アメリカの高校生の多くにとって3月というのは、ドラマチックな月です。というのは、一部の学生が早期専願(アーリー・ディシジョンというもので11月出願、12月合否通知)で合格内定を貰っている一方で、レギュラースケジュールという通常の出願については、この3月末が合否発表のタイミングになるからです。昔は、毎日のように郵便受けを見に行って薄い封筒だとガッカリして、厚い封筒(入学手続き書類が入っている)が来ると飛び上がって喜ぶという感じでしたが、今はまず本人にメールが行くか、あるいは大学のサイト上の本人のアカウントを見て結果を知るというのが主流です。 ところで、アメリカの大学の新学年は8月下旬から9月のスタートです。にもかかわらず、ほとんどの合否通知が3月に行われるのはどうしてなのでしょう? 例えば、日本の場合ですと例えば国立大学(最近は独立法人だそうですが)の場合は、3月23日に後期の合格発表、翌日