――今後、どんな業界や銘柄に注目していますか? 山川:短期的にはマスクやテレワーク、動画配信など、「コロナの影響を耐え忍ぶ銘柄」がテーマになると思います。例えば、体温計だけでなく人工心肺装置なども製造しているテルモ(4543)や、医者向けの情報サイト運営をしているエムスリー(2413)、さらには、企業の販売債権を買い取って資金繰り支援を行う業務が中心のイー・ギャランティ(8771)が挙げられます。また、学校の休校が長引いていることから、オンライン英会話運営を手がけているレアジョブ(6096)にも注目しています。 パンデミック後、人々の価値観は変わるのか? ただ、こうした銘柄だけでは日本経済全体を押し上げるのは難しいでしょう。やはり中長期では感染拡大が終息するタイミングを見計らって、2019年までの主要テーマだった5Gや半導体、自動車・自動運転関連などの銘柄に資金が戻ってくるかがポイントにな
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