閲覧できるPC版「モーニング・ツー」のデータを付けた。App Storeでの配信も申請中という。 本誌に掲載された一部作品が「諸般の事情で」収録されないほか、付録冊子のデータは付かない。 モーニング・ツーは、5月22日発売号からWebで無料公開中。無料公開によって雑誌の売り上げも上がったという。 関連記事 「やってよかった(涙)」 モーニング・ツー、Web無料公開で売り上げアップ 漫画誌「モーニング・ツー」を発売日に丸ごとWebで無料公開したところ、雑誌の売り上げがアップしたという。編集部への励ましの言葉も、たくさん届いたそうだ。 漫画
電子書籍の市場が確実に成長している。主にはコミックスがダウンロードされ、就寝前や移動中といった「すきま時間」に読む手軽さがうけているようだ。さらに、最近始まったiPhone向けの電子書籍サイトも好調で、「電子書籍と非常に親和性がある」という見方も出ている。 電子書籍市場の86%は携帯電話向け インプレスR&Dインターネットメディア総合研究所は2009年7月8日、日本の電子書籍の動向に関する調査を発表した。それによると、2008年度の電子書籍市場規模の推計は464億円。前年度と比べると131%増で、順調に成長していると指摘する。その中でも、市場を牽引しているのが携帯電話向けサービスで、全体の86%を占めている。同研究所は、J-CASTニュースに対して、成長の要因についてこう話す。 「08年度から徐々に出版社がコミックスのコンテンツ拡充に努めてきたことが挙げられます。サービス開始直後は過去の作
携帯サイトで見られるマンガや小説から青少年に悪影響を与えかねない過激な性描写や残虐な暴力シーンをなくそうと、モバイルコンテンツ審査・運用監視機構(EMA)は自主認定基準を作った。EMAが17日発表した。過激な描写を除くなど基準を満たしたウェブサイトをEMAが認定し、青少年も携帯電話から見られるようにできないか、携帯電話各社と協議している。 SNSなどの交流サイトは、書き込みの常時監視・削除などEMAの認定要件を満たしたサイトは昨年以降、携帯電話各社の閲覧制限(フィルタリング)から外れ、18歳未満の青少年も見ることができる。一方で、マンガや映像、文章などは成人向けの露骨な描写が含まれた作品と、そうでないものが混在するサイトが少なくない。EMAによると、こうしたサイトは一律に閲覧できない場合が多く、事業社側からも改善を望む声が寄せられているという。 EMAの基準では(1)性(2)暴力(3)
『MarkeZine』が主催するマーケティング・イベント『MarkeZine Day』『MarkeZine Academy』『MarkeZine プレミアムセミナー』の 最新情報をはじめ、様々なイベント情報をまとめてご紹介します。 MarkeZine Day
電子書籍ビューア「Book Player」を使い、auの電子書籍配信サービス「EZブック」のコンテンツをダウンロード・閲覧できる。無線LANに対応し、大容量コンテンツのダウンロードも快適に行えるとしている。和英・英和辞書など19種類の辞書をプリセットした。 画面を横向きにするとテンキーがQWERTYキーに変わる仕様で、PCのような感覚で操作も可能。フルブラウザ「PCサイトビューアー」新版を搭載し、YouTubeなどFlash動画の再生も可能だ。 日本版Kindleなるか 電子書籍は、米国で専用端末「Kindle」(Amazon.com)がヒットし、書籍市場を揺るがしているが、国内では専用端末は不振。ソニーや東芝、パナソニックが2003年ごろから投入していたが、端末やコンテンツの価格が高すぎたり、利用できる書籍数が少なすぎるといった問題が改善されず、普及が進まなかった。 その一方で、携帯電話
東芝製の「biblio」は、480×960ピクセルの“フルワイドVGA++”表示に対応した約3.5インチ液晶搭載の横スライド端末。タッチパネル操作に加え、縦方向ではダイヤルキー、横方向ではQWERTYキーになる切り替え式ハードウェアキーボードで操作できる。スマートフォン風のデザインだが、プラットフォームにはほかのauケータイと同じ「KCP+」を採用した。 →写真で解説する「biblio」(外観編) 無線LANを使い、高速かつ大容量のインターネットアクセスを快適に利用できるauの新サービス「Wi-Fi WIN」に対応。PCサイトビューアーには、Flash Video対応の「Opera 9.5」を採用し、動画共有サイトなどオープンインターネットならではのコンテンツを楽しめる。 さらに、auが提供する電子書籍サービスの「EZブック」を活用する新型の「Book Player」を内蔵。大画面+無線L
秋田書店は11日、大日本印刷(DNP)と共同で、過去の印刷アーカイブを使用して、休刊雑誌の電子書籍コンテンツ化を開始したことを発表した。 秋田書店が1974年に発行開始し、DNPが印刷を行っていた歴史雑誌「歴史と旅」(2003年休刊)の内容から、第1弾として、童謡詩人『金子みすゞ』の記事(2001年9月号特集)を、DNPがデジタル化を行う。そのデジタルデータを基に、DNPが出資している電子取次事業を行うモバイルブック・ジェーピー(MBJ)が携帯電話・PC向けコンテンツに、am3は「DSvision」向けコンテンツに、それぞれ加工。「あの人に会いたい!若き童謡詩人 金子みすゞ」(1コンテンツ)としてDNPが運営する携帯電話向け電子書籍サイト「よみっち」で5月15日より販売開始、am3がニンテンドーDS向けコンテンツ配信サービス「DSvision」で同日より販売開始する。価格はいずれも税別25
九州通信ネットワーク(QTNet)は16日、光ブロードバンドサービス「BBIQ(ビビック)」の利用者を対象に、パピレスと提携して電子書籍サービス「電子貸本Renta!」の提供を開始した。 「電子貸本Renta!」は、電子書籍をパソコンや携帯電話で一定期間、いつでも好きなときに借りて読めるサービス。レンタルできる電子書籍は、「コミック(漫画)」「小説」「写真集」などのジャンルで3,700冊を超える品揃えとのこと。今後も毎週約50冊を追加するという。会員登録は無料で、レンタル料金は48時間レンタル105円/冊〜、1年間レンタル315円/冊〜、シリーズ全巻を1年間レンタル3,045円〜などで、閲覧用チケット(1枚、3枚、11枚、33枚)を事前購入し、閲覧時に使用するシステムとなる。 利用にはBBIQ会員サイトから「電子貸本Renta!」会員の登録を行う必要がある。なお「電子貸本Renta!オープ
『MarkeZine』が主催するマーケティング・イベント『MarkeZine Day』『MarkeZine Academy』『MarkeZine プレミアムセミナー』の 最新情報をはじめ、様々なイベント情報をまとめてご紹介します。 MarkeZine Day
iPhoneさえあればどこでも手塚作品を堪能できる。(C)Tezuka Productions 大きなサイズで見る(全4件) 「週刊:手塚治虫マガジン」は、手塚作品が毎週自動的に配信されるアプリケーション。毎週火曜日に100ページ前後のマンガが配信され、ボリュームは十分だ。iPhone内には最新の更新分だけが記録され、過去の配信分は保存できない。また、バックナンバーも用意されない。 4月13日刊行の創刊号では、「鉄腕アトム」「火の鳥」「ブラックジャック」「どろろ」「空気の底」の5作品を配信。今後「リボンの騎士」「三つ目がとおる」や「ジャングル大帝」、また読み切り作品も加わる予定。 このアプリ、手塚治虫の生誕80周年を記念したサービスで、6カ月間は無料で楽しめる。10月以降は有料になるが、価格などは未定。入手はアップルのAppStoreから。なおWindows Mobile向けにも、同様のア
週刊手塚治虫マガジンを、紙のマンガそのままのレイアウトで読むことができます。 毎週配信される手塚治虫作品を、紙のマンガそのままのレイアウトで読むことができる iPhone アプリケーションです。 手塚治虫アプリを起動すると、自動的に最新号のデータをダウンロード。ツールバー左のボタンをタップすると、画面がクルリと回転して、ページ一覧を表示。いま読んでいるページは青く囲まれます。 一度ダウンロードすればオフラインで読めますが、100ページ以上のデータがあるためか、Wi-Fi 接続でもダウンロードにかなり時間を要します。 ツールバーのナビゲーションボタンやフリックでページを移動することができ、ダブルタップやピンチで文字を読みやすい大きさに拡大表示もできます。 本体を横向きに回転させると、ランドスケープモードで表示可能です。 毎週100ページ前後の手塚作品が配信され、最新号が出ると前の号は閲覧でき
AdobeはiPhone向け人気電子書籍リーダー「Stanza」のメーカーとともに、“1つのストアに支配されない”電子書籍出版システムを目指す。 米Adobe Systemsは4月8日、電子書籍リーダー提供企業の米Lexcycle、米非営利団体Internet Archiveらとともに、オープンな電子書籍出版システム「Open Publication Distribution System(OPDS)」に取り組んでいることを発表した。 米LexcycleはiPhoneとPC向けの無料電子書籍リーダー「Stanza」を提供している企業。Stanzaは複数の電子書籍ストアに対応するほか、Stanza Online Catalogの5万冊以上の無料書籍をダウンロードできる。 OPDSは、Atom配信フォーマットで記述されているStanzaを応用しており、コンテンツ制作者が電子書籍をシンプルなカタ
エキサイトと東京リーガルマインド(LEC)は、簿記3級対策を目的とした、iPhone/iPod touch用アプリ「LEC簿記3級100問ドリル」の配布を開始した。価格は600円。対応デバイスはiPhoneおよびiPod touch、動作環境はiPhone OS 2.2以降。ファイルサイズは0.4MB。App Storeからダウンロードできる。 仕訳問題100問を収録した「LEC簿記3級100問ドリル」 LEC簿記3級100問ドリルは、LEC東京リーガルマインドから発売されている簿記3級対策書籍「10日で合格(うか)るぞ!日商簿記3級光速マスター」と連動した仕訳問題を収録。100問すべての問題に対して「LEC東京リーガルマインド」講師による解説がなされている。また復習用に、「間違えた問題だけを解く」「前回の続きから解く」「カテゴリから選んで解く」といった解答モードが用意されている。 電卓が
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く